2017年8月9日に発売された『進撃の巨人キャラクター名鑑』で明かされた「新たな真実」や、気になるインタビューの内容をまとめてみました。
【進撃の巨人キャラクター名鑑】ネタバレ内容@感想まとめ
【進撃の巨人キャラクター名鑑】の見どころ
- キャラクター名鑑
- 巨人棲息域図鑑
- エルディアに力を与えた「九つの巨人」とは何だ!?
- 諫山先生が明かすキャラクター誕生秘話
- 物語の核心に迫る「諫山創先生ロングインタビュー!」
【コラム】
- 長距離索敵陣形
- 王に心酔し、忠誠を捧げたサネス
- 壁工事団あのかけがえのない日々はもう二度と
- 女神さまの孤児院
【年表】
- キース・シャーディスが目にしたイェーガー家と調査兵団の過去
- 運命に翻弄されたユミルが自由を手にするまでの軌跡を追う
- マーレで生まれたジークが再び始祖奪還に動くまで
2017年8月9日に発売された『進撃の巨人キャラクター名鑑』は、『進撃の巨人』に登場する主要キャラクターはもちろん、壁の中の名も無き市民や兵士達から、最新話マーレ編での新キャラクターまで、総勢200人以上を網羅した永久保存版の公式ガイドブックです。
人類だけでなく、「九つの巨人」の謎に迫る「最新巨人図解」や「巨人棲息域図」、作者・諫山創先生の「キャラクター誕生秘話」や、物語の核心に迫る「ロングインタビュー」なども掲載されており、見どころ満載の内容となっています。
『進撃の巨人』キャラクター誕生秘話の内容まとめ
キャラクター誕生秘話を要約
※以下、諫山創先生のインタビューより抜粋
■ エレン・イェーガー
- 激しく動くキャラなので髪にも集中線などの効果を入れたくて黒髪にした
- 強いカッコいいキャラにするべく眉毛を薄くして要素を引いた
■ ミカサ(即出の情報)
- ミカサのモデルは諫山先生のアルバイト先のお客様
- その特徴から東洋人という設定が生まれた
- ヒロインの名前は売れる験担ぎで戦艦の「三笠」から名付けた
■ アルミン
- アルミンはお父さん似
- 温厚で弱そうな見た目の特徴にするべく団子鼻にした
- TVアニメでのアルミンの両親の気球を作るエピソードは、ラフ画を用意していた
- コニーは「夏休みの子供」をイメージして生まれている
- すばしっこいイメージからバネ(スプリング)を連想したスプリンガーと名付けた
- サシャはコメディリリーフにしたいとサシャ・バロン・コーエンを元にしている
- リヴァイの名前の由来は、ヘプライ語で”矛盾”、映画「ジーザス・キャンプ」のリヴァイ少年から響きが良くて名付けた
- エルヴィンのモデルは「パリスを大統領に」PVに登場するSPで、アメリカの正義を体現したような外見が、調査兵団のイメージに合っていた
- ハンジの眼鏡(ゴーグル)はキャラクターを描き分けるため
- ライナーは、元サッカー選手のデビッド・ベッカムの目・眉雰囲気と、映画「プライベート・ライアン」のマット・デイモン+諫山先生の地元の友人の特徴を足して生まれた
- ベルトルトは、超大型巨人のビジュアルから生まれたキャラクターである
- アニの髪型はアヴリル・ラヴィーンがパパラッチされた時の写真を元にしている
- アニの名前は「木更津キャッツアイ」の”アニ”から、内面的な強さを現す”レオンハート”を組み合わせて中2ぽくした
- 進撃の巨人に登場するキャラクターの名前は、大半がドイツに実在する名前に由来している
『進撃の巨人キャラクター名鑑』では、主要キャラクターのエピソードから、身長や体重、誕生日や名台詞まで、登場人物の詳細な情報が網羅されています。
2016年8月に発売された公式ガイドブック『進撃の巨人ANSWERS』でもパーソナルデータが追加されていましたが、今回さらに多くの情報が掲載されています。
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ちなみに、前回の『ANSWERS』では掲載されていなかったハンジの副長、モブリットの誕生日(4月24日生)も今回、掲載されていましたね!
モブリットはハンジを守り第19巻78話で殉職していますが、作中亡くなったキャラクターに関しては、キャラクター名称欄に「死亡」と表記されています。
これらの情報から、これまで亡骸が描写されず生死が明らかではなかったキャラクター(例えばユミルやグライスは「死亡」と表記)に関しても、はっきりと分かるようになっています。
さらには『進撃の巨人』23巻から登場する新キャラクター達も網羅されており、人気のピークやクルーガ―(フクロウ)の誕生日なども掲載されています!
