進撃の巨人87話別冊少年マガジン12月号

【進撃の巨人】ネタバレ最新87話
タイトル「境界線」

別冊少年マガジン12月号(2016年11月9日発売)掲載のあらすじと感想です。
単行本派の方はネタバレ回避してくださいね(ง ˘ω˘ )ว

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【進撃の巨人】ネタバレ最新87話「境界線」<あらすじ>

壁の外の世界
© 諫山創・講談社
icon-check-square 前回までのあらすじ

-グリシャの本に記された「壁の外の世界」の真実とは-

グリシャの回想から、「壁の外の世界の情勢」「グリシャの半生」「巨人の成り立ち」など、壁の外には優雅に暮らす文明社会が存在し、エレンたちが住む壁のある世界はパラディ島という離島であったことが明らかとなります。

「巨人の力」を手に入れたユミル・フリッツという人物は、大陸の支配者となったのち、死後「九つの巨人」に魂を分けエルディア帝国を築きますが、マーレ国が仕掛けた『巨人大戦』によって敗戦し、『始祖の巨人』を持つ145代目フリッツ王はパラディ島に逃亡
残存するエルディア人は、マーレ政府によって収容所にて管理され迫害を受けながら暮らします

グリシャはエルディア帝国復活を目指す反マーレ「エルディア復権派」として活動する中、フリッツ王家の血筋ダイナ・フリッツと結婚し息子ジークを授かりますが、
敵国マーレ国が募る「マーレの戦士」に息子ジーク(獣の巨人)を送り込むもジークによって密告され、人食い巨人としてパラディ島へ楽園送りとなってしまいます

[ 前回▶『進撃の巨人』第21巻 86話「あの日」]

進撃の巨人87話の冒頭

-気付いた時には すべてが遅かった-

グリシャ
「いいかジーク お前は我々エルディア人を導く王になるべくして生まれたんだぞ?」
「マーレの人間が言ってることは全て間違ってる」

「だがお前は誰よりもマーレの教えに従順に従わなければならない 
いいかジーク…もう我々には勝利しか残されてないんだ」

ダイナ
「エルディアの屈辱はあなたが晴らすのよ?」

エルディア復権の思想を息子ジークに教育するグリシャとダイナ

私は知っていたはずだ 親が子を自らの思想に染め上げる罪深さを

ジークの表情

ジーク「うん… わかった」

なぜあの時の自分と重ねることができなくなったのか

「王家の血を引く子」でも「エルディア復権の希望」でもなく ジーク自身と向き合ったことが一度でもあっただろうか

何にせよジークは我が子を危険に晒す親を見限り 自らと祖父祖母の安全を選んだ

愚かな両親をマーレに差し出すことと引き換えに-

グリシャ・ダイナ「ジーク……」


拷問を受けるグリシャ

グリシャ「あああああああああ」

拘束具で椅子に固定され素裸で拷問を受けるグリシャ

マーレ当局員A「答えろ!!『フクロウ』は誰だ!?」

グリシャ
「だから…!!俺達は誰も知らないんだ!!」

マーレ当局員A「それは残念だ!!もう一本いこう」

グリシャ
「たのむ…もう やめてくれぇ… 知ってることはもう全部話した」
「もう何も-」

ジョキッ・・・マーレ当局員Bがハサミでグリシャの指を切り落とす

グリシャ「あああああああ」

ガチャッ・・

マーレ当局員(クルーガー)「どうだ 何かわかったか?」

マーレ当局員A
「フクロウの正体がまだです」

マーレ当局員A
「まったく…フクロウは恐ろしい奴です 我々当局の内部にいながらエルディア復権派を組織していたなんて」
「さらにはマーレの戦士にスパイのガキを忍ばせて パラディ島の『始祖の巨人』を奪い…マーレの巨人兵力を無力化する計画まで立てていたとは…」

マーレ当局員A
「同時に『始祖の巨人』の力を引き合いに東のマーレ敵対国に支援と亡命を呼びかける所まで進めていたようです」
「こいつのガキの密告がなければ危ない所でしたよ」

