進撃の巨人ネタバレ漫画全話

「進撃の巨人」第1巻から完結34巻まで、漫画のあらすじ・感想・考察などを一覧でまとめています。

最終回・最終巻はこちら


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『進撃の巨人』-序章-「シガンシナ区没落」編

その日 人類は思い出した

ヤツらに支配されていた恐怖を・・・
鳥籠の中に囚われていた屈辱を・・・・・・

【序章】第1巻
-超大型巨人の襲来-

人間を食らう巨人から逃れるため、人類は三重の壁に囲まれた領域で、約100年にわたり平和を謳歌していた。
しかし突如として現れた超大型巨人と巨人達によって、平和な時は終わりを告げる。
主人公のエレン、ミカサ・アルミン達が暮らすシガンシナ区は壊滅し、彼らは故郷を後にする。
巨人に食われた母カルラへの想いを胸に、エレンは巨人への復讐を誓う-

第1巻

「進撃の巨人」第1巻
進撃の巨人1巻の表紙
第1話「二千年後の君へ」
第2話「その日」
第3話「解散式の夜」
第4話「初陣」
発売日:2010年3月17日
第1巻のあらすじ
「シガンシナ区 陥落編」
巨人が支配する世界。人類は巨大な3重の壁を築くことで安全に暮らせる領域を確保し、王に統治を委ねその内側で束の間の平和を謳歌していた。
そんなある日、50mの壁さえ破壊できる超大型巨人が出現しシガンシナ区の門を破壊。無数の巨人たちが侵入し、主人公エレンの母は無残にも巨人に捕食-
エレンはその悔根と復讐心から訓練兵となり、仲間と共に巨人に対抗する技を磨く中、5年ぶりに超大型巨人の出現!ウォール・マリアに無数の巨人が壁の中に侵入し、訓練兵であるエレンたちも収集され初陣に出撃するも、巨人の圧倒的な力に食われていく仲間たち-絶望の戦いが始まります。
第1話「二千年後の君へ」
  • 人類は壁の中にいることによって100年平和を保っていた
  • 突如「超大型巨人」が出現し、壁の扉が破壊される
「進撃の巨人」の始まりとなる第1巻第1話。
巨人が支配する世界で、人類は捕食の恐怖に怯えながら、壁の中で暮らしています。
外の世界に憧れを持つ少年エレンは、壁外調査から帰還した調査兵団を見に行くも、彼が目にしたものは、憔悴しきった兵士達の姿だった。
やりきれない思いを抱え、幼馴染のミカサとアルミンに調査兵団入団を口にするエレン。
そんな中、突然街が閃光に包まれ地響きが轟き、50mもの壁を超える「超大型巨人」が顔を覗かせ、壁の扉を蹴り破ります。
主な伏線 回収・未回収
タイトル「二千年後の君へ」の意味 未回収
  • 「いってらっしゃいエレン」と言った人物は誰なのか?
  • エレンが見た夢の内容と涙の理由。
  • なぜミカサの髪が伸びていると言ったのか?
未回収
「845」の意味 第2話では「850」と数字が掲載されており、後に「5年前の惨劇…」と称されていることから、年号だとされている。
「道具屋」の看板の逆さ文字 「進撃の巨人」の世界は現実とは鏡合わせの世界に設定されているため。

