進撃の巨人第100話

【進撃の巨人】ネタバレ最新100話
タイトル「宣戦布告」

別冊少年マガジン2018年1月号(2017年12月9日発売)のあらすじ感想と考察です。
未読の方はネタバレ回避してくださいね。

別冊少年マガジン情報局

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『進撃の巨人』ネタバレ100話「宣戦布告」のあらすじ感想と考察

反逆者にされるエレン

前回までのあらすじ

四年の歳月を経て再会したエレンとライナー

怯えるライナーを冷静に見据えるエレンは、マーレに来た理由を「お前と同じ、仕方なかったから」と告げます

一方「舞台」の観覧席には、マーレ軍の元帥や各国の大使に名家の数々、全世界の主要新聞社がエルディア人の住むレべリオ収容区に集結

錚々たる要人達を前に、タイバー家当主ヴィリーによって、これまでの歴史は偽りであり、マーレを復興に導いたのはフリッツ王だと「巨人大戦」での真実が語られます

混乱する人々を前に、さらに演説を続けるヴィリー

平和を成就していたフリッツ王から「始祖の巨人」を奪い、世界を再び戦乱の危機に晒す人物
エレン・イェーガーという反逆者がいることを掲げますが…

●物語は、ヴィリーとマガトの回想から始まります-

-数日前-

ヴィリー
「…やはり 狙われるとしたら演説の最中だろうか」

街を走る馬車の室内では、ヴィリーとマガトが「祭事」での防衛策について話しています。

舞台には、マーレ軍幹部が公の場へ一同に会するまたとないチャンス
マガトは直前まで移動経路を公にしない習わしを防衛策として提案します。

奇襲が予想される舞台の「特等席」へ軍幹部をまとめるよう指示するヴィリー

タイバー家はこれまで世界の上層階級と交流を深めることでエルディア人の地位向上に努め、パラディ島の動きも監視していましたが
気付いた時には敵は海を渡り、首元まで迫っており、いつ奇襲されてもおかしくない状況だと話します。

窓の外には黒いコートとハットを被り様子を伺う男の姿

マーレには敵が多すぎることもあり、パラディ島勢力の”影の協力者”は依然実体が掴めていないとのこと。

ヴィリーは敵の襲撃計画を利用し軍の内部を炙り出す計画のようです。

マガト「…しかし 大勢死にます」

ヴィリー
「その大半はエルディア人だ!!悪魔の末裔なんだろ!?」

今までも大勢のエルディア人を敵の機関銃前や地雷原の中に送り込んできた、今更だろうと突きつけるヴィリー

マガト
「タイバー公…私は恐らくあなたを守ることができない
このままでは あなたは死にます」

敵の正体や目的・攻撃手段が不明なまま不特定多数の群衆に囲まれる危険な状況に、マガトは命を落とす可能性が高いとヴィリーに宣告します。

これはヴィリーが本当に「戦槌」を宿しているなら、マガトはこのように心配することはないでしょう。

マガト「あなたは エサにしては大きすぎる」
ヴィリー「…当然 覚悟の上だ」

「私が表に立たなければ世界は目を向けてくれない 軍も記者も国々の大使も一同にして集うことは無い
何より…私を含め レべリオ収容区のエルディア人は哀れな被害者でなくては ならない…」

「『予期せぬ襲撃』の被害者だ 
私だけそこから逃れていては世界を味方につけるどころでは なくなる」

ヴィリーの覚悟を受け止めるマガト

マガト
「エルディア人は 悪魔の末裔に違いありません」

「そして私達は 悪魔に違いない」

硬く握手を交わすマガトとヴィリー

 場面は舞台へ

ヴィリーの演説は続きます。

ヴィリー
「そして我々タイバー家は 救世の一族などではありません」

タイバー家は巨人大戦後のタイバー家の安泰を条件に、カール・フリッツと手を組み、エルディアをマーレに売りつけたこと
エルディア人でありながら世界から尊敬され迫害とは無縁の待遇を享受してきたを告白します。