意識が朦朧とする中 クルーガーの顔を眺めるグリシャ

クルーガー「船の時間だ 楽園に行くぞ」

グリシャ「ヒッ」

目隠しをされるグリシャ
「楽園」へ向かう蒸気船に乗せられます

楽園

”見たことのある顔だった 私は蒸気船の中で必死に記憶を辿った
これから待ち受ける過酷な運命から逃避するかのように-”

クルーガー「着いたぞ」

防波堤の上のグリシャたち

「楽園」に到着し目隠しを外され瞳を開くグリシャ
防波堤のような場所に「エルディア復権派」のメンバーが並び拘束されています

グリシャ「ここが…」

クルーガー
「そうだ ここがエルディア人反逆者の流刑地 パラディ島 楽園との境界線だ」
「お前達は国家反逆罪によりここで終身刑となる 知性の無い巨人となってな」

「人を感知し 人を追跡し 人を喰らう ただそれだけを死ぬまで繰り返す」
「だが…問題は死ぬ術が殆ど無いということだ」

グリシャ
「俺は…あんたと会ったことが…ある」

グリシャを見つめるクルーガー

グリシャ「子供の頃に…」
クルーガー「…覚えていたか…」

グリシャ「あの日のことを…忘れるものか…」


ヒョオォ オ オオォ・・

エルディア復権派メンバー
「頼む…殺してくれ… いやだ…巨人はいやだ…」

マーレ当局員「さっさと歩け」

マーレ当局員に連れられているエルディア復権メンバーはグリシャを引き入れた男グライスだった

グリシャ「…グライス…」

グライス
「!!グリシャか!? オイ!?…どうなってる 何でジークが俺達を密告するんだ!?」

グリシャ「……」

グライス
「オイ…何とか言えよ…お前の息子だろ!?どういう躾をしたら親を売るガキに育つんだ!?」
「お前に問題があったんじゃないのか!?」

「…お前は!!調子がいいだけの役立たずだったな!!お前にすべてを託したのが間違いだったんだ!!」
「復権派も!!ダイナも!! 何とか言えよ!!」

グリシャ「…すまない…」

グライス
「…何でこんな奴に…エルディアは…終わりだ」

絶望感から涙を流すグライス

マーレ当局員「活きのいいのがいるな」

グリシャ「…!」

マーレ当局員「お前は自由だ」

グライス「!!」

ドッ・・グライスの背中に蹴りを入れ突き落とすマーレ当局の男(グロス曹長)
その男はグリシャの妹フェイを死に追いやったマーレ当局員かの男でした

グリシャ「グライス!!」

ドサッ・・・ゴロゴロ・・・
グライスは、30メートル下の砂丘に落とされ倒れ込みます

グリシャ「オイ!?グライス!!」

クルーガー
「下は砂丘だ 30m上から落ちても簡単には死ねないようになっている」

マーレ当局員
「北に真っ直ぐ走れ!!運がよかったら壁までたどり着けるぞ!!」

グライスは北へ走り出します

マーレ当局員A「グロス曹長?」

グロス曹長
「ん?お前ここは初めてか?」
「巨人は海に近付かないようになってはいるが こうしておくとこれから生みだす巨人共があいつに引かれてさっさといなくなる この方が作業がやりやすい」

タッタッタッタッ・・・言われるがまま北へ走るグライス

グロス曹長
「まぁすぐに食われるがな そうだろ クルーガー」

クルーガー「まぁ」

グリシャ ”こいつ…間違いない 妹を殺した当局の男…”

