【進撃の巨人】ネタバレ最新86話「あの日」<あらすじ感想と考察>87話画バレ

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別冊少年マガジン11月号進撃の巨人ネタバレ86話

【進撃の巨人】ネタバレ最新86話
タイトル「あの日」

別冊少年マガジン2016年11月号(10月8日発売)掲載のあらすじと感想です。
単行本派の方はネタバレ回避してくださいね(ง ˘ω˘ )ว

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【進撃の巨人】ネタバレ最新86話「あの日」<あらすじ感想と考察>

<前回までのあらすじ>
多くの犠牲を伴いながらもシガンシナ区の奪還に成功した調査兵団。

85話「地下室」では『進撃の巨人』最大の謎とも言われてきた「グリシャの地下室」の秘密がようやく解明され、グリシャが秘匿していた3冊の本、そして壁の外には人類がいるという衝撃の事実を位置づける「写真」の存在が明らかとなりました。

グリシャの地下室で発見された「世界の真実」とは-
どのような歴史が隠されているのでしょうか

86話あの日の冒頭
© 諫山創・講談社

-この本を最初に手にする者が同胞であることを願う-

グリシャ「急げフェイ」
フェイ(グリシャの妹)「待ってよ 兄さん」

ガチャ・・・扉が開かれる

グリシャ
「早くしないと見えなくなるぞ」

グリシャの母
「待ちなさい二人共」
「外に出る時は腕章を忘れるなって言ってるだろ?」

フェイ、グリシャの腕に腕章をつける母


「…グリシャ」
「壁の外には絶対出るんじゃないよ?」

あの日の街並み

”私は まず何から語るべきか考え あの日を思い浮かべた”

グリシャ「わかってるよ 母さん」
フェイ「行ってきます」

”この世の真実と向かい合った あの幼き日を”