ヴィリー
「私がこの事実を知らされたのは タイバー家の頭主となった日…
事実に触れた私は 足元が大きく揺らぐような目眩を覚え…そこから目を背けました…」

「タイバー家とは ありもしない名誉を貪る卑しいコソ泥にすぎない…
その受け入れがたい事実から…」

マーレ兵「隊長!!」

ダダッ・・・走り寄る兵士

マガト「…どうした 戦士達は!?」

マーレ兵
「それが…!!呼びに向かった兵士共々 姿を消しました!!」

マガト
「予備隊を動員し捜索しろ!!」
「…始まったか…」

前回のあご髭兵士は、マガトの名前を使いピークとポルコを拉致したかと思っていましたが、マガトが召集したのは本当だった様子。

やはりピークはパンツァー隊の兵士に伝達していたようですね。

 場面は変わり、落とし穴に落下したピークとポルコ

ポルコ「痛ってぇな クソ…」

ピーク
「…藁が敷いてあるね おかげで骨折しただけで済んだよ」

二人が落ちた床には衝撃を和らげる藁が敷かれています。
ピークとポルコは骨折したようですが、驚異的な巨人の再生力によって傷が修復していきます。

落とし穴は戦士を拘束する仕掛けとして、マーレでは元々用意されていたようです。

ピークのおまる
出典:諫山創「進撃の巨人」第100話
★今月のハイライト「おまる」

そして木(水?)や食料、簡易トイレ(おまるw)など置かれてることから、戦士としての巨人の力を封じることが目的の様子です。

ポルコ
「気が利くことはわかったが あのノッポの兵士…何が目的だ?」

ピーク
「わからない…マーレ軍なのか単独犯なのか…」
「でもあの兵士 どこかで…」

平和への反逆者

 場面は舞台へ変わります

ヴィリー
「私がこの場を待って偽りの栄誉と決別したのは
我々の住む世界が置かれている危険な状況を理解したからです」

「そう…この問題の当事者は 私であり この世界を生きるみなさんなのです」

”そこで見ててくれ…これがお前を犠牲にした…”

”俺のけじめだ”