Q.「進撃」の世界では、なんで太陽が西から昇っているのですか?
A.「僕らが住んでいる世界とは鏡合わせみたいなイメージで作っています。」
(※別冊少年マガジン1月号掲載「一問一答」の回答より)
グリシャの地下室には何が隠されているのか? 「壁の外の世界」が記された手記と写真が隠されていた。
(第21巻85話「地下室」)
第2話「その日」
  • 超大型巨人・鎧の巨人によって壁が破壊される
  • エレンの母・カルラが巨人に食べられてしまう
  • 「ウォール・マリア」没落。人類は3分の1の領土を失う
  • シガンシナ区から内地へは船でも移動出来る
  • 没落から5年後、エレン・ミカサ・アルミンらは訓練兵団を卒業
超大型巨人が壁の扉を破ったことで街中は破壊され、次々と巨人達が壁の中へ侵入していきます。
壁の破片が直撃し、瓦礫の下敷きになり動けない母カルラは、子供たちだけでも助かって欲しいと、助けに来たハンネスに懇願。
ハンネスに抱えられ、立ち去るエレンとミカサに、生き延びるよう叫びかけ、巨人に食われていきます-
さらに超大型巨人とは別の鎧の巨人が出現し、ついにウォール・マリアの壁が破られてしまう。
船に乗り、シガンシナ区を脱出するエレンとミカサ。
目の前にいた母親を救えず、己の無力さを痛感したエレンは、訓練兵団への入団を志願し、ミカサとアルミンもまた彼と同じ道を進んでいく-。
主な伏線 回収・未回収
超大型巨人と鎧の巨人はどこへ消えてしまったのか? 壁の中に侵入していた
「…あぁ また これか…」と呟くミカサの頭痛の謎 未回収
壁の名前「ウォール・マリア、ローゼ、シーナ」の意味 始祖ユミルの3人の娘の名前(第30巻122話より)
訓練兵団の成績が10位になったクリスタが驚いている理由 実力的にユミルが上位に入ると考えていたため。
後に、クリスタが憲兵団に入れるよう、ユミルが工作して10位に入れたことが判明する(第9巻37話より)
第3話「解散式の夜」
  • 壁の中には3つの「駐屯兵団」「調査兵団」「憲兵団」兵団がある
  • 成績上位10名は内地での「憲兵団」を選択出来る
  • 4年前に人類の人口2割を投入して総攻撃を仕掛けたが全滅
  • エレンらが生まれる前、流行病の抗体を持ってグリシャが現れた
  • エレンはグリシャと会った時の記憶が曖昧・頭痛が発生し思い出せない
  • グリシャがエレンに注射を打つ記憶がフラッシュバック
  • 超大型巨人が再び出現。壁が破壊される
エレンたち104期訓練兵は、訓練兵団卒団の日を迎える。
その解散式の夜、内地での安全が約束された憲兵団へ志願するジャンと、巨人を駆逐するという目的意識が人一倍強いエレンが対立し、殴り合いになります。
ミカサが仲裁しその場を後に外に出るとアルミンも合流し、それぞれが調査兵団に入団すると宣言する中、ハンネスと再会しグリシャのことを尋ねられたエレンは、激しい頭痛に襲われ意識を失います。
翌日、壁上の固定砲整備を行うエレンたち104期訓練兵の前に、突如「超大型巨人」が再来します。
主な伏線 回収・未回収
グリシャがエレンに注射を打った理由 「始祖の巨人」と「進撃の巨人」をエレンに継承させるため
目覚めたエレンの記憶が曖昧な理由 グリシャが打った巨人化の注射は、記憶障害を引き起こす作用がある(第3巻10話)
超大型巨人が再来したのはなぜ? 「始祖の巨人」を炙り出すため(第24巻97話)
第4話「初陣」
  • 超大型巨人には知性がある
  • 動きは鈍いが熱風を放ち姿を消すことが出来る
  • 主人公エレンが巨人に食べられ死亡する

巨人の生態について

  • 発生原因は不明
  • 意志の疎通は例がない
  • 人間意外の生物には一切の関心を示さない
  • 食事を必要としないため、人間を捕食するのは殺戮であるあると推測
  • 傷を自己修復出来る
  • 後頭部より下、うなじにかけての部分が弱点

「九つの巨人」一覧はこちら

5年ぶりに現れた超大型巨人と対峙したエレン。
しかし、超大型巨人は大量の蒸気とともにその姿を消してしまいます。
壊れた壁からの巨人侵入を防ぐため、駐屯兵団による迎撃作戦が開始されるが、調査兵団の精鋭部隊が不在ということも重なり、訓練兵らも初陣への参加を余儀なくされます。
次々と仲間が犠牲になっていき、戦いへの恐怖が頂点を迎えたアルミンは、巨人を前にして立ち竦んでしまいます。
その姿を見たエレンは、アルミンを救出に向かうも、逆に巨人に飲み込まれてしまいますが…。

「トロスト区防衛・奪還戦」編

「トロスト区防衛戦」編
第1巻3話~第4巻18話

  • ウォール・ローゼの壁の門が破壊され、巨人が多数侵入
    トロスト区の住民が避難する間、駐屯兵団と訓練兵達が巨人と戦い防衛する
  • ミカサの機転で、住民の避難路をせき止めていた商会のボス、ディモ・リーブスを撤退させる
  • 「ミカサの過去の回想」→ 両親の死、エレンとの出会い、アッカーマンの力に目覚める
  • 巨人を倒す、謎の「黒髪の巨人」が現れ、窮地のミカサを救う
  • トロスト区に取り残されたアルミン達104期兵らは、駐屯兵団本部に辿り着きガスを補給
  • 力尽きた「黒髪の巨人」のうなじから、死んだはずのエレンが現れる