飛行船

家の外に出たグリシャと妹フェイは 空を飛ぶ飛行船に釘付けです

男性「危ないぞグリシャ 前見て歩け!」

グリシャ「ごめんなさい」

フェイ
「すごいなぁ…」
「あれどうやって飛んでるの?」

グリシャ
「あの中に水素がつまっててそれで浮いてるんだよ」
「プロペラは電池が動力源なんだってさ」

フェイ
「へぇー」
「誰が乗ってるの?」

グリシャ「そりゃ 金持ちだろ」

フェイ「おーい あぁ…行っちゃう」

飛行船に向かって全身で手を振るフェイ

飛行船を見上げるフェイ

フェイ
「いいなぁ いつか私もお金持ちになったらあの飛行船に乗れるかなぁ」

グリシャ
「…何言ってんだよ 俺達が金持ちになれるわけないだろ」

フェイ
「…うん でも… いいなぁ…あそこから 何が見えるんだろ…?」

壁の向こう

フェイ「行っちゃった…」

フェイの悲しそうな呟きを聞き、もっと飛行船を見せてやりたいと手を取るグリシャ

手を取るグリシャ

グリシャ「行くぞフェイ」
フェイ「え?」

グリシャ
「飛行船の発着場は近くにあるって先生が言ってたんだ 見に行こう」

フェイ
「えぇ? でもお母さんが壁から出たらダメだって…」

グリシャ「いいんだよ 少しだけなら!」

門番
「ん!?」
「待て お前ら!!」

グリシャ「すぐに 戻ります!」

タッタッタッ・・・壁の外へ走り抜けるグリシャとフェイ

マーレ人種の街並み

壁の外の風景-美しい建物の街並みに車が走る描写
グリシャとフェイは不安そうな表情で立ち竦んでいます

男性「どけよドブネズミ」

ドォ・・・
男性はグリシャに鞄を打ち付けながら通り抜けます

グリシャ「う!!」

男性
「なんだ 穢れた血か」
「こんな所をうろちょろと」

フェイ「…兄さん」
グリシャ「大丈夫だよ…もう慣れっこだろ?」

グリシャたちは”壁の外”の人間からは蔑まれているようです

グリシャ「ほら!もうあの土手の向こうだ!」

飛行船の発着所

土手を登ってゆくグリシャとフェイ
その川の先には飛行船の発着場があり、先ほど空を飛んでいた飛行船が停まっています

喜ぶフェイ

フェイ「おっきいなー」

歓喜に満ちたフェイの表情に、嬉しそうなグリシャ

「お前たちも飛行船を見に来たのか?」

土手の草むらに寝そべっていた治安当局の男
不意に驚くグリシャとフェイ

グリシャ「! は…はい…」

サッ・・・フェイを後に引き寄せます

グリシャ「!!」

起き上がる2名の治安当局者 一人は煙草を吹かしています

治安当局の男

治安当局A
「レベリオ収容区の者だな? 外出許可証を見せろ」

グリシャ「え…え~~~と…」

蒼ざめた表情で上着のポケットをゴソゴソと探るグリシャ

強ばるグリシャ

グリシャ「…… 持ってません」

治安当局A「無許可で市内に入ったんだな」
グリシャ「…はい」

治安当局A「では どうなるかわかっているな?」
グリシャ「…はい」

治安当局A「労働か?制裁か?」

グリシャ「… …制裁を…」
フェイ「兄さん…!?」

治安当局A「ほぉ…親に迷惑は掛けたくないか」

グリシャ
「…はい」
「僕が妹を無理やり連れ出しました 妹の分も僕に制裁を下さい」

治安当局A「わかった」

制裁されるグリシャ

ドッ

グリシャの胸倉を掴み膝で脇腹を殴りつけます

フェイ「兄さん!!」

治安当局A「もう一発だ」
グリシャ「うぅ~~~」

治安当局B
「まったく…容赦ねぇな クルーガー」
「ほら お嬢ちゃんは先に帰ろうね」

フェイの手を取り歩いてゆく治安当局B


クルーガーとグリシャ

制裁を受け土手に蹲っているグリシャ
クルーガーは煙草を吹かしながらグリシャに話し掛けます

治安当局A:クルーガー
「腕章を外さなかったことは賢い」
「たとえガキでも外で腕章を外したエルディア人は『楽園送り』だからな」

グリシャ「もう…帰ります…」

身体を起こすグリシャ

クルーガー
「待て 飛行船を見に来たんだろ?せっかくだから見て行けよ」

クルーガーの横で飛行船を見ているグリシャ

-家に帰ると 妹は いなかった-



妹フェイの亡骸

-妹は翌日 川で発見された-

血塗れの姿で草むらに横たわるフェイの描写

グリシャの両親と治安当局

グリシャの自宅では クルーガーと治安当局Bの男が両親とフェイの経緯を話しています

治安当局B
「何度も説明した通り 私があの子を送ったのはレベリオの手前までだ」
「仕事が忙しくてな」
「そもそもエルディア人の子供が許可も無く街をうろつくのが悪い」

「お前の息子は自分の一族の立場をよく理解していないようだが…」
「しっかりお前らの先祖が犯した過ちは教育しているんだろうな?」

「それが十分じゃないなら しっかり首輪で繋いでおけ」

”私には この「マーレ治安当局」の男が嘘をついていることがわかった”
”彼らは仕事をサボって川原で寝ていたのだ 忙しかったわけがない”

”母は悲しみに暮れ 父は この男達にへり下った”

グリシャの父
「ご指導いただきありがとうございます」
「我が愚息の方には私から教育し直しておきますので どうかご安心ください」

憎しみを露わにするグリシャ

”私は 父に この男に 目眩のするような憎しみを覚え
それ以上に-自分の愚かさを呪った”

ユミル・フリッツ

ユミル・フリッツ

グリシャの父
「今から1820年前 我々の祖先『ユミル・フリッツ』は『大地の悪魔』と契約し力を手に入れる」

「それが巨人の力だ」

「ユミルは死後も『九つの巨人』に魂を分け エルディア帝国を築いた」
「エルディアは古代の大国マーレを亡ぼしこの大陸の支配者となる」

エルディア人の歴史を読み聞かせる父

「そこからは暗黒の時代だ」

「巨人になる力を持った『ユミルの民』は他の民族を下等人種と決めつけ弾圧を始めた」

「土地や財産を奪いいくつもの民族が死に絶える一方で
エルディア人は他民族に無理やり子を産ませユミルの民を増やした」

「その民族浄化が約1700年間続いた」

「だが かつての大国マーレは増長を極めたエルディアに内部工作を挑み それがもたらした内戦でエルディアの弱体化に成功した」
「さらには『九つの巨人』の内の七つを手駒に従え80年前の『巨人大戦』に勝利したのだ」

パラディ島の地図

「フリッツ王は残された国土『パラディ島』に三重の壁を築き国民と共にそこへ逃げ込んだ」
「だが全員ではない 我々非マーレ派のエルディア人残党は 奴らに見捨てられこの大陸に取り残された」

「本来なら…我々はマーレによって根絶やしにされてもおかしくない立場だ」
「だがその発想こそが我々が悪魔の末裔である由縁であろう」
「寛大なマーレは我々を殺さずに生きる土地を与えて下さったのだ」

