9月19日(土)公開の実写映画【進撃の巨人 エンドオブザワールド<後篇>】を劇場で観てきました!
この映画感想にはネタバレ内容も含みます。
これから映画をご覧になる人はネタバレ回避してくださいね(ง ˘ω˘ )ว
・実写映画【進撃の巨人 エンドオブザワールド<後篇>】感想を追加
実写「進撃の巨人 エンドオブザワールド<後篇>」ネタバレ感想レビュー
9月19日公開の実写映画【進撃の巨人 エンドオブザワールド<後篇>】を4DX劇場にて鑑賞して来ました。
今回は映画のあらすじと感想をメインに、4DX版での体感レポもまた別途書かせていただきます。
あくまでも個人的な感想として、初見での理解であらすじと感想を書いていますので、参考までにお読みください。(ง ˘ω˘ )ว
【進撃の巨人 エンドオブザワールド<後篇>】総評は?
初見での印象をざっくりというと…
前篇より面白かったです!
前篇では巨人に襲われる恐怖心や超大型巨人の再現性は素晴らしかったのですが、
ストーリーの構成には疑問に思う部分が多く感じられました。
後篇でも細かな疑問点はありますが、前篇よりも無駄な会話もなくスムーズな流れで
単純に実写オリジナル展開も面白いと思えました。
前篇を観て、後篇をどうしようか迷っているという方は、
一度鑑賞することをおすすめします!
【進撃の巨人 エンドオブザワールド<後篇>】映画ネタバレ<あらすじ>
100年以上前
突如現われた巨人たちに人類の大半は喰われ、文明は崩壊
生き残った者たちは巨大な三重の壁を築き 平和を保っていましたが
ふたたび現われた超大型巨人によって壁が破壊され
壁の中へ侵入してきた巨人たちによって外の壁の農業地区(門前)を放棄
その後「外壁作業員」として
外の壁の修復作戦を行うことになったエレンたち
度重なるアクシデントや衝突を繰り返し、巨人にも囲まれ再び混乱状態に
人類最強の兵士シキシマによって窮地を救われるが
圧倒的な数の巨人らに逃げ惑う隊員たち
そんな中、アルミンを庇い巨人に飲み込まれてしまったエレンは
巨人の内部で覚醒し、自らが巨人へと変身します
巨人化したエレンは周囲の巨人を全滅させ
力尽き倒れたうなじをミカサが切り裂き、エレンを救出します
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【進撃の巨人 エンドオブザワールド<後篇>】あらすじ
※【進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド】予告映像より
「いい子だ」
草なぎ剛さん演じる(グリシャ)が幼少のエレンに注射を打っているところへ
(母カルラ)が止めに入ります。
カルラ「この子になんてことを…!」
グリシャ「大丈夫、上の子で実験済みだ」
「爆発的細胞分裂の引き金が何か知りたいんだ」
その場にはソウダも様子を見守っています
やがて中央政府であるクバルらによって
グリシャとカルラは反乱分子として連行され
エレンはソウダに連れられ身を隠しその場を逃れます
目覚めるとエレンは拘束され、中央政府率いるクバルらに囲まれています。
クバル「君は、人か?巨人か?」
エレン「人間です!」
クバルはエレンを反乱分子として射殺しようとしますが
アルミンやハンジ、ソウダがエレンを庇います
ソウダは巨人化したエレンがミカサに殴りかかったことを
「一定の時間が過ぎると、大脳皮質が分解され意識が支配されるだけだ…」
と言いかけたところで即座に射殺され
「お前の兄さんは…」と言い残し命を落とします。
とそこへ鎧型の巨人が頭上より登場!
ハンジ「こんなのはじめてがまた出てきたー!」
頭上から落ちてきた瓦礫によって中央政府らは全滅。
クバルも瓦礫にはさまれ
ハンジ、アルミン・ミカサら外壁作業員の面々が生き残りますが
エレンは鎧の巨人にさらわれてしまいます
白い部屋
意識を失っていたエレンが目覚めると
そこは不思議な”白い部屋”
ジュークボックスからは
「ジ エンド オブ ワールド」が流れています。
そしてシキシマが現われ
エレンを助け出したこと、
”白い部屋”は政府の役人が見張るために使われていた部屋ということ、
そして過去の映像フィルムが流れ この世界のカラクリを話し出します
「巨人の正体は人間が作り出した”人間”だ」
「かつてここは大都市だった」
巨人は兵器として作り出され、やがて爆発的に感染して広がり
巨人になれなかった者は、壁の中に籠り
ごく僅かな支配者と支配されるものに分かれた
今回の超大型巨人の出現は政府による自作自演であること
人々が外の世界へ興味を持たせないために、
人類に巨人の恐怖を植え付けさせることが目的だと-!