シガンシナ区没落から5年(850年)の歳月が流れた。
シガンシナ区壊滅を機に、ウォール・マリアは没落。人類の活動領域は縮小し、今や巨人を防ぐ壁はローゼとシーナの二つのみとなった。
エレン、ミカサ、アルミンの三人は第104期訓練兵団の解散式を迎えたが、そんな彼らの前に再び超大型巨人が襲来する。
破壊された門から、トロスト区へ次々と侵入する巨人達。
街の住人達が避難する間、トロスト区の駐屯兵団とエレンら104期訓練兵団の卒業生が共同で防衛戦を展開するが、次々と巨人に捕食され班員は全滅していきます。
そしてエレン自身も、アルミンの身代わりに巨人に捕食されてしまいます。
エレンの死を聞き茫然とするミカサ。そんなミカサに迫る巨人を退けたのは、これまでの巨人とは違った、巨人を攻撃する「黒髪の巨人」だった。
人類を守るかのように次々と巨人達を倒し、やがて力尽きた巨人から現れたのは、死んだはずの主人公エレンだった-

第2巻

「進撃の巨人」第2巻
進撃の巨人第2巻の表紙
第5話「絶望の中で鈍く光る」
第6話「少女が見た世界」
第7話「小さな刃」
第8話「咆哮」
第9話「心臓の鼓動が聞こえる」
発売日:2010年7月16日
第2巻のあらすじ
-謎の巨人の出現-
シガンシナ区襲来から5年-再び現れた超大型巨人が壁を破り、無数の巨人が壁の中に侵入し、人々は再び恐怖に直面する。
実務経験豊富な調査兵団が不在のため、駐屯兵団が撃退の任に当たり、訓練を終えたばかりのエレンたちも招集されるが、住民の避難が遅れる中反撃はままならず、エレンはアルミンを救出し巨人に食われてしまう。
エレンの死を知り茫然とするミカサ。そんな彼女に迫る巨人を退けたのは、どこからか現れた黒髪の巨人だった。
黒髪の巨人は人類を守るかのように、次々と巨人を倒していき、やがて戦いを終え力尽き倒れたうなじから現れたのは、死んだはずのエレンだった。
エレンを抱きしめ、ミカサは心の限り泣いた…。
第5話「絶望の中で鈍く光る」
  • 生き残ったアルミンはコニーに助けられる
  • 避難民の救助が遅れていたのは、商会のボスの荷物が詰まり、立ち往生していたため
生き残ったアルミンは救助に来たコニーに助けられるが、エレンを失った現実に動揺を隠せずにいた。
一方、後援班にいるミカサは避難民が商会の巨大な積荷で立ち往生しているところに出くわします。
人々の諍いを制したミカサだが、振り出した雨とともに、エレンと初めて出会った日のこと思い出します。
第6話「少女が見た世界」
  • ミカサは東洋の一族の末裔
  • エレンの「戦え、戦え!!」との呼応から、アッカーマンの力が覚醒する
-ミカサの回想-
平穏に過ごしていたミカサは、賊の襲撃で両親を殺害され、拉致されます。
その現場を訪ねたグリシャとエレン。グリシャが憲兵団を呼びに向かう中、エレンは一人でミカサの救出に向かい、2人は賊を殺害します。
行く宛てのないミカサにマフラーを巻き「帰ろうぜ」と声をかけるエレンに、ミカサは生きる希望を見出します。
第7話「小さな刃」
  • ミカサはエレンが戦死したことを知らされる
  • 撤退命令が出るもガスの補給ができず、屋根の上で足止めされているジャンやコニー達訓練兵に、ミカサは本部へ向かうよう発破をかける
  • エレンの死に絶望し、ガス切れで地上に落下したミカサは、「謎の巨人」に窮地を救われる
駐屯兵団本部に群がる巨人達を前に、絶望し怯える補給兵たち。
一方、エレンを探しに来たミカサは、アルミンからエレンが戦死したことを告げられ、冷静さを失ったまま本部へと向かうも、ガス切れで落下してしまいます。
巨人を前に、絶望に打ちひしがれたミカサの脳裏に、エレンの「戦え、戦え」という叫びが聞こえ、再び立ち上がると、そこには巨人を倒す「謎の巨人」が現れます。
第8話「咆哮」
  • アルミンは「謎の巨人」を駐屯兵団本部まで誘導し、群がる巨人を倒す作戦を提案する
  • ガス切れの兵士達の犠牲を経て、ジャンら訓練兵は駐屯兵団本部に辿り着く
-巨人が巨人を襲う-
絶体絶命のミカサを救ったのは巨人だった…!
前代未聞の光景に戸惑いながらも、人類の怒りが体現されたかのような光景に気分を高揚させるミカサ
このミカサを救った巨人は格闘術や巨人の弱点のうなじを確実に攻撃していたことに気づいたアルミンは、この巨人を補給所へと誘導しながら自分たちも進み、無事に本部へ辿り着いています。
この時点ですでに、後にハンジとともに作戦立案していくアルミンの頭脳的ポジションが位置づけられています。
そして”仲間の死を利用して何人助かった…”と死んだ仲間を想い、苦悩するジャン。
この咄嗟の判断から、後に思い出すマルコの台詞
「ジャンは強い人ではないから、弱い人の気持ちがよく分かる」「今何をすべきか分かる」
ジャンの”普通の人間らしさ”といった内面が印象づけられた内容となっています。
第9話「心臓の鼓動が聞こえる」
  • アルミンのガス補給作戦が成功する
  • ライナーの言動から見られる伏線
  • 巨人に食われて死亡したエレンは生きていた
第8話でのアルミンの作戦が見事成功し、ようやくガスを補給出来た兵士たち。
そして力尽きた「謎の巨人」のうなじから、巨人に食われて死亡したはずのエレンが姿を現します。
主人公があっけなく死んでしまう衝撃の第1巻からまた、新たな事実が明らかとなっていきます-