”娘を失った直後の父親にしては饒舌だった
ご主人様の言いつけを守り嬉々として己の祖先を卑下する姿は 犬さながらであった”

グリシャ「あの男は嘘をついていた」

その一言に振り向く母

グリシャ
「何か都合の悪いことがあるから嘘をついた」
「あの男は何かを知っている」

父「言うな この建物は壁が薄い」

グリシャ「きっとあの男がフェイを-」

怒鳴る父

「黙れ!!」

ガタッ・・立ち上がり身を乗り出す父

父の癇癪に目を見開くグリシャ


「…言っただろ? 我々の祖先は大罪人なんだ」
「優生思想に走り民族浄化をやった この体にはその悪魔の血が流れているんだよ」

主張するグリシャ

グリシャ
「俺もフェイもそんなことしてない!! 街を歩いただけだ!!」

両手でドンッと机を叩き付けるグリシャ


「…お前は何だ? そんなに父さんと母さんと一緒に『楽園』に行きたいのか?」

『楽園』と聞き言葉を失うグリシャ


「『イェーガー一家は治安当局を疑い恨みを抱いている』そんな噂が流れただけで我々はおしまいだ」

涙を流し見つめる母

「いいかグリシャ?我々が直接の加害者じゃなくても 被害を受けた側の長い歴史にとってみれば関係無いことだ」
「我々にできることは…この収容区でただ慎ましく 沈黙し…生きることだ」

グリシャに視線を向ける父

「頼むから…父さんと母さんをフェイと同じ目に遭わせないでくれ…」

フェイを死に追いやったのは自分だと…蒼白の表情のグリシャ

納得するグリシャ

グリシャ「うん…わかった」


”間違っているのはどちらだろうか
私か この世界か 恐らくは両方だろう”

”私は無知で愚かで 世界は理不尽で狂っている”

己の道

医者となったグリシャ

”私が己の道を見つけたのは18の時 何の感慨もなく父の診療所を継ごうとしていた頃だった”

グリシャ
「この十字の切り傷は…どうしました?」

診療所にて患者を診察するグリシャ
患者の右肩には十字の傷が記されています

男「これは同胞の証です」

グリシャ「…… …はぁ」

反マーレの男

「あなたの妹はマーレ当局の男に殺された」

男の突然の言葉に表情が変わるグリシャ

「我々にはマーレ政府の内通者がいます その者がそう言ってました」
「我々に協力すれば 詳しい話をお聞かせしましょう 我々『エルディア復権派』に力を貸すなら」

患者の男は『エルディア復権派』と呼ばれる反体制地下組織の者だったようです

”私が医療従事者であること 私がマーレ政府に強い憎しみを抱いていること その二点に注目した反体制地下組織「エルディア復権派」が私を勧誘しに来た”

「エルディア復権派」の隠れ家で話を聞くグリシャの描写

”そこで妹の事件の真相を知った時 心に誓った”

本当の悪魔

”本当の悪魔は どちらか教えてやる 我々の祖先がやったことは正しかったのだ”

”再び世界を正すためには エルディアを復活させなくてはならない”

内通者フクロウ

マーレ政府の内通者は「フクロウ」と呼ばれ 姿を見せることなく復権派を導いた
我々に武器や資金を流し 今のエルディア人が知り得ない歴史文献を提供した

グリシャ
「見ろ!これが真実だ!」
「我々の始祖ユミルは巨人の力に目覚め 荒れ地を耕し 道を造り 峠には橋を架けた」

始祖ユミル

「つまり始祖ユミルが人々にもたらしたものは富だ!人々を豊かにしこの大陸を発展させたんだ!!」

エルディア復権派
「やはり俺達が学校で教わった歴史はすべてマーレに都合のいい妄想だったわけか!!」
「そうだ!!馬鹿どもは騙せても!!俺達 真のエルディア人は騙されないぞ!!」

男「しかしグリシャ よく この古語が読めたな」

グリシャ
「いいやまだ殆ど解読できてないんだ」

「…?では なぜ真実がわかった?」

グリシャ
「? そんなこと すぐわかるだろ?」

レジスタンス

「なぜなら俺は始祖ユミルを信じている!!俺達は選ばれし神の子!!ユミルの民だ!!」

おぉぉぉおぉぉぉ

ダイナ・フリッツ

復権派メンバー
「同志よ!!フクロウが人を遣わしたぞ」

ダイナ・フリッツ

ダイナ・フリッツ
「皆さん 始めまして こんなにも多くの同志と出会えて光栄です」
「私はダイナ・フリッツと申します 王家の…血を引く者です」

”私は運命に導かれるままに その身を委ねた”

