特別編リヴァイ兵士長

『進撃の巨人』第3巻 
特別編「リヴァイ兵士長」

この特別編「リヴァイ兵士長」は、通常連載している別冊少年マガジンではなく、週刊少年マガジンに出張掲載された特別編です。

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『進撃の巨人』ネタバレ特別編「リヴァイ兵士長」のあらすじ

今から100年以上前
人類はある“天敵”の出現により 絶滅の危機を迎えた

何とか生き残った人類は3重の巨大な“壁”を築き そこで100年の平和を実現させた

しかし5年前……その平和も終わりを告げた

超大型巨人によって開閉扉は破壊され 100年の空腹から解き放たれた巨人により 人類は再び蹂躙された

人類は一番外側の壁を放棄
2割の人口と3分の1の領土を失い 活動領域は2重の壁まで後退した

だが…それと同時に人類は目を覚ます-

エレン
「良くも母さんを… 駆逐してやる!!」
「この世から…一匹残らず!!」



そして5年後…

巨人を恐れず壁外への進出を試みる「調査兵団」
希望と共に人材と資金が彼らに集中した

民衆
「来たぞ!!調査兵団の主力部隊だ!!」
「エルヴィン団長!!巨人共を蹴散らしてください」

歓声の中、先頭のエルヴィンに続くリヴァイ、ハンジなどの調査兵団

リヴァイの登場シーン
リヴァイの初登場シーン
出典:諫山創/「進撃の巨人」第3巻

エレン
「オイ…見ろ!人類最強の兵士リヴァイ兵士長だ!!一人で一個旅団並みの戦力があるってよ!!」

全貌の眼差しで見つめるエレン、アルミン、ミカサ

リヴァイ
「うるせぇガキ共め……」
うざそうに一瞥するリヴァイ

ハンジ
「あの子達の羨望の眼差しも…あなたの潔癖すぎる性格を知れば幻滅するだろうね…」

開かれていく内門

兵団
「開門するぞ!!この先は巨人の領域だ 5年前に奪われた街を奪還するぞ!!」


この任務を託される「調査兵団」は人類の英知の結晶である

一部の才覚によって「調査兵団」の生存率は飛躍的に向上したが それでも尚巨人の領域への派兵には毎回3割を超す損害が伴う

それほど人類と巨人の間には“力”の差が存在している

 壁外の街

調査兵団が壁外へ進んでいきます

グググ ザクッ

巨人に腰から下を飲まれてぶら下がった形の調査兵団の兵士A
巨人の足下には数名の兵士の残骸が横たわっています

兵士A
「今に…見てろよ…」
「お前らなんか…今に…人類が滅ぼす……最後に生き残るのは…人類だ……」
「お前らなんか…きっと……リヴァイ兵士長が…」

懸命に上体を引き起こし、巨人の目に剣を突き立てています
兵士の目に涙が滲んだその時-

ザクッ

屋根伝いにリヴァイが現れ、巨人に到達するなり、うなじを鋭く大きく切り裂きます
倒れ行く巨人に咥えられたままの兵士Aがリヴァイに視線を向けています

巨人を倒し、屋根に着地したリヴァイが兵士Aを振り返りますが、すぐに前方左右の巨人たちに視線を移します

リヴァイ
『右に1体…… 左に2体……』

ぺトラ
「兵長!!増援を集めてきました!!」
後方から兵士達を引き連れたペトラがやってきます

リヴェイ
「ぺトラ!おまえは下の兵士の介抱をしろ! 残りの全員は右を支援しろ!!」

ぺトラ
「え……!?」

リヴァイ
「俺は左を片付ける!」

左の巨人3、4体に向かって飛んでいくリヴァイ

ゴオオオオオ パシッ

リヴァイ
「揃いも揃って……面白ぇ面しやがって…」

ズバッ

巨人を倒し、もう一体の頭へ

リヴァイ
「おっと…おとなしくしてろ……そうしないとお前の肉を…綺麗に削げねぇだろうが……」

シャッ
飛んだ勢いで巨人のうなじを削ぐリヴァイ

リヴァイ
「!! ちっ… 汚ねぇなチクショ―」
血に濡れた手を布で抜き、ぺトラの元へ向かいます

リヴァイ
「オイ… ぺトラ そいつはどうだ!?」

ぺトラ
「兵長……血が……止まりません」
ペトラは兵士Aの傷口を懸命に押さえています

リヴァイ
「………」

介抱されている兵士A
「兵…長……」
兵士Aの側に膝をつくリヴァイ

リヴァイ
「!……何だ?」

兵士A
「オ…オレは…人類の役に…立てた…でしょうか…このまま…何の役にも…立てずに…死ぬのでしょうか…」

血塗れの手を力なく差し出す兵士A
その手を見つめたリヴァイは躊躇わず、その手を強く握り締めます-

リヴァイ
「お前は十分に活躍した そして……これからもだ」

「お前の残した意志が俺に“力”を与える 約束しよう 俺は必ず!!巨人を絶滅させる!!」

ぺトラ
「………兵…長…… 彼はもう…」

リヴァイ
「…… 最後まで聞いたのか?コイツは…」

ぺトラ
「えぇ…きっと聞こえてましたよ だって…安心したように眠っている…」

リヴァイ「………ならいい…」


カッカッカッ

エルヴィン
「リヴァイ!退却だ」

リヴァイ
「……!?退却だと…!? まだ限界まで進んでねぇぞ? 俺の部下は犬死にか?理由はあるよな?」

「巨人が街を目指して一斉に北上し始めた」

リヴァイ「!!?」

エルヴィン
「5年前と同じだ 街に何かが起きてる 壁が……破壊されたかもしれない」



特別編「リヴァイ兵士長」END-「進撃の巨人」19話へ続く-

「進撃の巨人」第3巻 特別編「リヴァイ兵士長」の感想

▶▶現在公開可能な情報と注目ポイント

  • 人類最強の兵士「リヴァイ」の登場
  • 調査兵団の構成員
  • 現在の物語と同じ時点での時系列

特別編「リヴァイ兵士長」は、本編から逸れた調査兵団「リヴァイ兵士長」にスポットを当てたお話です。

冒頭では巨人の圧倒的な強さが描かれていますが、
一人で一個旅団並の戦力を持つ人類最高の兵士・リヴァイはその巨人らを鮮やかに削ぎとっていきます。

これはリヴァイ兵士長の圧倒的な強さを示しており、その強さの秘密は後に明かされていますね!

そして調査兵団の構成員については、これまであまり語られたことがありませんでしたが、
調査兵団を率いるエルヴィン団長、そしてリヴァイ兵士長、ハンジらもここで登場しています。

「巨人が街を目指して一斉に北上を始めた」「5年前と同じだ」

との言葉から、
この特別編での時系列は、ウォール・ローゼを死守するエレンたち訓練兵と同じ現在の物語と同じ時点で、市街地で闘っていることから、エレンやミカサたちが戦っているウォール・ローゼから南進したところだと推測されます。

この「特別編」での初登場という点では、リヴァイ兵長が物語の中で重要なキャラクターであることが伺えますね。

この話以降、進撃の巨人の中核を担う調査兵団がスートリーに加わっていきます-