『進撃の巨人』第5巻 ネタバレ
特別編「イルゼの手帳」
この特別編「イルゼの手帳」は、通常連載している別冊少年マガジンではなく、週刊少年マガジンに出張掲載された特別編です。
『進撃の巨人』ネタバレ特別編「イルゼの手帳」のあらすじ
今から100年以上前 “巨人”という天敵の出現により絶滅寸前まで追い詰められた人類は
強固な壁を築くことで安息の領域を手に入れた
しかしすべての人類が壁の中だけの世界に妥協したわけではない
安息の領域から巨人の領域に踏み出した者達がいる
調査兵団と呼ばれる組織である
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ウォール・ローゼ壁外の平原-
息を切らせ走るイルゼ・ラングナー
震える手で壊れた立体起動装置を外し、スッと手帳を取り出し何かを書き始めます
私は屈しない
ゴオオオ
イルゼ「ひッ…」
ドン ドオッ
巨人に遭遇したイルゼ
巨人が襲い掛かり、そのまま樹木にぶつかりへたり込みます
巨人「ふーふーふー(巨人の息)」
ハアッハアッ
イルゼ「わ…わ…わたし…は屈しない…」
ブルブル
「う…」
巨人「う…う~…ユ…ミル…の…たみ……」
ズズズズ
イルゼ「…今…」
「ユミル…さま…よくぞ…」
イルゼに頭を垂れる巨人
その光景に呆然とするイルゼ
イルゼ「……」
「ユミルの民」「ユミル様」「よくぞ」
イルゼ「あ あなた達は何?」
巨人「う~ う~~~」
「どこから来たの?」
「う~~」
「どうして私たちを食べるの?」
イルゼ
「どうして私達を食べる!? 何も食わなくても死なないお前達が!!…なぜだ!?」
「お前らは無意味で無価値な肉塊だろ!! この世から消え失せろ!!」
「う~~う~~」
ブチブチ ブチッ
両手で顔面の皮膚を鷲掴みにする巨人
ブチッブチッと皮膚が剥がれ鮮血が飛沫をあげています
「え…?」
ブチッブチッ
イルゼ「何…!?何なの!?」
ダッ
戸惑いながらも立ち上がり、一気に逃げる
イルゼ「何で!?何が…!?」
ハアッハアッ
巨人の瞳が逃げるイルゼを捉えます
ドッ ドオッドオッ
森の出口を目指して駆けるイルゼ
背後から巨人が追いかけてきます-!
イルゼ「いぃぃ!!ああ!? ああああ」
グググ
「うっ」
グッ パキッパキッ パキッ
イルゼが振り返ったその瞬間-
巨人に鷲掴みにされ食われてしまいます
そしてイルゼを捕食する巨人の表情はどこか悲しげです-
手帳
――現在 スッと手帳を拾うハンジ
ハンジ
「これは…34回目の腕章
1年前に死んだ兵士ね…名前は イルゼ・ラングナー
ジャケットだけ回収しましょう これ以上留まるのは危険だし」
「リヴァイ?それは?」
リヴァイ
「これは… イルゼ・ラングナーの……戦果だ」
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-第19話「まだ目を見れない」へ続く-
ここに出てくる巨人は、ユミルの隣で巨人にされた人かなぁ?
画がにている。