-巨人大戦末期 島に逃れることを拒み大陸に留まった王家の一族が存在した
その末裔は現在 彼女一人のみとなっていた

彼女らの一族はエルディアが再び立ち上がる日を待ち続け
王家の持つ巨人の情報と共に収容区に潜伏していた

彼女が復権派にもたらした情報は まさしく勝利への活路だった

グリシャ
「間違いない!!」
「フクロウが流したマーレ政府の情報と照らし合わせてはっきりした!!」

『始祖の巨人』

グリシャ
「フリッツ王が壁の中に持ち去った『始祖の巨人』!!これこそがエルディア復活の鍵だ!!」
「『始祖の巨人』は他の巨人すべてを支配し操ることができる!!これさえ手にすれば我々は再びマーレを討ち滅ぼすことができる!!」

男「しかし…フリッツ王はそのような絶対的な力を持っておきながら なぜ島まで退くことに…?」

ダイナ
「それは…戦うことを否定したからです」

「そもそも『巨人大戦』とは145代目の王が『始祖の巨人』を継承したことが始まりですが
それまでも八つの巨人を分けた家同士では争いの絶えない時代が永らく続いていました」

壁の中の巨人たち

ダイナ
「それでも王家が『始祖の巨人』を呈することでエルディアは均衡を保つことができていたのです」
「しかし145代目はその役目を放棄し辺境の島に都を移しました」

「私の家とはそこで折り合わず決別することになりました」
「私達の…この…惨めな日々は 王が争いから目を背けたことから始まったのです」

-暗く顔を下ろすメンバーたち

戦いを決意するグリシャ

グリシャ
「戦おう」

「やるべきことは明確だ 我々を見捨て壁の中に逃げた王から『始祖の巨人』を取り戻す」
「そして我々エルディアの民のために大陸に踏み留まった真の王家に!!『始祖の巨人』をお納めするのだ!!」

「同志諸君よ!!マーレを打倒し!!偽りの歴史を正し!!エルディアの誇りを取り戻すのだ!!」

ガタッガタッガタッ 
-グリシャの声明に立ち上がる同志たち

グリシャ
「同志諸君よ!!我々エルディアが復活する日まで戦い続けるぞ!!」

おおぉぉおお
同志たちの賛同の声が響き渡ります-

ジークとダイナが結婚

-翌年私達は結婚し 男子を授かった-

ジーク

赤ん坊のジーク

名はジーク

グリシャ
「王家の血を引く子だ… きっと この子は私達を勝利に導いてくれるぞ」

涙を浮かべ赤ん坊を抱くグリシャ

-時代は移り 人は変わる
世の中が急速に発展してゆく頃 エルディア復権派は転機を迎える-

家族の写真

父グリシャ、母・ダイナ・フリッツ、息子・ジーク
家族の「写真」が撮影されています-

転機

マーレ政府の演説

マーレ政府
「聞けエルディア人よ!!」
「我々マーレ政府は 貴様らユミルの民から『マーレ戦士』を集う!!」

「この度マーレはパラディ島に逃げた悪の化身フリッツ王から宣告を受けた!!
近くエルディアは世界を支配し再び恐怖でこの大陸の覇者として君臨すると!!」

「我々はその浅ましき野望を打ち砕くべく!!
これより数年をかけ大陸各地の収容区から戦士を選出しこれに備える!!」

「集いし戦士は五歳から七歳の健康な男子女子とする!!
されど!!選ばれし戦士は極少数に限られる!!」

七つの巨人

「なぜなら戦士は- 我々マーレ政府の管理下にある-『七つの巨人』を継承するに値する器でなくてはならないからだ!!」

グリシャ「!!」

マーレ政府
「なお選ばれし戦士となる一族には「名誉マーレ人」の称号を与え この国での自由を保証する!!」
「エルデイィア人よ!!今こそマーレに忠誠を示したまえ!!」