グロス曹長
「さぁ今回は数が多いぞ!!どんどんやっていこう!!」

パン パン・・グロス曹長の指令に巨人化注射器を準備するマーレ当局員

グリシャ「あ…みんな…」

注射を打たれる描写

エルディア復権派メンバーらが一斉に注射されています

「あああ」
「やめろ!」
「~~~~」

ぁあぁあぁぁぁぁぁ・・・

注射が終わるとそのまま砂丘に蹴り落されていくメンバーたち

ドッ ドッドォッ ドザアアァ ドザァ・・・

次の瞬間-
一斉に巨人化していく復権派のメンバー

グリシャ「…みんな…」

巨人化する復権メンバーたち

オォ ォ オォオオオ

ピクッ・・・北へ走るグライスに気付く巨人たち

グリシャ
「やめろ…」
「みんなあぁ やめろおぉぉ!! グライスだ!!わからないのか!?」

ドドドドドドドド・・・

グロス曹長
「おいクルーガー 早くそいつも巨人にしろ うるさくてかなわんぞ」

クルーガー
「イヤ…こいつにはまだ尋問したいことがある 先に進めてくれ」

グロス曹長
「はいはい 仕事熱心もほどほどにな」
「おっ 次は女か もったいねぇ悪魔の血じゃなきゃなぁ…」

マーレ当局員に連れられる女

ドクン ドクン ドクン

エルディア復権派メンバーの女と聞きグリシャが視線を向けると そこには妻ダイナが拘束されています

グリシャを見るダイナ

グリシャ「…ダイナ」
ダイナ「あなた…」

目隠しを外されグリシャを見るダイナ

グリシャ
「…なぜ…ここに?伝わってないのか?」

ドクン ドクン ドクン ドクン
グリシャの鼓動が早鐘のように鳴り響く

グリシャ
「俺は…洗いざらい全部話ししたぞ!!お前らマーレにとっても彼女は重要なはずだ!!」
「彼女は王家の血を-」

グロス曹長「あ?」

ガッ

クルーガー「黙れ」

グリシャの口を封じ込むように口を塞ぎ地面に叩き付けるクルーガー

グリシャ「んんんん」
”なぜだ……!? 俺はこいつの部下に言ったぞ!?….…”
”まさか…… こいつが揉み消したのか!?”

グロス曹長「どうした?」

クルーガー「聞くに絶えん戯言だ 作業を進めてくれ」
グロス曹長「ったく……さっさと巨人にして黙らせろよ」

巨人化注射がダイナに向けられます

グリシャ「んんんんんんん」

ダイナ
「グリシャ…私は…どんな姿になっても…あなたを探し出すから」

巨人化注射を打たれながらもグリシャに向かい伝えるダイナ

グロス曹長
「ハハッそりゃいい 巨人同士でよろしくやってろ」

ドッ・・・ダイナを突き落とすグロス曹長

ドオッ
砂丘に転がり落ちていくダイナ

グリシャ「ダイナアアアアア」

カッ

カルライーター誕生

ダイナが巨人化したその姿は、カルラ・イーターだった!