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そしてこれまで作中登場したモブ巨人たちや、「九つの巨人(知性巨人)」に関する情報も一覧で見ることができますので、見応え十分で楽しめます!
▼ 掲載されているキャラクターの詳細は、別記事『キャラクター紹介一覧@まとめ』に随時追記していきますので、併せてチェックしてみてくださいね。
2020年12月6日より、ついにTVアニメ「進撃の巨人」ファイナルシーズンが放送スタートとなりましたが、マーレ・エルディアなど、これまでの「進撃の巨人」とは別世界のような戦争描写に、困惑されている方も多いのではないでしょうか。 こちらの記事では、新章となる「マーレ編」の世界情勢や歴史、新たな登場人物から用語まで、詳しく解説していきます。
物語の核心に迫る『諫山先生ロングインタビュー』の内容まとめ
諫山先生ロングインタビューを要約
※以下、諫山創先生のインタビューより抜粋
- 海を見たことは、巨人を駆逐できたエレン達へのご褒美やトロフィーのようなもの
- 「海に辿り着けるような状況になった時は、壁の外に巨人がいなくなっている」ことを表していた
- 単行本17巻・18巻のシガンシナ区決戦に向かう辺りの内容は、1巻・2巻のリフレインになっており、意図的にクライマックス感を出していた
- 18巻72話では、知的好奇心から「海を見たい」アルミンに対して、エレンは「海があるのにそれを見る自由がない」ことへの憤りだったことからすれ違いを表現した
■ 22巻90話の巻末に登場した”貝殻”について
- 海にしかない物を象徴したものを手にするアルミンに対してエレンは見向きもしないことに”夢の終わり””少年期の終わり”といった、3人が別の道を歩み始めるという意味を込めていた
- 海を臨むシーンは「何ならここで最終回でもいいんじゃないか」と、構想当初から嫌な予感を漂わせたかった
■ 夢に生きたエルヴィンの死について
- リヴァイの一言があったからこそエルヴィンは夢を諦め使命を重んじる大人に成長できた
- エレンと超大型巨人の戦いは「エレンが生身で決着をつける」と思っていた
- エレンとライナー、ベルトルトとの関係について、エレンがもの凄くライナーを尊敬するエピソードなどもっと掘り下げたかった
■ マーレ編について
- マーレ編の最初の戦闘は描く前から不安があった
- ロボットものは描くのが大変で、装甲列車は複数のデザイン案から検討していた
- 車力の巨人の装備(仮面)のデザインは、高校生の頃の落書きから流用
締め切り当日まで白紙だった - 物語の舞台は、ファンタジー世界から~100年程前の現実を模した世界に移っている
- 新キャラクターのガビ達は「どこかで見た奴ら(エレン達)」として描いている
- アルミンの今後は機会が来れば描いていきます
『進撃の巨人キャラクター名鑑』では、キャラクターの情報の他、作者・諫山創先生のインタビュー記事も掲載されています。
エレンやミカサ、アルミンなど主要キャラクターの誕生秘話に加えて、インタビューでは物語の核心に迫る最新話までの制作秘話エピソードも語られおり、こちらを一読してから再度コミックスを読み返すと、キャラクターの深い心情が垣間見えてきます。
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さらには、キースとグリシャの出会い、そしてユミル、ジーク達の軌跡の年表も時系列で掲載されていますので必見です!
▼ 詳細は別記事「『進撃の巨人』年表・時系列まとめ」にまとめていきます。
『進撃の巨人』年表・時系列まとめでは、『進撃の巨人』の世界において現在判明している事実と出来事を、分かりやすく時系列にまとめています。 「進撃の巨人」最新話までのネタバレ内容を含みますので、単行本派の方は、ネタバレ回避し …
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『進撃の巨人キャラクター名鑑』は単なる”キャラクターの一覧”ではなく、公式ガイドブックと同様の情報量を詰め込んだ読み応えのある内容となっていて、ファン必見おすすめの一冊です。
ぜひGETして、キャラクターを網羅してみてくださいね!
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© 諫山創/講談社
すごく分かりやすくまとてくださって、ありがとうございます!(^^)!
これは買います!
このキャラクター名鑑は保存版ですね♫
私の好きな酒場のマスターや腰パンのレオンも載っていて嬉しかったです(*”▽”)
アルミンの両親がみれて嬉しいです!
私はお母さんに似てると思いました♪