-エルディア復権派のメンバーが集まり議論しています-

エルディア復権派メンバー

エルディア復権派
「どういうことだ?」
「フリッツ王が宣戦布告したのか!?」

ダイナ
「いえ…それは考えにくいことです」

「一体何が…」

ガチャ・・扉が開きフクロウからの伝達の書面が届けられます

「来たぞ!!フクロウからだ!!」

グリシャ「…読むぞ」

「今回マーレ政府が動き出した理由それは…来る資源争奪の時代にいち早く対応するためである」
「知っての通り近年の軍事技術は目覚ましい進歩を遂げている」

軍事背景

「今日のマーレを世界の指導者たらしめる力『七つの巨人の力』が絶対でなくなる日も近い
これからは燃料を背景とする軍事力が物を言う時代と移りゆくだろう」

「その時代を迎えるにあたり莫大な化石燃料を埋蔵するとされる パラディ島は決して無視できるものではなくなった」

「しかしパラディ島を征服するのは未だ容易なことではない
依然フリッツ王は壁に籠もったまま音沙汰がないが 80年前に言い残した言葉がある」

巨神兵たち

「今後我々に干渉するなら 壁に潜む幾千万の巨人が地上のすべてを平らにならすだろう」

「この脅威が健在であるうちは 何人たりとも正面から手出しはできない
つまりマーレ政府の目的は我々と同じ フリッツ王を刺激せぬように壁内に侵入し

「『始祖の巨人』を奪還することである」

まさかのマーレ政府の本意に沈黙するメンバーたち

「どうする…このままじゃ 我々の計画が…」
「あと数年でマーレに先を越されてしまう…」
「そうなったらもう…!永久にエルディアは日の目を見れないぞ…!!」

思案するグリシャ

グリシャ
「いや…我々にも手段は残されている」

ジークをマーレの戦士に

「我々の息子ジークを『マーレの戦士』にするのだ」

こうして私は息子にエルディアの誇りを託しつつも
敵国に忠誠を誓うマーレの戦士になるよう仕向けた

果たして私は あの日の愚かな子供のままだったのだろうか
息子は七つになった頃 私達夫婦をマーレ政府に密告した

楽園に送られるグリシャたち

我々エルディア復権派は全員「楽園」に送られた
パラディ島を永遠に彷徨う人喰い巨人となるべくして


”エルディア人がエルディア人を食べる 最悪の悲劇の始まり…”

▼▼次号87話へ続きます!!!!▼▼

【進撃の巨人】ネタバレ最新86話「あの日」<感想と考察>

▶▶現在公開可能な情報と注目ポイント

  • 壁の外の世界の歴史
  • 「九つの巨人」と「マーレの戦士」
  • ユミル・フリッツ
  • グリシャの半生
  • 「フクロウ」はクルーガー
  • 楽園と呼ばれる「パラディ島」
  • ダイナ・フリッツはカルラを捕食した巨人

グリシャの地下室に隠されていた「壁の外の世界の真実」とは-?

今回これまで作中では明かされることのなかった「壁の外の世界」、そしてグリシャの半生が明らかとなりましたね!

『進撃の巨人』の壁の中の世界観から一気に広がった「壁の外の世界」の描写は、どこか異世界のような感覚を感じた方も多いのではないでしょうか。

今回は解説も交えて、気になった点を綴っていきたいと思います。

※今回明らかとなった情報が多い為、別記事にてまとめるかも知れません


「壁の外の世界」登場人物と用語をまとめはこちら
壁の外の世界
© 諫山創/講談社 『進撃の巨人』86話「あの日」では、グリシャの本の内容から「壁の外の世界」が一気に解明しましたね! 古代大国マーレ、エルディア帝国など、これまで...

壁の外の世界の歴史

あの日の街並み

「私は人類が優雅に暮らす壁の外から来た 人類は滅んでなどいない」

-空を飛ぶ飛行船、街には車が走り悠々と暮らす人々-
「壁の外の世界」では、グリシャの写真に記された通り”優雅に暮らす人々”の描写が見られます。

壁の外の世界ではどのような歴史背景があったのでしょうか?
今回のグリシャの回想から明らかとなった「壁の外の世界」をまとめてみました。

■壁の外の歴史
ユミル・フリッツ

  • 1820年前、ユミル・フリッツは「大地の悪魔」と契約し「巨人の力」を手に入れた
  • ユミル・フリッツは死後「九つの巨人」に魂を分けエルディア帝国を築いた
  • エルディア帝国(ユミルの民)は古代の大国マーレを滅ぼし大陸の支配者となる
  • 巨人の力を持つユミルの民は他民族を弾圧・民族浄化が約1700年続く(マーレの歴史文献)
  • 街を豊かにして大陸を発展させた(フクロウの送った歴史文献)
  • 80年前 マーレは内戦を仕掛け、エルディアから「7つの巨人」を奪い『巨人大戦』に勝利した
  • 敗戦したエルディア帝国フリッツ王はパラディ島に三重の壁を築き逃亡した

※年号はグリシャの年少期から起算しています

壁の外の世界では、2000年以上続くとされるフリッツ王家と、古代大国マーレとの二大勢力の戦いが続く中、ユミル・フリッツは大地の悪魔と契約し「巨人の力」を手に入れ大陸の支配者となります。

