この『新兵器の考察<兵器・装備まとめ>』には、別冊少年マガジン1月号(2016年12月9日発売)の
【進撃の巨人】第76話「雷槍」
までの内容が含まれます。単行本派の方は、ネタバレ回避してください。
・新兵器「雷槍」の考察を追加
【進撃の巨人 73話 ネタバレ考察】新兵器を考察<兵器・装備まとめ>
『進撃の巨人』70話でマルロが絶賛していた
新兵器の「槍」とはどんな兵器でしょうか?
まだその全容は明かされていませんが、
かなりの攻撃力がある兵器と予想されることから
「ウォールマリア最終奪還作戦」での
ライナー・ベルトルト、そして獣の巨人らとの戦闘にて
その威力が発揮されるのではないか、と期待が高まりますね!
▼▼▼
今回はこれまで「進撃の巨人」に登場してきた
兵器や装備から、新兵器である「槍」がどんな兵器なのかを予想、
自身の備忘録も兼ねて装備をまとめてみました。
【進撃の巨人 73話 ネタバレ考察】<兵器・装備まとめ>
【進撃の巨人】の世界の「兵器・装備まとめ」は
公式・公式スピンオフの情報を元にしています。
現時点73話までに登場している兵器を整理していますが
省略されている場面もありますのでご了承ください(ง ˘ω˘ )ว
今後登場する新たな兵器・装備などは随時追加していきたいと思います。
▼▼▼
調査兵団・憲兵団・駐屯兵団の三兵団の兵士達には共通の装備品が支給されます。
まずはエレン達が操る、代表的な武器からまとめていきます。
立体機動装置
★アニメ版立体機動装置
考案・開発者/アンヘル・アールトネン
立体機動装置は、『進撃の巨人』を象徴する
巨人の弱点へ攻撃するために空中移動を可能とした戦うための必須の装備です。
★原作での立体機動装置の構造
立体機動装置は、推進用のガスボンベと、巨人の急所を切断するための
超硬質スチール”スナップブレード”から構成されています。
アンカーが付いたワイヤーの射出機が腰ベルトの左右に付けられ、
操作装置を兼用する剣の柄部分と繋がり
このワイヤーを打ち出してアンカーを壁や巨人の体に突き立て、
ワイヤーを高速で巻き取ることによって素早い空中移動が出来ます。
燃料はガス
立体機動装置を利用するには、ガスが不可欠で
巨人との戦闘中にガス切れを起こしてしまった場合、助かる可能性はゼロに近いため
適切な量のガスを噴射する技術も必要とされます。
ガスは工業地帯の地下に広がる大空洞でのみ採掘される氷爆石(ひょうばくせき)
と呼ばれる石で、氷爆石を大型のボンベに詰めて運び出しています。
ワイヤーの射出・巻取り装置の形状が、原作漫画とアニメで異なっています。
原作では樽型の装置にワイヤー系とガス噴射機構が併存していますが、
アニメではワイヤー系が二つの円盤型のケースに分割され、
ガス噴射機構を挟んで腰の後ろ両側に配置されています。
超硬質スチール
超硬質スチールは、強靭さとしなやかさを備えた鋼材で
精錬と鍛造には高炉や複数のレアメタルが必要になるため、工場都市でしか行えません。
兵士達が装備する半刃刀身(はんばとうしん)も、
この超硬質スチールを用いられて鍛造されたもので
刀の部分には特殊な製法で折れ筋が入れられており
巨人の肉を一挙に削ぎ取ることのみに特化した対巨人兵器”スナップブレード”は、
巨人の肉質を断裂出来る現在では唯一の素材です。
調査兵団の馬
調査兵団の馬は、専用に品種改良された高価な馬で、
平均的な庶民の生涯年収に相当する価値があるとされています。
体長は160cm程度、体重は450~500kg。
粗食耐え、長時間の移動にも不平を漏らさず
巨人を見てもパニックを起こしにくく、
トップスピードは時速75~80kmに達し、通常でも時速35km程度、
さらに馬車を引かせても時速20kmと十分な速度で走ることが出来る優秀な馬です。
壁上固定砲
考案・開発者/アンヘル・アールトネン
「壁上固定砲」は三つの壁の防衛用として壁上部のレールに備え付けられた大砲で、
壁の上に設置されたレール上を台座ごとで移動できます。
照準を定めた後の固定作業が必要なため即効性が悪く
移動する巨人への命中率は低いですが、
垂直下への砲撃も可能なため、壁に密着した巨人は狙いやすい特徴があります。
榴弾・ぶどう弾など複数種の砲弾があります。
