進撃の巨人ネタバレ111話の表紙

『進撃の巨人』ネタバレ111話
タイトル「森の子ら」

別冊少年マガジン12月号(2018年11月9日発売)掲載のあらすじ感想と考察です。
未読の方はネタバレ回避してください。

進撃の巨人の着せ替えカバーの付録
別マガ情報局
次号は『進撃の巨人』27巻の着せ替えカバー付き!
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『進撃の巨人』ネタバレ111話「森の子ら」のあらすじ感想と考察

上着を羽織るエレン

前回までのあらすじ

エレンを信奉する一派によって爆殺されたザックレー総統

単独のレベリオ潜入に加えて イェレナとの接触が判明したことから、兵政権はエレンを見限り「始祖」の後任選びを始めていた

ジークの寿命が迫る中、「地鳴らし」外交を確立するため動き出したエレン

一方で、敵国マーレの戦士隊・ピークがパラディに潜入
パラディに集結するそれぞれの思惑、激化する内紛の行く末とは…?

『進撃の巨人』ネタバレ第111話「森の子ら」のあらすじ

進撃の巨人111話の冒頭
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

とある一室に集まる兵団組織の幹部たち
アズマビト家のキヨミも同席しています

ナイル
「フロック・フォルスターを含め100名余りの兵士が檻の中から そこを担う看守ごと姿を消した そのすべての兵がエレンの脱獄と同時に離反を開始とみられる」

「総統の殺害も奴らの仕業とみて間違いない 奴ら…では困るな…」

「反兵団破壊工作組織『イェーガー派』と呼称しよう」

「そしてイェーガー派の目的は…わかるかハンジ」

ハンジ
「ジークとエレンの接触を果たすことがすべてだろう そしてエレンを中心とした兵団組織への粛清 総統の殺害は彼らの強い覚悟を示している」

ローグ
「しかし…奴ら『イェーガー派』は なぜ短期間のうちに ここまで連携できた?エレンを担ぐってことは多くの兵士があのジークの後ろ盾を信用しているってことだぞ?」

ハンジ
「ジークを信じるエレンを信じているんだろう 何より我々はジークを疑うだけで一歩も前に進まなかった…しかし結局のところイェーガー兄弟の『地鳴らし』に頼るしか我々エルディア国民に生きる道は無い…とすれば」

「貴重な時間を浪費してばかりでエルディア国民の命を脅かしているのは兵団の方だ …そう思う兵士が多数出てきてもおかしくなかった… 何より今回の引き金となったのは 兵団がエレンから他の兵士へと『始祖の巨人』を移そうと動いたからだ」

調査兵団われわれに何の知らせもなく」


ナイル
「…知らせていれば どうなるかぐらい…見当がついたさ…」


出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ナイルの発言に感情を押し殺すミカサ

ローグ
「何より『イェーガー派』の多くは調査兵団からだぞ どう責任を取るつもりだ?ハンジ団長?」

ハンジ
「いくらでも処分は受ける しかし今私が兵団を退くことより無責任なことは無い」
「それに『イェーガー派』はまだどの兵団に どれほど潜んでいるかわからないだろ?」

ローグ
「そうだ 俺の目の前にいるかもしれない 今お前らが自爆したってちっとも不思議じゃない」

ナイル「ローグ…馬鹿なことを言うな」

ローグ
「どうやって爆発しないと証明する?それができない以上はお前ら調査兵団を野放しにしておくわけにはいかない」

ピクシス入室
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ピクシス司令
「よさぬか 客人の前であるぞ」

ガッチャと扉が開き、ピクシス司令が入室します

ピクシス司令
「仲間同士でいがみ合うより先にやるべきことがあろう ハンジ ジークの拘留場所を知る者は何人おる?」

ハンジ
「…現地で監視にあたるリヴァイと30名の兵士 そして補給と連絡を受け持つ3名と…あとは私だけです」

ピクシス司令
「ならばその3名をここへ ナイル 女王の住処は安全か?」

ナイル
「…限られた者しか知りませんが 今一度確認致します」

ピクシス司令
「エレンらがまず狙うはジークの拘留地を知る者 そしてジークの代わりとなり得るヒストリア女王を押さえることじゃろう まずは この二つの守りを万全のものとせよ」

