進撃の巨人ネタバレ116話のあらすじ考察

「進撃の巨人」第29巻 ネタバレ116話
タイトル「天地」

別冊少年マガジン5月号(2019年4月9日発売)のあらすじ感想と考察です。
未読の方はネタバレ回避してください。

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「進撃の巨人」ネタバレ116話「天地」のあらすじ感想と考察

道を見るジーク

前回までのあらすじ

雷槍が爆破し、吹き飛ばされたジークとリヴァイ
走馬灯が駆け巡り息絶えるジークでしたが、見知らぬ少女が土をこねジークの体を再生させます

この世に神が降臨したかのように、巨人の体内から蘇るジーク
それらを目撃したハンジは、瀕死のリヴァイを抱え川へ飛び込み逃走します

一方、シガンシナ区を占拠したイェレナらイェーガー一派
ガビと話すエレンの背後から、突如マーレの刺客ピークが現れ銃を突きつけます-

ガビが囚われている牢の中-
ピークはエレンに銃を突きつけています

ピーク
「ガビ そのライフルをエレンに向けて」

ガビ「…了解!」

ピークに撃たれた牢番の兵士からライフルを奪い、エレンに銃口を向けるガビ

ピーク
「エレン ポケットから手を出して」

エレン
「従わなければどうなる?」

ピーク
「引き金を引く あなたの脳みそが床に散らばる 見たこと無い?巨人になるヒマなんて無いよ」

エレン
「それで…?まだ撃たないのか? 今 引き金を引かないなら 何しにここに来た?手をポケットに入れたままだとどうなる?」

ピーク
「どうなるか君は知ることはできない 床に散らばった後じゃ…」

エレン
「いや わかる あんたは撃たない」

「『始祖の巨人』を殺すことは許可されてない 命令は『必ず始祖を奪還せよ』だ この期に及んでもあんたは一旦巨人になってからオレを生かしたまま食わなくちゃいけない だろ?」

カチャ・・と引き金を引こうとするガビをピークが制止します

ピーク
「ガビ 引き金から指を外して」

エレン
「重大な軍規違反のツケを払うのは あんただけじゃなくて収容区の家族も一緒だ」

ピーク
「はい 撃てません あなたを食べることも本当無理があると思うし」

両手を上げて降参を示すピーク

ピーク
「どうもね…私が侵入して来た時の巨人の足跡が見つかっちゃったんでしょ? 手を打たれる前に懐に潜り込んでやろうと思ってここまで来れたのはよかったんだけど…でも…撃てなかった理由は他にもある」