決別と戦い
政府の支配を破壊して革命を起こすのがシキシマの狙いであり
エレンも賛同しましたが、その革命の達成の為なら
現在の人類の犠牲をいとわないやり方にエレンが反発
シキシマ率いる調査兵団と外壁修復団が真っ向から対立します
サンナギは「ここは任せて先に行け」と
調査兵団に銃弾を受けながらも壊れた時計塔を馬鹿力で引っ張り
シキシマらを巻き込み崩壊させ、命を落とします
難を逃れたのもつかの間
エレンらが乗る装甲車に倒したはずのシキシマが現われ
「心臓を捧げるとはどういうことかを教えてやろう」
と自分の心臓に剣を突き刺して巨人に変身!
鎧の巨人の正体はシキシマだったことが明らかに-!
エレンも巨人化し、シキシマ巨人(鎧の巨人)との
巨人同士の格闘戦ののち、劣勢になりながらも最後はエレンがシキシマを撃破します
壁の穴を塞ぐ
シキシマを倒したエレン達は
当初の目的だった「壁の穴を塞ぐ」という作戦を実行しようと
巨人化したエレンが不発弾を壁の穴へ差し込み、爆弾をセットします
が
壁の上には死んだはずのクバルが立ちはだかります-!
「よくここまで頑張りました!」
「諸君らを英雄として内地に住む優遇しましょう
巨人のお友達(エレン)を引き渡しなさい!」
「エレンが売れるか!」と言うアルミンをクバルが連射
クバル「お前達は何が欲しいんだ」
エレン「この世界の真実が知りたいんだ!」
「俺は天国の奴隷より、地獄を選ぶ!」
そしてサシャが弓でクバルの喉に弓を撃つと
なんとクバルが巨人化!
▼▼▼
クバルの正体は「超大型巨人」だった!
立体機動で挑むエレン、ミカサ、ジャンの三人
超大型の攻撃をよけきれずにジャンが命を落とします
ハンジも登場し援護しますが
超大型巨人を仕留める事は困難で、窮地に追い込まれていきます
万事休すと思った所に、倒したはずのシキシマが登場!
窮地のエレンを庇い
「お前はお前の未来を生きろ」と不発弾を持って超大型巨人の口へ-!
シキシマとクバルは相打ちし、爆発の衝撃で壁の穴が塞がります
壁が崩れる中、エレンとミカサは手を取り合います
そして壁の上から眺める外の世界には
過去に存在していたであろう世界の廃墟と
美しい夕日 広大な海が広がります-
END
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そしてエンドロールが終わった後に謎のシーンが…
「想像通りいかないからおもしろいんだよ」
ジュークボックスから放たれた謎の”機械音声”
支配者らしき者らの会話でEND
続編があるかのような終結となっています
・
・
【進撃の巨人 エンドオブザワールド<後篇>】映画ネタバレ<感想>
- 草なぎ剛さんがグリシャ役にて出演
- エレン巨人VSシキシマ巨人
- 巨人化のしくみと世界のカラクリ
- シキシマはエレンの兄である設定
- エンドクレジットの声
- 総評・まとめ
- 「原作の謎に関わる重要な発言」の予想
個人的な感想として気になった点を綴っていますので、参考までにお読みください。
草なぎ剛さんがグリシャ役にて出演
話題になっているSMAPの草なぎ剛さん出演については、数ヶ月前ツイッターにてネタバレ的なツイートがあり、残念ながら驚きはありませんでしたが、3~5分程度と短い出演にもかかわらず、グリシャ役扮する草なぎさんの登場は強く印象に残りました。
エレン巨人VSシキシマ巨人
”紫”に光る鎧の巨人が綺麗でカッコイイ!