第3巻

「進撃の巨人」第3巻
進撃の巨人第3巻の表紙
特別編「リヴァイ兵士長」
第10話「左腕の行方」
第11話「応える」
第12話「偶像」
第13話「傷」
発売日:2010年12月9日発売
第3巻のあらすじ
-謎の巨人の出現-
巨人たちを攻撃する謎の巨人が力尽きて倒れると、その中から無傷のエレンが出現。意識を取り戻したエレンを取り囲んでいたのは、駐屯兵団の兵士たちだった。
エレンを庇うミカサとアルミンにも銃口が向けられ絶体絶命に-
3巻では特別編「リヴァイ兵士長」も収録。エルヴィン団長やリヴァイ兵長も登場し、いよいよ物語が加速していきます。

第4巻

「進撃の巨人」第4巻
進撃の巨人4巻の表紙
第14話「原初的欲求」
第15話「個々」
第16話「必要」
第17話「武力幻想」
第18話「今、何をすべきか」
発売日:2011年4月8日
第4巻のあらすじ
-謎の巨人の出現-
ウォール・ローゼの外壁に空いた穴を修復するため、巨人化したエレンが巨大な岩で穴を塞ぐ作戦が開始。
エレンは巨人化しますが自我を失い暴走してしまいます。アルミンの必死の問いかけにエレンは立ち上がることが出来るのか-

「調査兵団・第57回壁外調査」編

「調査兵団・第57回壁外調査」編
第5巻19話~第7巻30話

第5巻

「進撃の巨人」第5巻
「進撃の巨人」第5巻の表紙
特別編「イルゼの手帳」
第19話「まだ目を見れない」
第20話「特別作戦班」
第21話「開門」
第22話「長距離索敵陣形」
発売日:2011年8月9日
第5巻のあらすじ
-謎の巨人の出現-
巨人化したエレンの活躍によって、人類はウォール・ローゼ、トロスト区の奪還作戦に成功する。
3つの兵団とトップを務めるザックレー総統らによる軍法会議が開かれ、エレンの身柄は調査兵団の元へ委ねられる。
5巻には物語の鍵となる特別編「イルゼの手帳」も収録されています。

第6巻

「進撃の巨人」第6巻
進撃の巨人6巻の表紙
第23話「女型の巨人」
第24話「巨大樹の森」
第25話「嚙み付く」
第26話「好都合な道を」
発売日:2011年12月9日
第6巻のあらすじ
第57回 壁外調査

壁外調査に乗り出した調査兵団が遭遇した女型の巨人は、高い知能と運動能力を持った知性巨人だった。
エレンを狙う女型の巨人は、エレンを守り馬を駆けるリヴァイ班を捉えます。巨大樹の森で繰り広げられるエレン争奪戦の行く末とは-?