ユミル・フリッツは死後「九つの巨人」に魂を分けますが、巨人同士の争いも絶えず、マーレ国に内戦を仕掛けられ「九つの巨人」の内「七つの巨人」を奪われ『巨人大戦』に敗戦します。

『巨人大戦』に敗れた、145代フリッツ王(「始祖の巨人」を所持)と少数の血族らはパラディ島に三重の壁を築き籠城した。

簡潔にまとめてみると、このような歴史背景でしょうか。

因みに「巨人の力」を持つユミルの民は他民族を弾圧・民族浄化したのか、街を豊かにして大陸を発展させたのかは、マーレ側と内通者フクロウが用いた歴史文献によって異なるようですので、正確な情報かは不明です。

▼▼▼
始祖ユミル

さらに「エルディア復権派」へフクロウが送った歴史文献に書かれた内容がしっかりと解読されず流された点も気になりますね。

ユミル・フリッツ

ユミルフリッツの描写

今回「巨人の力」を手に入れたという、ユミル・フリッツという女性(推定)が初登場しています。
”ユミル、ユミルの民”というワードから、ユミルと関連があるのではと容易に想像されますが、その関係性については不明です。

▼▼▼
絵本の女の子
『進撃の巨人』第13巻54話「反撃の場所」より

また、マーレ国の歴史書に登場している絵柄の構図は、54話「反撃の場所」にてフリーダがヒストリアに読み聞かせていた絵本の構図と似ていますね。

そしてユミル・フリッツが契約した「大地の悪魔」とは一体何なのか?
巨人化の魔法をかけるファンタジーではなく、人間が巨人化する兵器を造り出した組織たるものが存在するのかも知れません。


「ユミルの民」についてはこちら
© 諫山創/講談社 【進撃の巨人】第5巻 ネタバレ特別編「イルゼの手帳」 この特別編「イルゼの手帳」は、通常連載している別冊少年マガジンではなく 週刊少年マガジン...

「九つの巨人」と「マーレの戦士」

九つの巨人

壁の外の歴史文献から、ユミル・フリッツは大地の悪魔と契約し「巨人の力」を手に入れ大陸の支配者となったのち、死後「九つの巨人」に魂を分けエルディア帝国を築いたと記されています。

マーレの戦士の条件

そして「マーレの戦士」には、なぜ敵国であるエルディア人から選出するのか?
5歳~7歳の健康な男子女子といった条件など気になる点もありますが、「巨人の力」を継承する上で必須条件なのかも知れません。

また、この時選ばれた戦士はジークの他、ライナー、ベルトルト、アニ、マルセル(ユミルに捕食され死亡)であることは明確ですね。

▼▼▼
四足歩行巨人

さらに「九つの巨人」の絵柄に四足歩行の巨人もいることから、ウォールマリア奪還作戦で登場した「四足歩行巨人」もマーレ戦士として含まれていそうです。

「九つの巨人」
■エルディアが所持する「二つの巨人」継承者

  1. ユミル・フリッツ→「始祖の巨人」継承者~
    →ウーリ・レイス→フリーダ・レイス→グリシャ・イェーガー→エレンへ
  2. <もう1人>?ダイナ・フリッツ?→グリシャ・イェーガー→エレンへ

  3. ■マーレが所持する「七つの巨人」継承者

  4. 獣の巨人→ジーク戦士長
  5. 鎧の巨人→ライナー・ブラウン
  6. 超大型巨人→ベルトルト・フーバー
  7. 女型の巨人→アニ・レオンハート
  8. マルセル(ベリック/ユミルに捕食され死亡)→ユミル
  9. 四足歩行巨人→?
  10. <もう1人>→?

グリシャの半生

■グリシャの半生
喜ぶフェイ

グリシャは壁の外の世界の大国マーレ支配下の収容所で暮らすエルディア人であり、妹フェイの無残な死や理不尽な迫害等を原動に、エルディア復権を目指す「エルディア復権派」として活動することとなります。

その後「エルディア復権派」の元へ来訪した王家の一族の末裔であるダイナ・フリッツと結婚し、ジーク(獣の巨人)を授かったグリシャですが、「エルディア復権派」同様フリッツ王の持つ「始祖の巨人」の奪取を企むマーレ国と対峙するべく、息子ジークにエルディアの未来を託し敵国の戦士「マーレの戦士」として送り込みます。

「マーレの戦士」となったジークは「エルディア復権派」を密告し、グリシャやダイナ「エルディア復権派」のメンバーは全員人食い巨人となり、「楽園」と呼ばれるパラディ島に送られます。

これまでグリシャに関しては謎が多く、グリシャは未来から来た説や、グリシャが巨人化注射を造っている等様々な説がありましたが、今回のグリシャの回想から多くの謎が解明されましたね!