「榴弾」は巨人の弱点を捉えられれば、一発で仕留められる弾、
「ぶどう弾」は、主に兵士による接近戦の支援砲撃で
巨人の動きを停滞させるために用いられる弾として使用されています。
対 特定目標拘束兵器
女型の巨人を生け捕りにするために準備した秘密兵器で、
外見は普通の荷馬車と同じように擬装され
樽に詰めたワイヤー付きの鉛を四方八方から無数に射出することで
巨人の関節を固めてその動きを封じます。
さらに関節に撃ち込んで運動を封じるための拘束用ニードル射出器を用いて
拘束します。
樽の中に七本の筒があり、両端に金属製の鏃を装着した大型のワイヤーが収納されて、
爆発によって発射されると片方は巨人に、片方は背後の物体に打ち込まれ
ワイヤーの張力によって巨人の自由を奪う他に、
関節に撃ち込んで運動を封じるための拘束用ニードル射出器も存在します。
肉の防護壁
破壊された壁の扉を塞ぐために技術班が考案した防護壁は
銛付きのネットを網に張り、
銛に刺さった巨人を防護壁代わりにしています。
技術班は既存の道具を組み合わせて、臨機応変に対策を講じます。
対人立体機動装置
アッカーマン隊長率いる中央憲兵が使用していた
対人に特化した立体機動装置。
威力性が高い銃を用いて、対象を攻撃しますが
連射することはできず、一発ずつ装填が必要です。
対巨人伐採兵器「丸太(仮称)」
『進撃の巨人』第70話にて登場した「対 巨人伐採兵器”丸太”(仮称)」
エレンの硬質化によって作り出された溝に巨人の顔を突っ込ませ
上部に吊るされた丸太を巨人のうなじに目掛けて落下させ、重みでうなじを粉砕しています。
大砲や資源も消費せずに日中フル稼働で巨人伐採しまくりの
地獄の処刑人の誕生です!
新兵器「雷槍」についての考察
「進撃の巨人」70話にて
新兵器の「槍」と呼ばれている、新たに開発された兵器。
その全容は明かされていませんが、
マルロ曰く「あの槍の威力があれば巨人なんて紙くず同然だ!」
と絶賛するほど攻撃力の高いの兵器のようです。
また「お前は槍がヘタクソだろ!」などの台詞から、
操縦性が必要な兵器とも思われます。
”新たな兵器”として気になったのが、上記2点の画像です。
▼▼▼
そして
とのことから、
この改良された兵器が新兵器「槍」ではないかとも考えられます。
もしかしたら対人立体機動装置(銃)などを改良といった
既存の兵器をベースに製造しているかも知れませんね。
これらを踏まえた上での新兵器「槍」の全容とは-
今後の知性巨人との闘いに必要な武器として
これまで超硬質スチールのブレードでは破壊出来なかった、
硬質化した鎧の巨人をも打ち砕く攻撃力の高い兵器
と思われます。
新兵器「雷槍(らいそう)」の正体
- 雷槍は中央憲兵によって隠された技術によって作られた
- 電流ではなく雷が落ちたような威力から「雷槍」という名称となった
- 硬質化を破壊する威力がある
- ワイヤーを引き抜くことにより手動で爆破させる仕組み
- 鈍重な相手に有効、目標の周囲に立体物が必要などの使用条件がある
『進撃の巨人』第76話にてその全容が明かされた新兵器「雷槍(らいそう)」は、硬質化された「鎧の巨人」に対抗する武器として、中央憲兵が隠し持っていた新技術を導入し技術班によって造られた兵器です。
「雷槍」はその破壊力ゆえ、通常の刃の斬撃のようにして巨人にアンカーを撃ち込むと、撃った本人まで巻き添えを食らう可能性がありますので、
動きの遅い”鈍重な相手”、目標の周囲に立体物(建物・木)が有るなどの条件下において有効な武器となるようです。
これまで硬質化された部分にブレードは歯が立たず見ているだけしか出来なかったを考えると、硬質化された知性巨人とも戦える武器として戦力となりそうです。
今回登場した「雷槍」は対硬質化に攻撃する武器として造られていますが、敵の攻撃を防ぐための「盾」や「鎧」など、防御兵器も開発されているのでは?と想像しています。
▼▼▼▼▼
【進撃の巨人】の世界の「兵器・装備まとめ」は
公式・公式スピンオフの情報を元にしています。
現時点での73話までに登場している兵器を整理していますが
今回、省略してしまった装備もまた随時追加していきたいと思います!
© 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会