エレンとピークの駆け引き
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻116話

「あなたが『始祖の力』を使えたら マーレを倒せるんじゃないかと思って…」

 場面は変わり、アルミンやミカサらが拘留されている地下牢

コニー
「それで…俺達は ここで事の成り行きを見てるだけか?」

シュウウウゥゥ・・・

ニコロ
「お湯が沸きました」

ブラウス氏
「お茶が飲めそうやね」

ニコロとブラウス氏が皆にお茶を入れています

テーブルに腰掛けているミカサ、アルミンとブラウス一家
ジャンは壁側、コニーは鉄格子にもたれ掛かっています

コニー
「…アルミン 巨人の力で ここから出ることはできるか?」

アルミン
「…できない この街を吹き飛ばすことしか 超大型巨人はそんな器用なことはできない エレンのようには…」

ジャン
「で…お前は何でエレンにタコ殴りにされたんだ?そろそろ話してもいいだろ」

アルミン
「ミカサを言葉で傷つけたから…僕から手を出して…殴り返された」

コニー「は?」

ジャン
「…ミカサを傷つけたって どんな風に?」

アルミン「…それは」
言葉を濁すアルミン

ミカサ
「やめて…もう いい」

ジャン
「…いや よくねぇよ どう傷つけたのか話してくれ」

コニー
「…オイ もう充分だろジャン」

「ヤツは完全にクソ野郎になっちまったってことだ 一番大事だったはずの二人を…意味もなく傷つけちまうほど…もう我を失っちまった」

エレンの本意とは
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻116話

ジャン
「…ヤツが正気だとしたら 何の意味もなくそんなことをするとは思えない 何か…そこに奴の真意があるんじゃないのか?」


とそこへ、オニャンコポンとグリーズを引き連れ イェレナが訪れます

イェレナ
「お久しぶりです シガンシナの英雄の皆さん 鉄格子越しでの再会 とても心苦しいです」

コニー
「オイ…お前もそっちかよ!!出せよ!!」
オニャンコポンに捲し立てるコニー

オニャンコポン
「…俺を軟禁して散々連れ回しといて それは虫が良すぎるんじゃないのか?」

「ジークとエレンが接触を果たすまで ここで大人しくしてろ」

コニー「…お前」

ジャン
「よかったな イェレナ…上手く事が進んで気分がいいだろう」

「エレンはお前を介してジークの思い通りに働き マーレを襲撃させ ここエルディア国の住民の支持を得て 脊髄液入りのワインで兵団を支配しちまったんだからな」

「これでお前達はエルディア国と『始祖の力』を手に入れ マーレを滅ぼして祖国の復讐を果たす これが義勇兵がこの島に来た本当の目的だったんだろ?」

オニャンコポン
「…この島を発展させただろ この100年遅れの未開の島を…」

コニー「あぁ!?」

ニコロ
「お前らが快適に暮らすためだろ? 島の統治者になるお前らが…」

グリーズ
「騙された奴が負けた たったそれだけのことだ」

ニコロ
「グリーズ…俺達を売ってイェレナの召使いに昇格したみてぇだな このチクリ野郎」

グリーズ
「馬鹿か?悪魔共に肩入れして裏切ったのはお前だろ」

ニコロ
「何だと…」

グリーズ
「悪魔の末裔の芋くせぇ女なんぞに鼻の下伸ばしやがって…」

ニコロ
「…てめぇ…殺すぞ!!」

ジャン「よせ…ニコロ」

鉄格子越しからグリーズに詰め寄るニコロ
カッとなるニコロをジャンが引き留めます

グリーズ
「俺に毎晩あの女のことを聞かせやがって…あの売女が死んで正気に戻るかと思った俺がバカだった」

構わず挑発し続けるグリーズ

ニコロ
「てめぇ…今…何つった!?」

グリーズ
「わかるように言ってやるよ…あの売女は穢れた悪魔のー」

グリーズを銃殺するイェレナ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻116話

ドン

突如銃弾が撃ち放たれ グリーズの頭部がぶっ飛びます

「キャアアアアアアアア」

オニャンコポン「…イェレナ!?」

イェレナ
「彼の非礼をお詫び致します」

「もうあなた方を悪魔と罵る輩はこの島に必要ありません そして信じて下さい 我々の真の目的はマーレへの復讐なんぞの空虚なものではありません」

「世界から憎しみの連鎖を断ち切り エルディアとマーレでさえも救うことが目的なのです」

「包み隠さずすべてをお話しします 世界を救うジークの秘策『安楽死計画』のすべてを…」

驚愕した表情でイェレナに視線を向けるジャンたち
グリーズの亡骸が横たわります


 場面は変わり、エレンとピーク・ガビサイド

ピーク
「勝算も無しに全世界を敵に回したわけじゃないんでしょ? でも勝算って『始祖の力』以外に何かある?」

ガビ
「ピークさん…?何を…言って…」

ピーク
「ガビ もうライフルを下ろして」

エレン
「…だとしたら 何が望みだ?」

ピーク
「マーレ及び世界から支配されているエルディア人の解放 今すぐ…私の家族を収容所から出してあげたい…」

「私はたった一人の家族である父に まともな医療を受けさせるために戦士になった 父の命は延びたけど 私に『任期』が残されていないことを知った父は悲しみに暮れている 死ぬ前に一人残される父に 私の手でエルディアの明るい未来を見せたい」