記憶

「あぁあああぁぁぁぁぁあああ」

次の瞬間-
エレンが涙を流し叫びながらベッドから起き上がります

アルミン「ハッ!?」

エレンの叫び声で目を覚ますアルミンとミカサ
エレンとミカサは隣同士の懲罰房に入り、アルミンは見張り役として座りながら眠っていた様子です

エレン「ここは?私は…なぜ」

牢の鉄格子に手を掛けアルミンに問うエレン
その表情はグリシャそのものです

懲罰房にいるエレン

アルミン
「エレン落ち着いて ここは懲罰房でエレンとミカサは兵規違反のお勤め中だよ」

ガシッ・・エレンの叫び声に駆け寄るミカサ

ミカサ「どうしたのエレン?怖い夢でも見たの?」
エレン「…あぁ そうだよな」

アルミン「……今さ『私は』って言った? 自分のことを?」

エレン「え?」
アルミン「…え?」

ミカサ「……言ってた 泣いてるのエレン?」

エレンはグリシャの記憶とシンクロし現状を把握できていない様子です

エレン
「……なんか すっげー長い夢を見ていた気がするんだけど……」

エレンは床に座り込みます

「… …いや 夢じゃねぇ…記憶だ…」
「あの本に書いていたことはやっぱり本当だったんだ…」

「今…親父の記憶と繋がった……あの巨人…お前だったんだな」

グリシャの記憶とシンクロするエレン

エレン・グリシャ「ダイナ…」

告発

グライスを追うダイナ巨人

グロス曹長「ハハハハハ」

巨人化し走り去るダイナに指差し笑うグロス曹長

グロス曹長
「見ろ お前には目もくれず グライス君を追ってるぞ」
「本当はあっちの男に気があったようだな ハハハハハハ」

頭を地面に着け涙を流すグリシャ
グロス曹長の言葉を聞き怒りが込み上げてきます

グリシャ「黙れ」

グロス曹長「何か 言ったか?」

グリシャ
「お前だろ 十五年前…俺の妹を犬に食わせたのは……」
「八歳の妹を犬に食わせたのは!!お前だろ!!」

グリシャの告発に舌打ちするグロス曹長
マーレ当局員に連れられるエルディア復権メンバーの男を見て声掛けします

グロス曹長「そいつで最後か?」
マーレ当局員「ハイ」

グロス曹長
「よし 俺にそいつをよこせ お前らは全員先に船に戻ってろ」

マーレ当局員「了解です」

マーレ当局員
「どういうことですか?」
「ここからは曹長の趣味の時間だ 新入り まぁあまり触れてやるな」
「しかしエルディア人とはいえ八歳の娘にまで手が及んでいたとはな…」

ヒュウゥウゥウウウ・・・

グロス曹長の指示を受け 他のマーレ当局員は船へ戻っていきます
シボッ・・煙草の火をつけ喫煙するグロス曹長

グロス曹長
「クルーガー尋問はもう済んだろ?今回はそいつに踊ってもらうぞ」

グリシャ「……!?踊る!?」

グロス曹長
「思い出したよ少年 お前は巨人にしないでやる 彼に食べてもらうことにした」

ポン・・目隠しされた復権派メンバーの男の肩に手を掛けるグロス

グロス曹長
「3~4mぐらいの巨人に調整するから こいつと戦ってくれ それもできるだけ長く抵抗してくれると助かる」

グリシャ
「…あんたは 何で…こんなことするんだ?」

平和ボケする曹長

グロス曹長
「…… 何で? 何でって…そりゃ」
「面白い…からだろ?」

「人が化け物に食われるのが面白いんだよ」
「そりゃあそんなもん見たくねぇ奴もいるだろうが」

パカッ 巨人化注射の薬便を取り出すグロス曹長

グロス曹長
「人は残酷なのが見たいんだよ ほら?エルディアの支配から解放されて何十年も平和だろ?」
「大変結構なことだが それはそれで何か物足りんのだろうな 生の実感ってやつか?それがどうも希薄になってしまったようだ」

「自分が死ぬのは今日かもしれんと日々感じて生きてる人がどれだけいるか知らんが
本来はそれが生き物の正常な思考なのだよ」

「平和な社会が当たり前にあると思っている連中の方が異常なのさ 俺は違うがな」

グリシャに話しながらエルディア復権メンバー最後の男に注射するグロス曹長

グロス曹長
「人は皆いつか死ぬが 俺はその日が来てもその現実を受け入れる心構えがある
なぜならこうやって残酷な世界の真実と向き合い 理解を深めているからだ
当然楽しみながら学ぶことも大事になる」

