進撃の巨人ネタバレ99話

【進撃の巨人】ネタバレ最新99話
タイトル「疾しき影(やましきかげ)」

別冊少年マガジン12月号(2017年11月9日発売)のあらすじ感想と考察です。
未読の方はネタバレ回避してくださいね。

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【進撃の巨人】ネタバレ99話「疾しき影」あらすじ感想と考察

前回までのあらすじ

マーレでは、パラディ島への侵攻、そして来る「祭事」への準備が着々と進められていた。

そんな中、タイバー家の当主ヴィリーと戦士隊隊長マガトは、マーレに潜入したネズミを炙り出し別のシナリオも進行している様子。

「祭事」の前夜祭が行われ、いよいよ舞台が開幕しようとする直前、ライナーはファルコに地下へと導かれ、かつて仲間として共に手を取り合ったエレンとの再会を果たします。

物語の舞台は大きく動き出そうとしていた-。

第99話「疾しき影」あらすじ

● ライナーの回想

宿舎の外から戻る途中のライナー、ベルトルト、アニ。
”開拓地で首を吊ったおじさんの夢を見るんだ”と話すベルトルトらの会話の続きから始まります。

おじさんはなぜ自殺する前に身の上を話したのか?

その問いにアニは、誰かに許して欲しかったから話をしたのかも知れないが、マルセルを置いて逃げた自分達に何も言えるわけがない…と告げます。 

ベルトルト
「あのおじさんは…誰かに 裁いてほしかったんじゃないかな」


場面は変わり、エレンと対面し驚愕するライナー。
ファルコは、ライナーとエレンは古い友人だと聞いていた様子。
二人の張り詰めた空気に戸惑います。

エレン
「ありがとうファルコ… 引き合わせてくれて 
お互い積もる話が多くてな…何から話せばいいかわからないんだ」

ありえないと呟くライナーに、着席するよう施すエレン。

エレン達のいる地下の一室は、祭事のステージ裏側にあたる住居の建物で、ステージの喧騒もよく聞くことができる様子。

多くの住民が幕が上がるのを楽しみに窓から顔を覗かせています。

「この上がステージだ」と指差したエレンの掌からは「一」の字のようなすり傷から血が流れ落ちている描写。

エレン「…ライナー 座れよ」

エレンが即座に巨人化できる状態であると認識したライナーは目前の椅子に腰掛けます。

ファルコ
「では 僕は先に戻ってますね」

ライナー
「いいやファルコ お前もここで話を聞くんだ」

二人を引き合わせたファルコはその場を後にしようとするも、ライナーに引き留められます。


アズマビト家

 舞台の楽屋

「タイバー公 そろそろお時間です」

鏡の前に立ち尽くすヴィリー
緊張しているのか、その表情は硬く額に汗を浮かべています。

「あらまぁ お邪魔だったかしらね 少し顔を見に来ただけなの」

とそこへ前回登場した和装女性が登場
舞台前のヴィリーを激励に尋ねてきた様子。

女性の背後には黒いスーツの護衛のような男性が二名
ヒィズル国の和装女性は、アズマビト家の「キヨミ」という名前のようです。

無様な顔でしょうと言うヴィリーに、あなた方は勇敢だと励ますキヨミ。

キヨミ
「無事にお役目を果たすことを祈っていますよ」

握手を交わし、楽屋を後にするキヨミ
舞台とは反対の方向へと向かって歩いていきます-

