2017年8月9日に発売された最新刊『進撃の巨人23巻』のネタバレ内容とあらすじ感想や考察をまとめてみました。
【進撃の巨人23巻】最新刊ネタバレ<あらすじ感想と考察まとめ>
『進撃の巨人』第23巻のあらすじ感想と考察ポイント
-壁の外の世界-
新章となる23巻では舞台も登場人物も一変、エレンたちパラディ島と敵対する海の向こう側、マーレ側の視点で物語は進められていきます。
物語の時系列としては、コミックス第22巻90話のエレン達が海に到達した時から~3年後のマーレ国での話となります。
新キャラクターとなるマーレの戦士たち、ファルコ、コルト、ガビ、ウド、ゾフィア。
そしてジーク、ライナー、ポルコ、ピーク。
マーレは9年前に開始した「始祖奪還作戦(エレン達のいるシガンシナ区へ壁ドンした日)」が失敗に終わり、超大型と女型を失ったことから弱体化とみなされ、敵対国である中東連合と戦争。
獣の巨人、鎧の巨人の任期(寿命)も迫る中、彼らの継承者を選抜するべく幼き戦士候補生たちが最前線で戦っています。
戦闘中、兵器として巨人化され空から投下されるエルディア人達。
巨人の力のもって敵の要塞を沈めたマーレ国ですが、他国の軍事技術は急速に進歩を遂げており、巨人の力は無敵ではなく空の時代へと移ろうとしています。
(彼らの装備から第二次世界大戦の様子に近い感じですね。)
ジークは軍事再建するまでの間、”巨人の力が必要”とパラディ島への侵攻再開を元帥に提案しますが、実は王家の血筋であることを隠していることもあり、何か目的があることが伺えます。
その真意は明らかにされてませんが、幼き頃マーレの戦士となり、両親を密告したことも関係しているのかも知れませんね。
また、93話ではライナーやガビ達が街を歩くその陰で、彼らを見ている黒髪長髪の人物が登場します。
この人物は94話でも登場しており、エルディア人が付ける腕章を逆腕に装着したり、戦争で片足がなくなっていることから、エレンが潜入しているのではないかという説も浮上しています。
各話の詳細な内容はこちら
https://xn--u9j4g9dxd292pfbtfskdg9f.com/%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%90%e3%83%ac/%e9%80%b2%e6%92%83%e3%81%ae%e5%b7%a8%e4%ba%ba%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%90%e3%83%ac%e6%9c%80%e6%96%b091%e8%a9%b1%e3%81%82%e3%82%89%e3%81%99%e3%81%98%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%81%a8%e8%80%83%e5%af%9f/
https://xn--u9j4g9dxd292pfbtfskdg9f.com/%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%90%e3%83%ac/%e9%80%b2%e6%92%83%e3%81%ae%e5%b7%a8%e4%ba%ba%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%90%e3%83%ac%e6%9c%80%e6%96%b092%e8%a9%b1%e3%81%82%e3%82%89%e3%81%99%e3%81%98%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%81%a8%e8%80%83%e5%af%9f/
https://xn--u9j4g9dxd292pfbtfskdg9f.com/%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%90%e3%83%ac/%e9%80%b2%e6%92%83%e3%81%ae%e5%b7%a8%e4%ba%ba%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%90%e3%83%ac%e6%9c%80%e6%96%b093%e8%a9%b1%e3%81%82%e3%82%89%e3%81%99%e3%81%98%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%81%a8%e8%80%83%e5%af%9f/
https://xn--u9j4g9dxd292pfbtfskdg9f.com/%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%90%e3%83%ac/%e9%80%b2%e6%92%83%e3%81%ae%e5%b7%a8%e4%ba%ba%e3%83%8d%e3%82%bf%e3%83%90%e3%83%ac%e6%9c%80%e6%96%b094%e8%a9%b1%e3%81%82%e3%82%89%e3%81%99%e3%81%98%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%81%a8%e8%80%83%e5%af%9f/
『進撃の巨人』23巻で判明した新たな設定・出来事まとめ
- 登場人物は新キャラクター
- マーレ国と中東連合の4年に渡る戦争は巨人の力によって勝利する
- 他国の軍事技術は格段に進歩している
「対巨人砲徹甲弾」は鎧の巨人も貫く威力 - ジークは元帥にパラディ島侵攻再開を提案
- マーレと中東連合の戦争中にパラディ島へ送った32隻の調査船団は一隻も帰ってきていない
- アッカーマン一族は巨人化学の副産物である
- 獣の巨人・鎧の巨人は次期継承へ
- 九つの巨人「顎の巨人=ガリアード」「車力の巨人=ピーク」ら中の人物も登場
- ジークの特殊能力(王家の血筋が関係していると思われる):叫びによってエルディア人を巨人化させられる
- 血の繋がりは「九つの巨人」の記憶の継承に強く影響する
- 黒髪長髪の人物が登場:エレンが侵入している説
- ライナー達の故郷は「レべリオ収容区」
- ライナーはエルディア人の母カリナとマーレ人の父親とのハーフである
「九つの巨人」の継承者と戦闘能力
■ ユミル・フリッツ→「始祖の巨人」継承者~145代フリッツ王~
→ウーリ・レイス→フリーダ・レイス→グリシャ・イェーガー→エレンへ
■ 進撃の巨人:クルーガー→グリシャ・イェーガー→エレンへ
・いつの時代も「自由」のために戦ってきた巨人
■ 超大型巨人:ベルトルト・フーバー→アルミン・アルレルト
・別名「破壊の神」
■ 女型の巨人:アニ・レオンハート(地下収容)
・オールマイティーな戦闘能力
・高い機動力と持続力
・硬質化を交えた打撃技
・無垢の巨人を呼び寄せられる(範囲は狭い)
マーレが保有する「巨人」と継承者
■ 獣の巨人:ジーク戦士長(任期1年)→コルトへ継承(予定)
・王家の血を引くジークが継承したことで戦闘能力が広がった
・投石攻撃によって広範囲に攻撃が可能
・人間を無垢の巨人化させることができる
・マーレ政府には「驚異の子」と呼ばれる
■ 鎧の巨人:ライナー(任期2年)→戦士候補者へ継承(未定)
・硬質化に特化
・頑丈な壁の扉も破壊できる
■ 顎の巨人:マルセル→ユミル→ポルコ
・強襲型
・最も素早く動くことができる
・強力な爪と顎で大抵の物は砕ける
■ 車力の巨人:ピーク
・並外れた持続⼒で⻑期間の任務に対応
・⽤途に合わせた兵装が可能
▼「九つの巨人」の正体一覧はこちら
『進撃の巨人』第23巻の感想・考察まとめ
23巻では新たな登場人物とその背景に驚かされますが、壁の外の世界の少年たちもまた、残酷な世界で己の正義のために戦っています。
エルディア人に”救い”の道はあるのでしょうか…?
そしてライナーの生い立ちや過去の出来事も次々と明らかになっていきます。
母親への想いに応えたいと戦士を目指すライナーの姿に、思わず心を打たれますね。
ライナー視点での壁中人類はどのように映っていたのでしょうか。
24巻ではさらに彼らの深層心理に踏み込んでいくこととなります-!
「進撃の巨人」23巻 限定版
発売日:2017年8月9日発売
価格:2,100円(税抜)
著者:諫山創
出版社:講談社
たまなたやに