舞台袖で見守るタイバー家の一族

ヴィリー
「カール・フリッツは『始祖の巨人』の力で 彼の平和を実現するべく 巨大な盾と矛を生み出しました」

「それが始祖ユミルの3人の娘の名を借りた三重の壁」
「ウォール・マリア ウォール・ローゼ ウォール・シーナ」

「盾であり矛であるこの壁は およそ幾千万もの『超大型巨人』で造られています」

さらにヴィリーの演説は続きます。

ヴィリー
「我々が迎えるパラディ島の脅威とは…この超大型巨人群による襲撃『地鳴らし』です」

「先ほど説明した通り『始祖の巨人』を行使できるのは王家の血筋のみ
その王家は『不戦の契り』により『始祖の巨人』を武力行使することは無い」

「ですが『鎧の巨人』ライナー・ブラウンの報告によると 王家の血筋との関係は定かではありませんが
『始祖の巨人』の能力を発動させる者が現れました」

「それが現在『始祖の巨人』を身に宿す エレン・イェーガーの危機なのです」

 地下

一方、地下ではエレンが無くしていたはずの左足を再生しています。

シュゥウゥゥ・・・ムリムリ
100話の効果音その①w

ファルコ「…騙した…」

その様子を愕然とした表情で見つめるファルコ

ファルコ
「あなたの言葉に励まされて…尊敬…してたのに… ずっと…騙してた…」

エレン
「悪いな…ファルコ お前には助けられた」

エレンの言葉から”手紙のおつかい”に気付くファルコ

ファルコ
「あの手紙…オレに届けさせたあの手紙は…!? どこに…!?
家族に送るって言ったあの手紙は!?」

エレン
「家族宛ての手紙じゃなかったが…仲間には届いた」

コッボチャン・・エレンの足根が再生されていきます
100話の効果音その②w

ファルコが運んでいた手紙は同胞者へ宛てたものであり、
尊敬していた人物に欺かれていたことを知ったファルコは、崩れるように床に座り込んでいきます。


ライナー「…な… 仲間…だと?」

ライナーの声を遮るようにヴィリーの演説が続きます。

ヴィリー
『つまりエレン・イェーガーは『地鳴らし』を発動させる可能性を秘めています』

「先の戦争では 巨人の力を上回る兵器が台頭してきましたが
幾千万もの『超大型巨人』の進行を阻止する兵器は今後も到底現れません」

「一度『地鳴らし』が発動されてしまえば 我々にできることはもうありません」

我々人類はただ やがて聞こえてく終末の跫音に震え ただ逃げ惑うのみ」

「やがて人々は もちろん あらゆる都市や文明 大型の動植物は生態系ごと踏み潰され
文字通りすべては平らな地表と化すのです」

大地を踏み鳴らす超大型巨人の描写

懺悔するライナー

手遅れにならない内に脅威を阻止できるのは今しかないと訴えるヴィリー

その言葉に触発され”今が千載一遇のチャンス”と目論むファルコ

マーレの悲願である『始祖の巨人』が海を渡って今ここにいる…
ファルコとライナーにすべてが懸かっている…

エレン「その通りだ」

そんなファルコの考えを見透かすかのように、エレンが言葉を放ちます。

エレン
「ヴィリー・タイバーの言う通り オレは悪者だ
世界を滅ぼしちまうかもしれない」

「だがオレにもお前達が悪者に見えた」

「壁が破られ オレの故郷は巨人に蹂躙され 目の前で母親が巨人に食われた」

「あの日から…」

「どうして何もしてない人達があんな目に遭って…大勢の人が食い殺されてしまったのか…
オレにはわからなかったんだ」

「なぜだ?ライナー 何で母さんはあの日 巨人に食われた?」

ライナーに問いかけるエレン

ライナー
「…それは 俺達があの日… 壁を破壊したからだ…」

なぜ壁を破壊した?と問うエレンに、『始祖』を奪還し世界を救う任務に従ったと素直に答えるライナー

エレン
「…そうか 世界を救うためか…世界を救うためだったら
そりゃあ 仕方ないよなぁ…」

ライナー
「お前…言ってたよな…『お前らができるだけ苦しんで死ねるように努力する』って…あの時」
「そのために来たんだろ?」

エレン
「あぁ…言ったっけ? そんなこと… …忘れてくれ」

かつてライナーに放った言葉を聞き、一瞬過去を思い出したかのように顔を背けるエレン
今のエレンにとっては遥か昔のことのようです。

エレンの言葉に唖然とするライナーとファルコ

エレン
「確かにオレは…海の向こう側にあるすべてが敵に見えた」
「そして…海を渡って 敵と同じ屋根の下で 敵と同じ飯を食った…」

「お前と同じだよ…」

「ムカつく奴もいるしいい奴もいる 海の外も 壁の中も 同じなんだ」

かつてライナーが話していたように、エレンもまた、海の外の世界で生活したことで、ライナーと同じように感じたようです。

エレン
「だがお前達は 壁の中にいる奴らは自分達とは違うものだと教えられた」
「悪魔だと お前ら大陸のエルディア人や世界の人々を脅かす悪魔があの壁の中にいると…」

「まだ何も知らない子供が…何も知らない大人から そう叩き込まれた」
「…一体何ができたよ 子供だったお前が その環境と 歴史を相手に」

「なぁ…?ライナー お前…ずっと苦しかっただろ?」

「今のオレには それがわかると思う…」

「違う!!」

思いがけないエレンの言葉に、自ら頭を地面に叩き付け崩れ落ちるライナー

ライナーはマルセルが食われたその日、作戦を中止するよう促したアニとベルトルトに対して、自身の身勝手な理由で強引に説得し作戦を続行させたこと。

エレン達に兄のように接したことも、誰かに尊敬されたかったから…
時代や環境のせいじゃなく、エレンの母が巨人に食われたのは自分が悪いからだと
まるで懺悔しているかのように告白します。