「あぁ お前の妹を息子達の犬に食わせたのも教育だ おかげで息子達は立派に育ったよ」

ああぁあぁぁああぁあ・・・

ドォ・・注射した男を砂丘へ蹴り飛ばすグロス曹長

グリシャ「…心は 痛まないのか?」

グロス曹長
「…まぁ 言いたいことはわかる」
「もし息子が同じ目に遭ったらと思うと胸が締めつけられる その子が何か悪いことをしたわけでもなかったのにな…」

グリシャ
「あぁ…妹は飛行船が見たかっただけなんだ あれに乗ってどこか遠くに行く夢を見たかったんだ」

グロス曹長
「…かわいそうに エルディア人でさえなければな…」

グリシャ「は?」

エルディア人の正体

グロス曹長
「あれを よく見ろ あれがお前らの正体なんだぞ?」

巨人化した復権メンバー最後の男がこちらを見ています

グロス曹長
「巨人の脊髄液を体内に吸収しただけで巨大な化け物になる
これが俺らと同じ人間だとでも言うつもりか?」

「こんな生き物はお前らエルディア帝国の『ユミルの民』以外に存在しない
こんな人の皮を被っただけの怪物が大量に繁殖しちまったのは まさしく悪夢だよ」

「まぁ今でこそ平和だが
そいつらの支配からようやく解放されたと思っていても たまにお前らのようなネズミが湧くからな わかるか?」

「エルディア人をこの世から一匹残らず駆逐する これは全人類の願いなんだよ」

グリシャ「…… 何だと?」

グロス曹長
「家に住みついたネズミを放置すれば 深刻な伝染病を招く恐れがある
ならば当然ネズミは駆除しなければならない」

ザッザッ・・・

グロス曹長
「心は痛まないのかって? 痛むわけないだろ? 人を殺してるみたいに言うなよ」

「人殺しはそっちだろ?お前ら復権派は俺達マーレに何をしようとした?」
「エルディア帝国と同じ道を辿ろうとしたよな?心は痛まなかったのか?」

グリシャ
「…嘘だ お前らの歴史は全部嘘だ」

グリシャ
「俺は真実を知っている
我々の始祖ユミルは……巨人の力で荒れ地を耕し道を造り峠には橋を架けた 大陸の人々を豊かにしたんだ」

「マーレは歴史を歪曲している」

グロス曹長
「…あぁ わかったよ 偉大な歴史があったんだろ?下にいる友達と語り合うといい」

ガシ・・グリシャを砂丘へ落そうとするグロス曹長

グリシャ「やめろ!!」

グロス曹長
「バカ言うな!お前が巨人に食われるのが見たいんだ!
陳腐な食われ方だけは やめろよ!?まだ見たことのないパターンを見せてくれ」

グリシャ「クソ野郎 ふざけるな!!」

グロス曹長
「そう怒るなって こういう娯楽も必要だって話はしたろ!?」
「もっと前向きに考えろよ!ほら!?妹が呼んでるぞ!?」

グリシャ
「うわぁ」
「くそおぉおお」

と次の瞬間-

グロスを突き落とすクローガー

ドン ドオ・・ズザザザザ・・・

グロス曹長を砂丘に突き落とすクルーガー

転げ落ちたグロス曹長が見上げると そこにはミーナイーターが覗き込んでいます

わぁあぁああぁぁ・・・

顔面から齧られていくグロス曹長
クルーガーは「ふぅ…」とため息をついています

クルーガー「どうだ?これが面白いと思うか?」
グリシャ「あ…あんたは…」

フクロウの正体はクローガー

クルーガー「俺がフクロウだ」

脱帽し投げ捨てるクルーガー(フクロウ)

カチャ カチャ・・・
一方 グロス曹長の断末魔に気付いたマーレ当局員らが銃を持ち構えます

マーレ兵達「何だ-!?グロス曹長が落ちたぞ!?」

クルーガー「覚えておけよ グリシャ」

「巨人の力はこうやって使う」

ピッ・・ナイフで自傷するクルーガー

クローガーは知性巨人だった

オォオォオォォ

”怒り悲しみ憎しみがすべてを引き裂く”



▼▼次号88話へ続く!!!!▼▼

【進撃の巨人】ネタバレ最新87話「境界線」<感想と考察>

▶▶現在公開可能な情報と注目ポイント

  • ジークの告発
  • 東のマーレ敵対国
  • エレンとグリシャの境界線
  • 「巨人の力」の特性
  • ダイナはカルラを捕食した巨人
  • フクロウの正体はクルーガー

87話では前回に引き続き、グリシャの回想から「楽園送り」となったエルディア復権派メンバーたちの行く末が描かれており、答え合わせのような内容となっていましたね!

今回も個人的に気になったポイントを考察も交えて綴っていきたいと思います。

ジークの告発

両親を密告するジーク

前回86話にて、グリシャとダイナの意思により「マーレの戦士」となったジークは、7歳になりエルディア復権派メンバーを告発し「楽園」送りにしています。

実の両親をなぜ告発したのでしょうか?

エルディア復権の思想を過度に叩き込まれ、敵国「マーレの戦士」に送り出されたことへの反発だけでなく、恐らくは自分に愛情を注いでくれた祖父祖母を助けるためでもあったようです。

▼▼▼
ジークの眼鏡

そしてここで何気なく登場している眼鏡の男性は親族でしょうか…?
男性のかけている眼鏡が現在のジークの愛用している眼鏡と同じように思えます。

どういった立ち位置の人物なのか気になりますね…!

東のマーレ敵対国とは?