 祭事会場の観客席

「あら…お久しぶりです いらしていたのですね レオンハートさん」

ライナーの母カリナが声掛けた男性はアニの父親。
カリナは男の隣の席に腰掛け、カリナと会ったのはライナーを出迎えた時以来かと話します。

戦士の親族であるブラウン、レオンハート、フーバー家は今回の舞台にて席を設けられていた様子。

ベルトルトの両親について話すレオンハート、フーバー氏はマーレの手厚い支援を受け、最期は安らかに逝ったとのこと。

娘さん(アニ)もきっと立派に…と話すカリナの言葉に

「死んでねぇよ アニは生きてる 帰ってくると約束したんだ」と強く言い放つアニの父。

かつて『この世の全てから憎まれることになっても父さんだけは味方だ』と涙を流していた父は、幾年経った今もアニの生還を信じている様子です。

アニは現在も水晶体に包まれたままなのでしょうか-


一方、祭事会場に到着するマーレ軍のカルヴィ元帥。
ウス汚い収容区での宣戦布告に不満をもらしています。

会場には、陸・海のトップであるマーレ軍の中枢、そして各国の大使やタイバー家と親交の深い名家、全世界の主要な新聞社まで揃っている様子。

マガトは舞台を見わたせる建物の屋上で警備を担当しています。


舞台は開幕直前、観客席にはジーク、コルト、ピーク、ポルコ、その前の席にガビ、ウド、ゾフィアが着席しています。

「ファルコとブラウンさんはまだかな?」

ライナーとファルコが戻らないと心配するガビたち

そこへマーレ軍の兵士が登場し、ジーク達戦士隊にマガト隊長から召集がかかります。


 地下室

ファルコ「もう… 始まりそうですね.…」
沈黙するエレンとライナーに視線を向けるファルコ

これまで沈黙していたライナーがゆっくりと口を開きます。

ライナー「エレン…どうやって…ここに来た?」

何のためにここに来たと問うライナーに対し、「お前と同じだよ」と答えるエレン。

怯えるライナー
出典:諫山創「進撃の巨人」第99話

エレンの言葉を聞いたライナーの呼吸は荒く蒼ざめ、両手で頭を抱えながら俯きます。

エレン
「お前と同じだよ『仕方なかった』ってやつだ」
.
.

開幕

 地上では舞台が開幕-

「昔話をしましょう 今から約100年前 エルディア帝国は巨⼈の⼒で世界を⽀配していました」

舞台の中央に立つヴィリーは、各国の要人、マーレ軍、エルディア人に向けて、これまでの歴史背景を演説していきます。

始祖ユミルの出現から一体どれほどの命が巨人に奪われたのか、今日までに現生の人類が三度絶滅しても足りないほどの人数とされており、巨人によって途方もない数の民族や文化、その歴史が奪われてきました。

その殺戮こそが人類史、エルディア帝国の歩んだ歴史であり、敵無しとなったエルディア帝国は同族同士で殺し合うようになります。

エルディア帝国の勃興から巨人大戦での家々の共謀、裏切り…そしてこの状況に勝機を見出したのが英雄ヘーロス。
ヘーロスの巧みな情報操作によって、エルディア帝国は次々と同士討ち倒れていきます。

そしてヘーロスはタイバー家と手を組み、強者フリッツ王を島に退かせることに成功しますが、世界を踏み潰せる力を持つ幾千万もの巨人が島に控えており、世界が存在しているのは偶然で、暗黒の人類史のエルディア帝国は未だ健在だということを述べます。