幹部・兵士たち「了解!!」

ピクシス司令
「そしてアルミン 巨人の力を持つお主もより一層守りを固めねばなるまい」

アルミン
「承知致しました そして…総統を失った今 我々を束ね統率することができるのは ピクシス司令あなただけです 何か…今後の展望はございますか?」

お手上げ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ピクシス司令
「…うん エレンに降参しよう これはもうワシらの負けじゃ」

ピクシスの思いがけない発言に驚愕する一同

ピクシス司令
「兵団内部に敵を抱えておってはどうにもならぬ 仮に徹底して敵を炙り出すにしても どれだけの血が流れることか…考えるにおぞましいばかりか そんな愚行に費やす時間はどこにも無い…」

「多くの兵に兵団を見離す決断をさせた 我々の敗因はこれに尽きる」

兵士
「そんな!!総統らを殺した連中に…!?頭を下げるおつもりですか!?」

ピクシス司令
「ザックレーとの付き合いは長い…革命に生き革命に敗れるのなら…奴も本望じゃろう 何より4名の死者はこの弔いの代償にエルディア国の崩壊は望むところではなかろう」

ナイル
「それでは…イェーガー兄弟に服従するおつもりですか?」

ピクシス司令
「服従ではない 我々はエレンら『イェーガー派』にジークの居場所を教えることを条件にして交渉を図る 『イェーガー派』とて先々世界とやり合うことを考えておるなら我々と争ってる場合ではないとわかっておろう」

「我々は従来通り『地鳴らし』の実験を見守り これにエルディア国の存続を委ねる」

「ただし我々の親玉を殺された件をここに不問とする これで数十数百の同志が殺し合わずに済むのなら…」

ギリっと唇をかむピクシス司令

安かろう
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

「…安かろう」

ピクシス司令
「それでは各員取りかかれ!!」

全員「了解!!」

着席しているキヨミの方へ視線を向けるピクシス司令

キヨミ「司令殿」
立ち上がり、ピクシスに一礼するキヨミ

ピクシス司令
「アズマビト殿 大変見苦しいものをお見せしましたのぉ」

キヨミ
「いいえ どの国も経験するものです」

ピクシス司令
「しかしながら あなた方の安全も絶対とは言えませぬ どうか事態の収拾まで港でお過ごし下され」

キヨミ
「そうさせていただきます 私共はエルディア国の勝利を心より願っております」


キヨミとミカサ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

キヨミ「ミカサ様」
同席していた女性を留め、立ち去ろうとするミカサに声を掛けます

キヨミ
「何かありましたら すぐに私共の船までお逃げなさい」
ミカサの肩に手を添えて話すキヨミ

ミカサ
「キヨミ様のお心遣い感謝致します」

「しかしながら私はエルディア人ですので…母の血筋がどうであろうと 私を抱えてはアズマビトの方々に迷惑をお掛けします 私は産まれ育ったこの島の行く末を見守りたいと思いますので どうか私のことはお気になさらず」

キヨミ
「何をおっしゃいますか…私共がここに来たのは あなた様のために…」

ミカサ
「地下資源がなくてもですか?」

表情がこわばるキヨミ

ミカサ
「この国の主導権を握るのが誰であろうと『地鳴らし』さえ成功すればというお立場ですよね?」

キヨミ
「えぇ…『地鳴らし』の力が本物でなければ我々アズマビトはおしまいです ヒィズル本国からは私共が勝手にやったことにされ梯子を外されるでしょう…これまでの投資も無駄骨となり…抱えた負債によりアズマビト家も最期を迎えるでしょう」