パラディ島の地図
『進撃の巨人』第86話「あの日」より

クルーガーに報告をあげるマーレ治安当局員の内容に、フクロウは『始祖の巨人』の力を引き合いに東の敵対国に支援と亡命を要請する手筈だったと述べています。

前回マーレ国以外にも様々な国が存在するのではないかと推測していましたが、今回さらりとその存在が明かされました。

マーレ国がパラディ島の資源を目的に動き出したのも、そう言った背景が絡んでいるのではないでしょうか。

大国マーレと敵対し支援を要請する程ですので、その規模は同等もしくは軍事力など脅威となる存在なのかも知れません。

▼▼▼
アッカーマン一族
『進撃の巨人』第16巻65話「夢と呪い」より

そして”東の敵対国”と聞き連想するのが「東洋の一族」です。

「東洋の一族」は「東洋」という東の海を表す所から壁の中に逃げてきた一族であり、ミカサがその末裔に該当します。

マーレとエルディア人は対立していますが、「東洋人」は壁の中へ入ることを許された一族であり、かつてのエルディア帝国と同盟国などであれば、支援を要請するのも納得ですね。

突き詰めると限がありませんが、記憶の改竄を受けない東洋の一族同様、アッカーマン家も壁の外に一族が存在するのか気になるところです。

エレンとグリシャの境界線

夢と記憶
『進撃の巨人』第1巻1話「二千年後の君へ」より

「……なんか すっげー長い夢を見ていた気がするんだけど……
いや、夢じゃねぇ…記憶だ…」

グリシャの記憶と同調し絶叫し目覚めるエレン。
今回『進撃の巨人』第1話のエレンが目覚めた時と同じ台詞が用いられています。

グリシャの記憶とシンクロするエレン

グリシャ巨人を捕食し「巨人の力」を継承した現在のエレンがグリシャの記憶と同調するのはあり得ると思われますが、この頃のエレンには巨人化する能力はないはずです。

当時エレンはどのような夢(記憶)を体験していたのでしょうか?

敢えて『進撃の巨人』第1話のエレンと同じ台詞が用いられているのには、まだ他に隠された「記憶」が現れる予兆なのかも知れませんね。

「巨人の力」の特性

 icon-check-square-o 「巨人の力」の特性

巨人は南から来る伏線

  • 「巨人は南から現れる」理由はパラディ島の南に船着場があるから
  • 無知性巨人は海に近付かないようになっている
  • 巨人の脊髄液を摂取して巨人化するのはエルディア人(ユミルの民)だけである
  • 巨人の体高は脊髄液(巨人化の液体)によって調整できる

そして今回、「巨人の力」について様々な情報が明らかとなりましたね!

巨人が南からやってくるというその理由は、当時様々な説が存在していましたが、パラディ島の南に船着場があり、終身刑となったエルディア人が巨人となり楽園送りされているからだったようです。

▼▼▼
巨人たち

「人を感知し追跡し食らう」「海には近付けない」「サイズも調整可能」といった特性など、無知性巨人は人間兵器そのもののように思えます。

ここで疑問点が一つ、壁外にいる巨人たちがエルディア人となると、マーレ国にとって「楽園送り」の終身刑は敵を増幅させる事にならないのか?といった点も気になります。

▼▼▼
ラガゴ村の住民を巨人化
『進撃の巨人』第11巻46話「開口」より

また、今回どのように大勢の人間を巨人化させるのか注目していましたが、これまで同様、注射による脊髄液接種にて巨人化しています。

かつてジーク戦士長(獣の巨人)がラガゴ村の住民やウォール・マリア奪還戦での巨人らを一斉に発生させた経緯については、現時点では不明なままですね。

『始祖の巨人』の力に対抗する能力、もしくはガス噴射など広範囲に摂取させる方法をマーレ側で造り出したのかも知れません。

ダイナはカルラを捕食した巨人

>ダイナはカルラを捕食した巨人

前回ダイナがカルラを捕食した巨人では?と推測していましたが、やはりダイナ=カルライーターと確定しましたね!