壁内に来訪したグリシャは、壁の外で家族と優雅に暮らしているにも関わらず、何故壁内でカルラと結婚し定住したのかといった点も疑問でしたが、まさか息子に密告され巨人となり追放されたとは驚きです…!

▼▼▼
ですがまだ多くの謎も残されています。

icon-question-circle「楽園」で彷徨うグリシャは誰(知性巨人)を捕食して人間に戻れたのか?
icon-question-circle 巨人化したグリシャはどのように壁内へ「写真」を持ち込めたのか?
icon-question-circle グリシャはなぜレイス家を襲ったのか?

疑問点を挙げれば限がありませんが、今後グリシャの回想から明らかとなっていくのではないでしょうか。
これまでの謎が明らかとなった反面、新たな謎が浮上したように思えますね。

「フクロウ」はクルーガー?

クローガー

「フクロウ」と呼ばれるマーレ政府の内通者は、グリシャの妹が治安当局者に殺された経緯を知り、グリシャがマーレ政府に強い憎しみを抱いている事を存知している人物から推定してみると、現場にいたクルーガーが「フクロウ」ではないかと思われます。

エルディア復権派に情報を流す目的は不明ですが、マーレ国やエルディア復権派と同じく「始祖の巨人」を奪取することが目的かも知れませんね。

楽園と呼ばれる「パラディ島」

パラディ島の地図

これまでエレンたちがいる壁の場所については、第四の壁がある説や、物理的な壁という意味で断崖絶壁や離島などを予想してきましたが、今回「パラディ島」という離島であることが判明しました!

『進撃の巨人』のモデルとして有名なドイツのネルトリンゲンではなかったようですねw

さらに地図を見てみると、「パラディ島」の隣の大陸には「マーレ国」が位置することから、双方は近い距離にあるようです。

マーレ国は大陸の一つですので、他にも国が存在しているのかという点も気になりますね。

パラディ島の「パラディ」の語源は、フランス語で”paradis(パラディ)=「楽園」”の意味で、paradise(パラダイス)の語源は古代ペルシャ語で「壁に囲まれた」または「壁をめぐらせた」という意味だそうです。名称としても合致しますね。

「進撃文字」についてはこちら
進撃の巨人の背表紙
【進撃の巨人】コミックスの表紙と「ニセ(嘘)予告」に続き、今回は表紙を外した背表紙(裏表紙)に書かれた”カタカナ逆さ文字”いわゆる「進撃文字」を詳しく解説していきたいと思い...

ダイナはカルラを捕食した巨人?

>ダイナはカルラを捕食した巨人

そして今回読み進めていて「この人誰かと似ている…」と感じた方も多いのではないでしょうか。

そうです!
ダイナ・フリッツがカルラを捕食した巨人ではないでしょうか…!?

ジークの密告により人食い巨人となり「楽園」送られたグリシャやダイナ・フリッツ「エルディア復権派」のメンバーたち。
つまりこれまで作中で登場しエレンたちと対峙している可能性はあり得ます。

▼▼▼
ミーナを食べた巨人

他にも「エルディア復権派」メンバーに似ている顔がちらほら…。

これが事実だとすれば、グリシャの前妻であったダイナが巨人となり、再婚した妻のカルラを捕食するという因縁の図となりますが、今回登場した「九つの巨人」の一人にダイナ・フリッツも含まれているなら、「楽園」で無知性巨人となったグリシャがダイナを捕食して知性巨人となった可能性も考えられますので悩ましい所です。

因みにカルラ・イーターが登場したのは『進撃の巨人』第1巻2話「その日」ですので、今回のタイトル「あの日」との対比も考えられます。
この相関関係が連載当初から組み込まれていたと思うと、諫山先生の構成力に驚愕しますね…!

▼▼▼▼▼

今回の86話では、グリシャの回想から「壁の外の世界」の背景が一気に明らかとなりましたね!

『進撃の巨人』世界観とは違う時代背景と思われる「壁の外の世界」ですが、国や人種の争い、やはりここでも壁の中同様人同士の争いがキーポイントとなっている印象です。

次号87話では、巨人となり「楽園」に送り込まれたグリシャたちの行く末が描かれるのでしょうか?

次号の展開に期待です!