ミカサ
「…でしたら 尚更頼るわけにはいきません」

キヨミ
「激動の時代の中でアズマビト家は変じてきましたが 今や銭勘定に浅ましい女狐の汚名が轟く始末と成り果てました…」

「ただ…」

キヨミの心意気
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

「ミカサ様の母君が残された一族の誇りまで失ったわけではございません この国がどうなろうと あなた様だけはお守りいたします」



調査兵団
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

 場面は変わり、建物の外

「まさか…総統まで殺したエレンに協力するなんて…」
「…まだエレンがやったと決まったわけじゃない」
「…声が大きいぞミカサ…」

ハンジたち調査兵団一行が話しながら歩いています

ジャン
「ただでさえ俺達は『イェーガー派』じゃねぇのかって疑いを向けられる立場にあるんだぞ?」

コニー
「実際どうなんだよミカサ?お前は…」

ミカサ
「私とアルミンは あの爆発に巻き込まれるところだったと言った これでもわからないの コニー?」

コニー「あ?」

ハンジ
「やめるんだ」
「ピクシス司令の言う通り 仲間内での争いは自滅でしかない」

ジャン
「では…ハンジさん すべてをエレンとジークに委ねることに問題は無いとお考えですか?」

ハンジ
「いいや…それは よくない」

「ジークやイェレナは計画が上手くいっても自身への疑念が晴らされないことは予測済みだったんだ…この状況を踏まえた上で事前に仕掛けられた『保険』が効果を発揮してきている」

「それは きっとフロックを懐柔したことのみに留まらない 万全を期すとするのなら 他にも『保険』があると考えるべきだ」

「私達はこれ以上無様に翻弄される前に ジークの思惑を明らかにするんだ」

「…もちろん それが私の早とちりなら…それでいいんだけどね」

アルミン
「何か…あてがあるんですか?」

ハンジ
「彼女が守ったマーレ人捕虜の労働環境が怪しい」

馬に乗り込むハンジたち

「例えば レストランとか」

ニコロのワイン


出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

 場面は変わり、兵団御用達の高級レストラン

ブラウス一家を歓待するため 料理を仕込んでいるニコロ

給仕の男「来たぞ ニコロ」

ニコロ「あぁ…時間通りだ」

レストランのホールに到着したブラウス一家

驚くブラウス一家
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

子供達
「すごい建物」
「こんなとこ初めてだ」
「俺も」

ブラウス氏「よかったなお前達」
ブラウス夫人「今日はうんと食ってきないよ」

ブラウス一家の背後にはガビとファルコの姿

ブラウス氏
「どげんしたかミア ケソケソしてから」

ガビ(ミア)「えっと…いや…」

「緊張しすぎだよミア」
「まったくどこの田舎から来たんだよ」

ガビ「ち 違う」

皆にからかわれるガビ

ガビ『カヤ?本当にこんなところでマーレ人の捕虜が働いているの?』
カヤ『本当だから 堂々としててよ 兵士もよく利用するところなの』
ファルコ『マーレ人の知り合いができるだけでも心強いよ』

小声で話すガビたち
その背後では、ニコロが出迎えています

ニコロ
「ブラウスさん ようこそいらしてくださいました…」
「…これはまた賑やかな人数ですね…」

挨拶する
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ブラウス氏
「お招きいただきありがとうね せっかくやから一緒に暮らす家族と来た」
「せっかく無料タダなんやから 悪ぃね」

ニコロ
「いえ…今日はお任せください… どうぞ案内します」

カヤ
『あの人がブラウスさんを招いたマーレ人のニコロさん あの人を頼ってみて』

ガビとファルコにこっそり吹き込むカヤ

ガビ
「ブラウスさんは兵士でもないのに 何でここに招待されたの?」

カヤ
「言ってなかったっけ?お姉ちゃんはブラウスさんの娘で兵士だったの 葬儀に来てくれたニコロさんがお姉ちゃんに食べてもらうはずだった料理を振る舞わせてほしいって…」