カルラーイーターは12巻50話「叫び」にて、エレンが座標の力を発動し巨人らに食われ消滅していますが、この時エレンがペチンと接触したことで座標が発動したことが判明しています。
もしかしたら「始祖の巨人」を持つエレンと王家の者が接触することで座標の力を扱えるのかも知れませんね。

▼▼▼
そしてグリシャの前妻ダイナが巨人化し、再婚したカルラを捕食するという因縁の図。

ダイナの最期の言葉

「グリシャ…私は…どんな姿になっても…あなたを探し出すから」

勿論、双方事情を把握している訳ではありませんが、ダイナがグリシャに向けた最期の言葉が何とも哀しく響き渡ります…。

フクロウの正体はクルーガー

フクロウの正体はクローガー

フクロウの正体はクルーガーだった!

こちらも前回推測していましたが、早々に答え合わせして頂けましたね。

「踊ってみせろ」と残酷な処刑を所望するグロス曹長を蹴り飛ばし、帽子を投げ捨て正体を明かすその姿、そして敵国の蒸気船を真っ二つに砕くクルーガー巨人!
ちょっとカッコ良すぎますねw

▼▼▼
クルーガー巨人

クルーガーのイケメン度はさておき、
今回フクロウの正体がクルーガーであること、そしてクルーガーは知性巨人であったことが明らかとなっています。

そしてグロス曹長の解説から、巨人化出来るのは「ユミルの民」であるエルディア人以外に存在しないとのことですので、巨人化したクルーガーもエルディア人であり、
前回86話での「九つの巨人」の一人が判明したことになります。

「九つの巨人」
■エルディアが所持する「二つの巨人」継承者

  1. ユミル・フリッツ→「始祖の巨人」継承者~
    →ウーリ・レイス→フリーダ・レイス→グリシャ・イェーガー→エレンへ
  2. <もう1人>?ダイナ・フリッツ?
    クルーガー→グリシャ・イェーガー→エレンへ

  3. ■マーレが所持する「七つの巨人」継承者

  4. 獣の巨人→ジーク戦士長
  5. 鎧の巨人→ライナー・ブラウン
  6. 超大型巨人→ベルトルト・フーバー→アルミン
  7. 女型の巨人→アニ・レオンハート
  8. マルセル(ベリック/ユミルに捕食され死亡)→ユミル
  9. 四足歩行巨人→?
  10. <もう1人>→?

フクロウ=クルーガーの目的は?

フクロウの計画

マーレ政府内通者であったフクロウ=クルーガーは、『始祖の巨人』を奪いマーレの巨人兵力を無効化し、東のマーレ敵対国に支援と亡命を計画していたようですが、フクロウの目的はまた別にあるようにも思えます。

また、王家の血筋であるダイナをマーレ側には秘匿しなぜ楽園送りにしたのか?

この時点では、巨人を駆逐する調査兵団が存在することは存知していないと想定すると、マーレ政府に利用されないようにするため、もしくは王家の血筋の者にしか持ち得ない力をダイナ巨人に託すため、巨人として楽園送りにすることで、王家の末裔であるダイナを延命させたのでしょうか?

次号の展開で明らかになることを期待します。

87話「境界線」<感想と考察>まとめ

境界線

今回の87話では物語が大きく進行した訳ではありませんが、これまでの疑問点が明らかとなる反面、更なる疑問点も浮上しましたね…!

ミカサの寝癖も可愛いかったですしw

平和に対する価値観の対比
『進撃の巨人』第14巻56話「役者」より

そして個人的には、グロス曹長の「自分が死ぬのは今日かもしれん=正常」という節と、『進撃の巨人』56話でのリヴァイの「隣にいる奴が明日も隣にいるとは思わない=異常」という価値観の対比。

そしてエルディア人が復活を遂げた暁には、マーレ人に残酷な仕打ちをするのではないのかと述べるグロスの台詞から、誰もが加害者と被害者であり、歴史と因果は繰り返すという”現実”を改めて考えさせられました。

次号88話では、クルーガーがグリシャに能力を継承し、71話「傍観者」でのグリシャとキースの出会い、壁内での過程が描かれるのではないでしょうか。

「エルディア人(巨人)をこの世から一匹残らず駆逐する」

この背景を知り得たエレンたちは、どのように世界と向き合っていくのでしょうか…?
今後の展開が楽しみです!