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20コメント▶【進撃の巨人】ネタバレ最新86話「あの日」<あらすじ感想と考察>87話画バレ

  1. 進撃の兵士 より:

    飛行船やら、街の風景やら進撃の巨人の世界観と全く違って驚いた。
    ALWAYSか!しかしスゴイ展開だ。

  2. 猿の戦士 より:

    ジークが持ってる猿のぬいぐるみwww
    猿が好きだから獣の巨人になったのか?

  3. のん より:

    衝撃的な展開ですね。
    こんな伏線がというか、やはりジークとエレンは異母兄弟で、グリシャの願いの為に産みだされた悲劇の子な気がします。カルラさんの事も気になりますが(´Д` )
    再婚だったなんてショック多いな今回

  4. ムーン より:

    今回は進撃の巨人の風呂敷を一気に広げた感じですね。
    自分の思想のために子供を敵国に送り込むグリシャの行動に震え上がりましたよ。本当にジークとエレンは悲劇の子だと思いますね。

  5. サシャの芋 より:

    これまで信じてきた世界を足元から覆されるような展開にただただ困惑中です。処理しきれないほどの情報をガツンと一気に叩きつけられた感じで・・・(^^;
    まさにエレンらがグリシャの本を読んだ時と同じような衝撃を受けてます。これも作者に仕組まれているのでしょうか?

  6. 進撃の兵士 より:

    他のまとめブログでフライングバレされまくっててそれら見ても全く頭に入ってこなかったけどここ見たらかなりすんなり理解出来た気がする。まあまとめとガチレビューで比較すんのもアレですが

  7. フクロウ より:

    こちらのブログは初めてですが、分かりやすくまとめてもらえて助かります。
    マーレ、フクロウ、グリシャの語る歴史も主観が含まれるものでどれが正しいとも言えないのですが、それらをふまえた上でまとめられてるので、大変参考になります。
    他にも国はあると思いますし、フクロウはマーレとも違う勢力かという視点も同感です。

  8. まる より:

    エルディア復権派のメンバーの十字の印は、もしかしてミカサの東洋の一族の印でしょうか?そうなると、グリシャとミカサの家は往診という形で連絡を取っていたのかも知れませんね。

  9. 進撃の兵士 より:

    マーレはアフリカ大陸でパラディ島はマダガスカルではとツイッターで見かけたけど、進撃の世界ほど雪は降らないから違うのかな。まぁモデルというだけで現実と同じではないだろうけど。

  10. 進撃の兵士 より:

    ユミル=ユミル・フリッツなのかな。ユミルの手紙の内容が気になる。

  11. 進撃の兵士 より:

    ダイナとカルラ・イーター並べるとやっぱり似てるね~ となると、グリシャは誰食べて知性になったんだろ。

  12. 進撃の兵士 より:

    カルライーター=フリッツ家の血が入った巨人ならエレンパンチの後にエレンが座標の力を使えたことと関連があるのかな
    その場合クリスタルート一直線になりそう

  13. 進撃の兵士 より:

    12
    それな。フリッツ王家の血筋のカルライーターと始祖の巨人持ちのエレンが接触したことで、座標がビリッと発動はありそう

  14. 進撃の兵士 より:

    レイス家が実は偽物の王で、真の正統な王家はフリッツ王家と言う可能性もあるのでは?
    レイス家は分家で、血筋的に継承させたのかも知れないし。自分はここらへんが謎です。

  15. 進撃の兵士 より:

    9つの巨人のところで思い出したのですが、コニーの母親がなぜ巨人化したのかがまだ不明なままですよね?
    おかえり、という言葉を発してたので知性巨人といえば知性巨人?
    まだまだ謎だらけですね・・・

  16. 進撃の兵士 より:

    15
    ラガゴ村のケースは「猿が壁の中に巨人を発生させた、威力偵察ってとこだ」ってユミルが発言してたし、マーレ側が注射以外で拡散させる兵器を開発したのかも?マーレ側の「フツウノキョジン」兵器は夜も動けて喋れるとか。

  17. センズ(肉)マン より:

    グリシャの妹がエグい殺しかたww
    やばい
    (○_○)

  18. 進撃の兵士 より:

    今回登場したフリッツ王の「始祖の巨人」はなぜレイス家に継承したのか疑問。それともフリッツ=レイスなのか。早く続きを読みたい!

  19. 進撃の兵士 より:

    そもそもグリシャは無知性巨人にならなかったのでは?それで身近にいた登場人物の中に知性巨人がいて捕食したとか

  20. 進撃の兵士 より:

    19
    それならダイナ=カルライーター説も生きるし納得
    となるとフクロウが知性巨人・・?

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