「そのためには マーレを叩き潰す必要がある 私は何でも協力する …マーレ人を皆殺しにできるのなら 私は何だってやる」

ガビ
「マーレを襲撃した首謀者は…ジークさんだった… ピークさんも なの?」

「私達は何のために戦ってきたの…?善良なエルディア人だと世界から認められたら…いつか…エルディアは解放されるんじゃなかったの?」

「あなたもジークと同じ!!裏切り者なの!?」

信頼していたピークが裏切り者と知り、銃口を向けるガビ

ピーク
「ガビ 私達はマーレ人?エルディア人?何だと思う?」

ガビ
「…!?私達は…名誉マーレ人」

ピーク
「違う 私達はユミルの民」

ガビのライフルを掴み銃口を背けるピーク

ピーク
「これだけが逃れようの無い事実 何人を名乗ろうと私達は巨人になることができる人種」

「スラバ要塞で見た通り巨人の力はいずれ通用しなくなる つまり私達はマーレにも用済みとされて いずれみんな殺されるの」

本質を訴えられるガビ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻116話

「『善良なエルディア人』であることを証明し続けても 私達が解放される日は来ない 私達は私達の力で人権を勝ち取るしか無いの」

エレン
「証明しろ あんたがこっちに協力するってんなら 何か証拠を見せろ」

人差し指の切り込みを見せ、威嚇ながら話すエレン

ピーク
「この街に潜む仲間の位置を教える」

ガビ
「!!ッ… なッ?」

エレン「どうやって?」

ピーク
「この建物の屋上に行けば すぐに指を差せる」

エレン「いいだろう」
シュウウゥ・・と切り込みした指を回復させるエレン


 場面は変わり、地下牢

アルミン
「子供が…生まれなくなる?」

椅子に腰掛け、鉄格子越しにアルミンらと話すイェレナ
その傍らで撃ち殺されたグリーズが オニャンコポンらによって担架に乗せられています

イェレナ
「そうです この世から巨人がいることで存在する苦しみが生じなくなるのです」

「ゆっくりと…安らかに…」

ジャン
「…いや…待て 安らかなもんかよ…」

「ユミルの民が消滅するまで人口が減り続けたら…国の晩年は僅かな老いぼれしか生き残らなくなるんだぞ?そんな状態でどう国を守る?他の国が放っておくとでも?」

イェレナ
「そこに関しては従来通り 『地鳴らし』の抑止力を行使できるよう 始祖と王家の継承維持が不可欠なままです」

「幸いにしてヒストリア女王は世継ぎを授かっております その子が天命を全うするまで 数名のユミルの民が『始祖の巨人』を継承すれば-」

-身籠っているヒストリアの描写-

ジャン
「…それですべては万全だと言うつもりか?」

イェレナ
「万全 絶対 そんなものどこの国にも存在しません どの国も様々な問題を抱えています」

「ただ一つ…確かなものは 巨大なる巨人の脅威 血と涙の歴史に 終止符を打つ者が存在したという真実です」

「ジークとエレン 人類史があと何前年続くことかわかりませんが これほどの偉業を成し遂げる者がこの先現れるのでしょうか?」

「彼の兄弟は この先何千年も語り継がれる象徴となるのです 古代の神々がそうであるように」

「そして二人は死後も救世主として人類を照らす太陽となり-」

アルミン
「くッ-ぐふぅ…ぐッ…」
安楽死計画の全容を知り、顔を覆いながら涙ぐむ演技派アルミン
(笑いをこらえているように見えますね…w)