映画の特撮での見せ場の一つでもある「エレン巨人VSシキシマ巨人」のバトルシーンは迫力満点で見応えがありましたね!
今回4DX版で鑑賞しましたので、シートも連動して振動やらエアー、ミストなどのエフェクト効果で臨場感たっぷりに楽しめました。
巨人化のしくみと世界のカラクリ
ソウダ「一定の時間が過ぎると大脳皮質が分解され意識が支配されるだけだ…」
原作では巨人化の謎は未だ明らかになっていませんが、
個人的には
との説を有力に思っていましたので、今回のグリシャとソウダのセリフは興味深い内容でした。
一方でシキシマが語る世界のカラクリ「巨人化の正体」については、原作者である諫山創先生からのヒントを基に考えられたとのことですので、もしかしたら原作と関わる謎が含まれているかも知れませんね。
シキシマはエレンの兄である設定
劇中ハッキリと明かされた訳ではありませんが、グリシャやソウダの言動から、シキシマが兄である可能性が高いと思われます。
兄である設定をシキシマ自身も認識しているなら、最後のシーンで
「お前はお前の未来を生きろ」
と、自身よりエレンを助けたシキシマの行動も理解できますね。
エンドクレジットの声
パンフレットに書かれていましたが、エンドロール後の”機械音声”は、エレンが出て行くのを監視していた中央政府の者たちの声とのことです。
クバルもその一人であって、体制そのものは残っているという設定のようです。
総評・まとめ
▶▶前編と後編を観て思ったこと
総評でもざっくりと書きましたが、個人的には前篇よりも楽しめました!
後篇でも細かな疑問点はありますが、単純に“実写オリジナル展開”も面白いと思えました。
ただ映画の上映時間は、前篇が98分、後篇が87分ですが、前後篇に分けずに前篇の無駄なドラマパートを省き1つの作品にまとめた方が良かったように思えます。
もう一つ、個人的に好印象の石原さとみさん演じるハンジですが、ドラマ的に蚊帳の外というかあまり見せ場がなかったのが残念でした。
「原作の謎に関わる重要な発言」の予想
「原作でも明らかになっていない 謎の重要なヒントが後篇に隠されているんです」
「ある登場人物が、原作の進行に関わる重要な言葉を発するんです」
と主人公エレンを演じた三浦春馬が打ち明ける▶シネマトゥデイより引用
そしてシネマトゥデイで語られていた
「原作の謎に関わる重要な発言」とはどの人物の発言だったのでしょうか。
① 巨人化のしくみについての発言
② 巨人は兵器として作り出されたという発言
(※巨人が人間である説は原作で明らかになっています)
③ エレンに兄(知性巨人)がいるとの発言
特定出来なかったため予想になりますが…気になったのは、上記3つの発言でした。
この発言での”謎”は、原作での物語が進むことで明らかになることと思いますので、記憶に留めておきたいと思います。
実写映画【進撃の巨人 ATTACK ON TITAN】
前篇:『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
後篇:『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』★前篇・後篇 現在上映中!
原作:諫山創(講談社「別冊少年マガジン」連載中)
<スタッフ>
監督:樋口真嗣
特撮監督:尾上克郎
脚本:渡辺雄介 町山智浩
音楽:鷺巣詩郎
扮装統括:柘植伊佐夫主題歌: SEKAI NO OWARI
前篇:「ANTI-HERO(アンタイヒーロー)」
後編:「SOS」<キャスト>
エレン:三浦春馬
シキシマ:長谷川博己
ミカサ:水原希子
アルミン:本郷奏多
ジャン:三浦貴大
サシャ:桜庭ななみ
サンナギ:松尾諭
フクシ:渡部秀
ヒアナ:水崎綾女
リル:武田梨奈
ハンジ:石原さとみ
ソウダ:ピエール瀧
クバル:國村隼
他
深読みすごいですねww
実写版、今にして思えばかなり原作の情報が入ってますよね。
エレンの兄が知性巨人とか、グリシャとダイナが連行されたところとかかなり被ります。
「巨人は兵器」というのも、グリシャ本やマーレ編ではっきりしてきています。
エレン役の人がいっていた、原作に関わる重要な発言とは、もしかしたらジークがマーレ側からの反逆を企てる伏線があるとか、でしょうかね。
もう一度実写版を観直したくなりました。