© 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
この考察には
別冊少年マガジン3月号(2015年2月9日発売)の
「進撃の巨人」66話・コミック16巻の内容が含まれます。
これから読まれる方は、ネタバレ回避してくださいね(ง ˘ω˘ )ว
【進撃の巨人66話ネタバレ考察】
『ヨロイ ブラウン』とライナー・ブラウンとの関係性を考察
「進撃の巨人」66話では、
ヒストリアに「初代王の思想」を受け継がせるために
ロッドは『サイキョウノキョジン』と書かれた薬瓶を用意します。
その黒いカバンの中には、『サイキョウノキョジン』の他にいくつかの薬瓶が入っており
物語の土壇場でエレンが目にした薬瓶には
『ヨロイブラウン』の文字が…
エレンは”ヨロイブラウンを摂取すれば硬質化出来るかもしれない!”
と、皆を守るために『ヨロイブラウン』を口から摂取し巨人化!
見事、硬質化に成功していることから、
『ヨロイブラウン』を摂取すると、ライナーと同じように
”硬質化する力”を継承出来ることが分かります。
今回はこの『ヨロイブラウン』の薬瓶と
ライナーの関係性を考察してみたいと思います。
”ヨロイ・ブラウン・硬質化”
”ヨロイ・ブラウン・硬質化”
と言えば、真っ先に浮かぶのがライナー・ブラウンですね。
なぜレイス家は”鎧の力”や”超大型巨人化する力”を
継承出来る薬瓶を所持していたのでしょうか?
▶▶現在”巨人化する注射”についての情報は
・薬によって巨人の種類が違う
・現在では『サイキョウノキョジン』『ヨロイブラウン』の種類がある
この3点が明らかになっています。
そもそもライナーとベルトルト・アニらは
”壁の中の人類をすべて滅ぼすことが目的”
として攻撃にきた壁外の勢力です。
▶▶「進撃の巨人」49話(単行本/12巻)で
エレンを奪還するべくアルミンがベルトルトに
「仲間であるアニは拷問を受けている…」と話すと、
ベルトルトは
「悪魔の末裔が!!根絶やしにしてやる!」
と声を荒らげていることから、
レイス家の継承している『初代王』はライナーやベルトルトらの
”鎧の力と大型巨人化する力”を奪った可能性が考えられます。
そしてその奪った力によって、
現在の3重の壁を作った…
(硬質化によって作られている壁)
とも考えられます。
壁外にもレイス家のような一族がある?!
そう考えると
壁外にはレイス家のように
ライナー・ベルトルト・アニや、ユミルの民
それぞれ”巨人化する力を保持する一族”があり
レイス家のように次の代に「巨人の力」を継承しながら
力を引き継いでいるのかも知れませんね…!
第47話でライナーがベルトルトに言っていた
「お互い、先の短い殺人鬼同士だろ?」とは、
”役目を終えたら、次の代に継承するため食われてしまう”
とも考えられますね。
『ヨロイ ブラウン』薬瓶の中身は…?
ロッドがヒストリアに伝えていた
「力を継承するためには脊髄液を体内に入れればいい」
とのことから、
『ヨロイ ブラウン』薬瓶の中身は…
ライナー・ブラウンもしくはブラウン一族の
”鎧の力”を持つ者の脊髄液…
(もしくは脊髄液を量産したもの?)
『サイキョウノキョジン』はベルトルト・フーバー一族のもの…?
そして、アニ・レオンハート一族の薬もあるのでしょうか…?!
と考えると…
「悪魔の末裔が」
と言われても仕方のない所業を行ってしまったのでしょうか。
そしてその秘密は、シガンシナ区にある
エレンの自宅の地下室(鍵?)に隠されているのかも知れません…。
未だ封じられている記憶の謎は、恐ろしい事実かも知れませんね…!