ライナー
「もう…嫌なんだ 自分が…」
「俺を…殺してくれ… もう…消えたい…」


宣戦布告

 舞台

ヴィリー
「できることなら 生まれてきたくなかった」

すべてはエルディア人が存在することから、世界が脅威にさらされている

エルディアの血を誰よりも恨み、エルディア人の根絶を願っているけれど
…死にたくない

『それは… 私がこの世に生まれてきてしまったからです』

ヴィリーの言葉に大きく目を見開くエレンの描写

ヴィリー
「我々は国も人種も異なる者同士ですが!!死にたくない者は力を貸してほしい!!」

「どうか…一緒に未来を生きてほしい!!」

パラディ島の悪魔と!!共に戦ってほしい!!」

ヴィリーの素晴らしい願いに共鳴し、涙を流しながら立ち上がり拍手を送る人々。
大きな歓声があがります。



 地下

ヴィリーの魂の叫びを耳に 静かに瞼を閉じるエレン

エレン「立てよライナー もう…わかったから」

ライナーに手を差し伸べるエレン

エレンの呼びかけに怯えるような表情で顔をあげるライナー
手を取り、立ち上がります。

舞台を締めくくるヴィリーの宣言が始まろうとする最中
自分に言い聞かせるかのように何かを呟くエレン

「やっぱりオレは…お前と同じだ」
「オレは進み続ける」

「敵を駆逐するまで」

パリ パリ パリピ・・・
今月の効果音その③

パリパリと電流のようなものが発光し それが何を現すのか認識するライナー

宣戦布告
出典:諫山創「進撃の巨人」第100話

ヴィリー『今ここに宣言します!!』

「パラディ島 敵勢力へ!!宣戦布告を!!」

宣戦布告と同時に 舞台の真上に姿を現すエレン巨人!

力強い拳でヴィリー諸共 舞台を真っ二つに破壊
引き裂かれたヴィリーの身体は宙に舞い散っていきます-



-開戦-

-【進撃の巨人】第101話へ続く-


第100話「宣戦布告」新たな人物背景と出来事まとめ

第100話の人物背景と出来事まとめ

■ ヴィリーとマガトの計画

  • ヴィリーとマガトは、演説の場で襲撃があることを想定していた
  • 敵の襲撃計画を利用して、軍幹部や実体の掴めないパラディ島勢力の協力者を炙り出す算段
  • 無能な軍幹部を排除した後は、マガトの人選で軍を再建する手筈になっている
  • 始祖を奪ったエレンを反逆者とし世界にパラディ島を脅威として知らしめて、大陸のエルディア人への歴史感情を清算させる筋書き
  • これらの筋書きを成り立たせるためには、救世の一族として影響力のあるタイバー家当主の演説が必須のため、ヴィリーは死を覚悟で舞台に出演していた

■ 戦槌の巨人の継承者

  • ヴィリーはタイバー家の当主だが「戦槌の巨人」を継承者していなかった
  • 「戦槌の巨人」の継承者は、舞台袖で見守るタイバー家一族の者である可能性が高い

■ 三重の壁の由来

  • パラディ島の三重の壁は、カール・フリッツが『始祖の巨人』の力で生み出したもの
  • 壁の名称は始祖ユミルの3人の娘、マリア・ローゼ・シーナの名前から名付けられた
  • 壁は幾千万もの超大型巨人で造られており、一度「地鳴らし」が発動されれば進行を阻止するのは不可能
  • 発動後は都市や文明、人々や大型の動植物は生態系ごと踏み潰され、平らな地表と化す