ファルコ「…?」
ガビ「え…?」

カヤ
「私は…二人は恋人同士だったと思ってるけどね」

ファルコ「…」
何かしら違和感を感じるファルコ

ガビ
「!?…マーレ人とエルディア人が!?そんなのダメに決まってんでしょ!!」

カヤ「何で?」

ガビ「…ダメなもんはダメなの!!」
カヤ「だから何で?」

ファルコ『…アレ?何か引っ掛かってた気がするけど…』


むさぼりつく一家
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

「とにかく こんな美味い料理は初めてだ!!」

”ポバクシバク(今月の擬音w)”とニコロの料理を夢中で頬張る一同
涙を浮かべながら堪能しています

ニコロ
「まだまだ肉料理メインはこんなもんじゃないぞ」
扉越しに頃合いを見ながら 厨房でメインの肉料理を焼くニコロ
(肉を焼く擬音がジャアァァァンw)

給仕の男「ニコロ お前に客だぞ」

ニコロ「は!?こんな時に誰が!?」

給仕の男「調査兵団だ」



出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

そこへハンジたちが訪れます

ニコロ
「お前らか…どうしてこんな時間に?今 俺は大事なお客さんの相手で忙しいんだが…」

ハンジ
「あぁ…もちろん仕事に戻って構わないよ ただ 後で話でもさせてもらいたいだけなんだ」

ニコロ
「…話ですか?一体何の?」

ハンジ
「…なんか ほら…あるだろ 悩みとかさ…」

オニャンコポン
「義勇兵が拘束された件だ 聞き取り調査に協力してくれ」

ニコロ
「あぁ…わかった」
「とりあえずここで待っててくれ」

上官御用達のホールへ案内するニコロ

ハンジ
「へぇ…こんな部屋があったんだ」

コニー「どうせ憲兵様御用達だろ?」
ニコロ「まぁ…な」

ジャン
「ん?これは 兵団内で噂のワインか 何でも上官達しか飲めねぇって話らしいけど…」
そう言いながらワインを手に取るジャン

コニー「何だと?俺達も調査兵団じゃ上官だろ?」
ジャン「あぁ俺達だってオイシイ思いしたっていいだろ ちょっとぐらい」

怒るニコロ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ニコロ「勝手に触るな!!」
物凄い形相でダッシュしてワインを奪い取るニコロ

ニコロの剣幕に皆呆然とします

ジャン
「何だよ…ちょっとふざけたぐらいで大ゲサだなぁ…」

ニコロ
「これは…エルディア人にはもったいない代物なんだよ…」

ジャン
「…あ?」
「ニコロお前…まだ言ってんのか 何人だとかどうとか関係ねぇだろ酒に」

ニコロ
「触んなエルディア人 馴れ馴れしいんだよ ちょっと親しくしたぐらいで」

ジャン
「そういうテメエは何様なんだよ…お前の立場は…」

ニコロ
「『捕虜の分際』でってか?これでおあいこだな『エルディア人』」

ジャン「…」
言葉を失うジャン

ワインを手に部屋を去るニコロ

コニー「…どうしたんだ アイツ…」
ジャン「クソッ…わけわかんねぇよ…」



ホッとしているかのような表情で廊下を歩くニコロの描写

ガビ『戻ってきた 今だ』
話しかけるタイミングを見計らっていたガビとファルコが 抜け出す演技を始めます

ファルコ
「うッ!!おなかが痛い!!」

ブラウス夫人「大丈夫かい ベン?」
ブラウス氏「何か当たったんかもしれんぞ?」

ファルコ「トイレに行けば助かるかもしれない!」
ガビ「私もお兄ちゃんを助けられるかもしれない!」

カヤ「がんばって!」

その場を抜け出すガビとファルコ

森の子ら


出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ワインの貯蔵室で気を落ち着かせているニコロ
背後からガビとファルコが近寄っていきます