イェレナ
「どうされましたか?」

アルミン
「いえ…そのような…尊い お考えがあったとは…」

ミカサやイェレナが注目する中、顔をあげ「感動致しました」と同調するアルミン

イェレナ
「それはよかった…嬉しいです あなたにもわかっていただけて」

とそこへ兵士が駆け寄ります

兵士
「イェレナ!!すぐに来てください!!侵入者が…!!」


開戦

兵士達
「敵が侵入している!!」
「一人殺された!!」
「誰が!?」
「知らん!!」
「『車力の巨人』の保有者だ!!」

「だが…マーレを裏切ったらしいぞ」
「何だと?」
「イェーガー氏がそう言ってる…」

ドタバタと慌ただしく戦闘準備を整える兵士たち

別の牢では、ジークの脊髄液を摂取しイェーガー派に服従しなかった”黒い布”の幹部や兵士達と共に、ファルコも収容されています

ナイル「何だ…?騒がしくなってきたぞ」



エレンを筆頭に建物の屋上へ向かうピークとガビ
二人は手枷で繋がれています

ピーク
「私はあなた達の仲間になれたってことでいいの?」

エレン
「あんたが他の侵入者を差し出せばな それまではマーレのガキと手枷で繋ぐ 下手に巨人化すればその子は粉々だろう」

ピーク
「安心して この子もすぐにわかってくれるから」

ポルコに挨拶するピーク
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻116話

階下から疑惑の視線を向ける兵士ら(ポルコ紛れてるw)に向けて
にこやかに「よろしくねー」と手枷をアピールするピーク

ガビ
「ねぇ…ファルコはどこにいるの?」

エレン
「ファルコもここにいる…が ジークの脊髄液を口にしちまっている」

表情を一変させるピークとガビ

ピーク
「どういうこと?」

エレン
「さぁな 脊髄液入りのワインが口に入ったって話だ」

ガビ
「あ!!まさか あの時!!」
ニコロにカチ殴られたワイン事件を思い出すガビ

ピーク「ガビ?」

ガビ
「…私の せいで… また…」
蒼ざめた表情で涙を浮かべます

ピーク
「なるほど…ジークの脊髄液で兵団を支配したのね ジークには なぜそんな特別な能力があるのか知ってる?」

エレン
「…さぁな あんたは知ってるのか?」

ピーク
「いいえ誰も知らなかった ジーク以外は」

「出会った時からジークは常に嘘をつき続けているように見えていたけど…それが確信に変わったのが4年前」

「あなたを目の前にして 初めて本音を話したから」

「『信じてほしい 俺はお前の理解者だ エレン』『いつかお前を 救い出してやるからな』」

-シガンシナ戦にてエレンとジークが対面した時の描写-

「彼があなたの前では嘘をつかないのなら 特別な能力の秘密も話したんじゃないの?」

「例えばその秘密が…『始祖の巨人』の力を引き出すことと繋がっているとか…」

シガンシナ戦での対話を持ち出し、揺さぶりをかけるピーク
屋上へ到着し、扉が開かれます

出迎えるイェレナとオニャンコポン

ピーク
「あら…顎髭は剃っちゃったの?とっても似合ってたのに」

睨み合うピークとイェレナ


イェレナ
「エレン…この女を信用するのは あまりにも危険です」

エレン
「あぁ…信用してない あの女と同じでな」


兵士らが囲む中 ピークとガビは屋上手摺の前へ移動
エレンは中央に位置しています

ピーク
「ところで…まだ『始祖の力』は使わないの?ジークはどこ?」

エレン
「すぐにわかることだ あんたが示す仲間の位置が確認できればな」

「示せ 敵はどこにいる?」

オォォォオォオ・・・

緊迫した空気の中 様子を伺うイェレナ、兵士たち
エレンは指に切り込みを入れ、戦闘態勢に入ります

怯えるガビの手をギュっと握り、微笑むピーク

ピーク
「そこ」

突如振り向きエレンを指差すピーク

ゴゴゴゴゴゴ・・という地鳴りとともに
ガビを抱えその場からダッシュして逃走します

床から顎の巨人が現れる
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻116話

ドォ

という破壊音とともに床が砕かれ
エレンの真下から「顎の巨人」が大きな口を開いて現れます!

バクっと両脚を噛み砕かれるも、咄嗟に避けるエレン
即座に巨人化します

オォオオォオオオオ・・・

巨人化の旋風が吹き荒れる中
ポルコに援護され身を伏せるピークとガビ

ガビ
「ガリアードさん!!」

ピーク
「…やっぱり難しいよね」

ガビ
「ピークさん!?裏切ったんじゃなかったの!?」

ピーク
「ガビ…私が仲間を売ると思ったの?」

ガビ
「でも!!…マーレに仕えても私達に未来は無いって!!」

ピーク「上を見て」

空を見上げる巨人
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻116話

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

ピーク
「私はマーレを信じてない エルディア人の解放を願っている」

「ただ…私は 一緒に戦ってきた仲間を信じてる」

空を見上げるエレンたち

満を持して現れたのはマーレの飛行船5基
上空には指揮を執るマガト、ライナーとコルトも乗船しています

マガト
「狼煙が上がっている ピークとガリアードが奴の位置を暴いた 『始祖の巨人』だ」

対峙するエレンとライナー
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻116話

マガト
「レべリオの雪辱を果たせ 奴を終わりにしてやるぞ」

天地から対峙するエレンとライナー

”正義を貫くため 悪を滅ぼす”


-『進撃の巨人』ネタバレ第117話へ続く-