 地下

エレン
「聞いたかライナー あれが壁を破壊した理由だろ?」

お前達は世界を救おうとしたんだろうと言うエレン。
ライナーは両手で頭を抱え、その表情は恐怖に怯えるかのように蒼ざめていきます。

そんなライナーに「お前は世界を救おうとした、4人の子供たちは、何も知らずにその島に放り出された」と告げるエレン。

エレン「まだ…何も知らなかった」

エレンの言葉に耳を傾けるライナー
不思議そうな表情で顔をあげます-

そして二人の様子から、違和感を感じとるファルコ

 街中

マーレ兵
「イェーガーはそのまま正門に行け 二人はこっちだ」

一方、マガト隊長の召集命令に向かうジーク、ピーク、ポルコ達
案内するマーレ兵の指示に従い、ジークはそのまま正門へ。

街中を歩くピークとポルコ

あご髭兵士
出典:諫山創「進撃の巨人」第25巻99話

ピークは誘導するマーレ兵に「あなたをどこかで見たことがある気がする」と所属を尋ねます。

マーレ兵
「ずっと西のラクア基地だが 今だけ召集を受け警備に参加している」

マーレ兵は前を向いたまま、エルディア⼈の無駄話に付き合う気は無いと会話を遮断します。

ピーク
「それは残念…素敵なあご髭だと思ったのに」

「あ!ピークさん!」

街中を歩く途中、パンツァー隊と呼ばれるマーレ兵に声を掛けられるピーク
お勤めご苦労様、と兵の一人に抱きつきます。

ピークに抱きつかれ驚く兵士たち

ピーク
「いや~ ⾞⼒の巨⼈と運命を共にする彼らとは絆が⼤事でね」

パンツァー隊は「車力の巨人」の兵装部隊のようです。

ポルコ
「今その絆に⻲裂⼊ってないか?」



マーレ兵 「ここだ」
マーレ兵に連れられ、ピークとポルコはとある建物の室内に案内されます。

落とし穴に落とされるピークとポルコ
出典:諫山創「進撃の巨人」第25巻99話

「わああああああぁぁぁ」

「マガト隊⻑はどこだ?」と振り向いた次の瞬間、床が抜け落ちトラップにかかったピークとポルコは地下へ落下していきます。

タイバー家の真実の記憶

 舞台上 ヴィリーの演説はさらに続きます。

ヴィリー
「では本⽇の本題に⼊りましょう ここまで語った話は誰もが知る真実 ですが事実とは少々異なります」

「これは我々タイバー家が『戦槌の巨⼈』と共に受け継いできた記憶」

「その事実を今回 公の場で初めて公表させていただきます」

ヴィリーの演説では、フリッツ王こと「カール・フリッツ145世」は「始祖の巨⼈」を継承する以前からエルディア帝国の残虐な歴史を嘆き、同族同⼠の醜い争いに疲れ果て、虐げられ続けたマーレに⼼を痛めていた。

彼は「始祖の巨人」を継承すると同時にタイバー家と結託し、「巨人大戦」ではマーレ⼈のヘーロスを英雄と称し活躍させ、計画通りエルディア同士討ちさせ終結。

自身と出来る限りのエルディア国民を島に移し引篭った。

フリッツ王は死後も継承者に思想を引き継がせるため『不戦の契り』を作り、力を行使できないようにしたため、これまで島の巨人が攻めてくることは無かった。

フリッツ王はユミルの民の虐殺行為、そして巨人同士の争いに疲れ平和を求めてパラディ島に篭ったこと。

そして今後パラディ島に干渉するなら「壁の巨人が地をならす」と言い残したが、これは彼の本意ではなく、フリッツ王は罪を償うため、マーレが侵攻しても反撃しないつもりだった…。

フリッツ王
出典:諫山創「進撃の巨人」第25巻99話

つまりタイバー家が受け継いできた事実とは、
100年前「巨⼈⼤戦」を終結させ世界を救ったのは、ヘーロスでもタイバー家でもなくフリッツ王だということ。

フリッツ王の目的は平和であり、虐げられ続けたマーレの解放
そしてマーレがエルディアの殲滅を願うのであれば、それを受け⼊れると。


「本当の『壁の王』が世界を侵略することは無いと⾔うのなら…今まで信じられてたパラディ島脅威論とは何だったのか」

マーレやタイバー家が世界を救ったという⼤義は すべてフリッツ王のお膳⽴てだったという事実に騒めく観客たち。

ヴィリー
「しかし近年 パラディ島内で反乱が起き フリッツ王の平和思想は淘汰されました
『始祖の巨⼈』が ある者によって奪われたのです」

「世界に再び危機が迫っています 
フリッツ王の平和な世界に⻭向かう者が現れたのです」

フリッツ王の思想は代々「始祖」を継ぐ者に継承されてきたが、「始祖」を奪いパラディ島の平和を壊した者がいる。

反逆者にされるエレン
出典:諫山創「進撃の巨人」第25巻99話

平和への反逆者 その名は…
「エレン・イェーガー」



-【進撃の巨人】第100話へ続く-

新たな人物背景と出来事まとめ

99話の人物背景と出来事まとめ

■ フリッツ王のフルネームが判明

  • フリッツ王の正式名はカール・フリッツ145世

■ タイバー家の演説の内容

  • フリッツ王は「始祖の巨人」を継承すると同時にタイバー家と結託し、マーレ人のヘーロスを英雄と称し活躍させた
  • 「巨人大戦」では同士討ちとなり、フリッツ王は出来る限りのエルディア国民を島に移し引き篭った
  • パラディ島には世界を踏み潰せる幾千万もの巨人を抱えている
  • フリッツ王は自分の思想を死後も継承させるため「不戦の契り」を作った
  • マーレの報復を受け入れるまでの間、壁の中で争いのない楽園を享受
  • 「巨人大戦」を終結させたのはフリッツ王であり、平和とマーレの解放を願っていた
  • 近年、反逆者エレン・イェーガーによって「始祖の巨人」は奪われ、世界は再び危機に陥っている

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