ニコロ「!ここはトイレじゃないよ?」
ガビとファルコに気づくニコロ

ファルコ
「トイレに用はありません ニコロさん」

ガビ
「私達はマーレから来ました!名誉マーレ人である戦士候補生です!」

ニコロ「…は?」

ファルコ
「この島にはもう直 世界中の軍隊からなる大攻勢が仕掛けられると思われます」

ガビ
「それまでどうか耐えてください そしてこのことを仲間のマーレ人に伝えてください!」

ニコロ
「ちょっと…待ってくれ…どうして…戦士候補生がここにいるんだ?」

ガビ
「1か月ほど前にマーレのレベリオ区が島の悪魔共に奇襲を受けたんです!信じられないかもしれませんが…私達は退却する敵の飛行船に飛び乗ったままこの島に上陸しました!」

サシャを撃った少女か確認するニコロ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

驚愕した表情のニコロ

ニコロ
「誰か…殺したか? 女の兵士を…」

ファルコ「…ッ!!」

ガビ「はい!!仕留めました!!」
意気揚々と答えるガビ

ファルコ「…ガビ…待て」

ガビ
「ですがまだ数匹駆除した程度 私達の故郷を蹂躙した報復はこれからです!私達は卑怯な悪魔共には負けません!」

ファルコ「オイ…ガビ!!」
ガビ「何よ?」

ニコロの只ならぬ形相に勘付いたファルコがガビを止めます

ニコロ「お前が…殺したのか…」
ワインを手に取るニコロ

ガビ「…え?」

ニコロ
「お前がサシャを!!殺したんだな!?」

ガビをカチ殴るニコロ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

キン

ガビの返答と同時にワインボトルでカチ殴るニコロ
ガビを庇ったファルコの頭に命中します

ドサッ・・・倒れこむガビとファルコ

ガビ
「な!?あぁ…!?…ファルコ!?」

即座に起き上がりファルコを案ずるガビ
ファルコは頭から血を流して意識を失っています

ニコロ「…はっ!! クッ…!!クソ…!!」

ゴッ・・ドサッ
ファルコに声かけるガビの顔面を殴りつけ ブラウス一家の目前に放り込むニコロ


ブラウス夫妻「は!?な!?」

ブラウス氏「ニコロ君!?ベンとミアに何を…!?」

ガビを放り込むニコロ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ニコロ
「サシャを殺したのは こいつです」
「あなた方の娘さんの命を奪いました」

ガビは鼻血を流しながら頭を抱えています

ニコロ
「まだガキですが厳しく訓練されたマーレの兵士です 気を付けてください 人を殺す術に長けています」
「調査兵団が退却する飛行船の中で…こいつがサシャを撃ったんです」

ガビ「娘…?」

表情が一変したブラウス夫妻を見上げて蒼ざめるガビ

ニコロ「ブラウスさん…どうぞ」
包丁を差し出すニコロ

ニコロ
「あなた方が殺さないなら 俺が殺しますが…構いませんね?」

ガッチャアァ・・
扉を開き中を覗き込むアルミン
中の様子を見て皆を呼び寄せます

アルミン
「大変だ!!来てくれみんな!!」

皆が集まる
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ブラウス一家の前に差し出されたガビ、ハンジたち調査兵団が室内に集まります

ジャン
「な…!?サシャを撃ったガキ…!?」
「どういう…ことだニコロ!?この二人は逃亡していると聞いていたが…お前…!!何しようとしてんだよ!!」

ジャン「オイ!?」

ファルコを人質にするニコロ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ニコロ
「寄るな!!退がれ!! そこから動くな!!ただサシャの仇を討つだけだ!!」
抱えていたファルコの首に刃をあてるニコロ

ガビ「…やめて ファルコは違う!!」

ニコロ
「このボウズはお前の何だ!?お前を庇ってこうなったよな!?お前の大事な人か!?」

ニコロの恋心

「俺にも大事な人がいた!!たしかに エルディア人だ!!悪魔の末裔だ!! だが…彼女は誰よりも俺の料理を美味そうに食った…」

「このクソみてぇな戦争から俺を救ってくれたんだ…人を喜ばせる料理を作るのが本当の俺なんだと教えてくれた…」

ピザのようなものを美味しそうに頬張るサシャの描写

ニコロ
「それがサシャ・ブラウス お前に奪われた彼女の名前だ…」

ガビ
「…わ 私だって…!大事な人達を殺された!!そのサシャブラウスに撃ち殺された!!だから報復してやった!!先に殺したのはそっちだ!!」

ニコロ
「知るかよ…どっちが先とか」

ガビ
「ッ…!!目を覚まして!!あなたはマーレの兵士でしょ!?あなたは きっとその悪魔の女に惑わされてる!!悪魔なんかに負けないで!!」

ブラウス氏
「ニコロ君 包丁を渡しなさい」

ガビ「…!!」

ブラウス氏「さぁ」

ブラウス氏に包丁を渡すニコロ

包丁を手にしたブラウス氏がガビの前に立ち塞がります

ハンジ
「…そこまでです ブラウスさん 刃物を置いてください」
緊迫した空気の中 制止するハンジ

ブラウス氏
「サシャは狩人やった」

ハンジ「…はい?」

サシャと父親
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ブラウス氏
「こめぇ頃から弓を教えて森ん獣を射て殺して食ってきた それがおれらの生き方やったからや けど同じ生き方が続けられん時代が来ることはわかっとったから サシャを森から外に行かした…」

「んで…世界は繋がり兵士んなったサシャは…他所ん土地に攻め入り 人を撃ち 人に撃たれた」

「結局…森を出たつもりが 世界は命ん奪い合いを続ける巨大な森ん中やったんや…」

「サシャが殺されたんは…森を彷徨ったからやと思っとる せめて子供達はこの森から出してやらんといかん そうやないと また同じところをぐるぐる回るだけやろう…」

「だから過去の罪や憎しみを背負うのは 我々大人の責任や」

テーブル上に包丁を置くブラウス夫人

ブラウス夫人
「ニコロさん ベンを離しなさい」

バッ・・・
ジャンとコニーに捕獲されるニコロ

ミカサ「ケガを見せて」
ガビに近寄るミカサ

ファルコはブラウス夫妻に介抱されます

ブラウス氏「ミア…大丈夫か?」

信じられないといった表情のガビ

ガビを襲うカヤ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ガビ「…本当に…私が憎くないの?」

ガビが呟くと同時に背後から刃を振り上げるカヤ
ミカサに腕をつかまれて止められます

カヤ「フーフー」
極度の興奮状態のカヤ

ガビ「…カヤ」

カヤ
「よくも!!お姉ちゃんを!!人殺し!!友達だと思ってたのに!!」

ブラウス氏「カヤ!!」

アルミン「隣の部屋に」

胸が痛む光景
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

泣き喚くカヤを抱きしめるブラウス夫妻
子供達はガビに憎しみの視線を向けています

別室に誘導されるガビに ブラウス一家の光景が胸に突き刺さります

バタン・・

ニコロ
「…すっかり肉料理メインも冷めちまったな」
「ハンジさん…そのガキの口をゆすいでやってくれ あのワインが入っちまった…」

ハンジ「え…?」
蒼ざめるハンジ

ニコロ「もう…手遅れだと思うけど…」

ハンジ
「ッ…!! あのワインには何が…入ってるの?」

ジークの脊髄入りワイン
出典:諫山創/「進撃の巨人」第28巻111話

ニコロ
「多分…ジークの脊髄液だ」

”仕組まれていた罠!気付かぬままにワインを飲んだのは…”


-『進撃の巨人』ネタバレ112話に続く-

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