女型の巨人無双の6巻を目撃せよ!

第7巻

「進撃の巨人」第7巻
進撃の巨人7巻の表紙
第27話「エルヴィン・スミス」
第28話「選択と結果」
第29話「鉄槌」
第30話「敗者達」
発売日:2012年4月9日
第7巻のあらすじ
女型の巨人捕獲作戦

”何かを変えるために、より多くを捨てた者が強さを得る”
多大な犠牲を払い壊滅の危機に陥りながらも「女型の巨人」を捕えた調査兵団。その正体に迫りますが、一歩及ばず-
奇声を発し巨人に自らの身体を食わせて情報を隠蔽した「女型の巨人」は、人間の姿でエレンたちリヴァイ班に忍び寄ります!

「ストヘス区急襲-女型の巨人拘束作戦-」編

「ストヘス区急襲-女型の巨人拘束作戦-」編
第8巻31話~第8巻34話

第8巻

「進撃の巨人」第8巻
進撃の巨人8巻の表紙
第31話「微笑み」
第32話「慈悲」
第33話「壁」
第34話「戦士は踊る」
発売日:2012年8月9日
第8巻のあらすじ
”世界から失われていた記憶が取り戻される”
女型の巨人捕獲作戦の失敗を受け、責任追及のため調査兵団は王都へ召喚、エレンの身柄は憲兵団へ移送されることになった。
そんな中、アルミンが女型の巨人と思われる人物を割り出す。窮地に陥った調査兵団は、女型の巨人の中の人物をおびき出し拘束を試みます-

「ウォール・ローゼ内地・ウトガルド城」編

「ストヘス区急襲-女型の巨人拘束作戦-」編
第9巻~第10巻

第9巻

「進撃の巨人」第9巻
進撃の巨人9巻の表紙
第35話「獣の巨人」
第36話「ただいま」
第37話「南西へ」
第38話「ウトガルド城」
発売日:2012年12月7日
第9巻のあらすじ
女型の巨人の捕獲に成功したエレン達。時を同じくして壁の中に巨人が眠る”新たな謎”に直面します。
一方、女型の本体と共謀者の疑いから隔離されミケ達に監視されていた104期兵たちは、突如巨人の群れに襲撃されます。ウォール・ローゼが突破されたと判断し、東西南北4班に分かれ情報拡散・住民の避難に対処するメンバーたち。そんな中、囮となり巨人と戦うミケの前に毛に覆われ猿のような「獣の巨人」が現れます-!
第35話「獣の巨人」
ウォール・ローゼ内部に突如出現した巨人の群れを発見した調査兵団は、トロスト区、エルミハ区、ヤルケル区、クロルハ区の主要城壁都市に4騎の伝令を送り、104期と武装兵で構成した班を東西南北に分け、住民を避難させるべく情報拡散に離散していきます。
突進する巨人を食い止めるべく、獣の巨人率いる巨人らと戦いミケは死亡。
一方で、北方向での避難指示にあたる「北班」には、この近くの村出身であるサシャが道案内をしていますが…。
第36話「ただいま」
ウォール・ローゼ内部に突如出現した巨人の群れを発見した調査兵団は、トロスト区、エルミハ区、ヤルケル区、クロルハ区の主要城壁都市に4騎の伝令を送り、104期と武装兵で構成した班を東西南北に分け、住民を避難させるべく情報拡散に離散していきます。
北方向へ向かった「北班」では、近くの村出身であるサシャが避難指示をしている中、父親と再会-
一方でストヘス区にて女型の巨人を捕獲したハンジらたちは、壁の構造内に巨人がいることを知りながら黙認するニック司祭を乗せ、ウォール・ローゼ南区へ向かいます。
第37話「南西へ」
-ウォール・ローゼ内部 巨人発生から16時間後-
壁の構造内に巨人がいることを知りながら黙認するニック司祭を乗せ、ウォール・ローゼ南区へ向かう馬車の中、巨人の硬化によって壁が造られていると推察したハンジ・アルミンは、ウォール・マリアの壁をエレン巨人の硬化で塞ぐための夜間決行作戦を思案します。
住処を失い、絶望と恐怖の表情の住民らを目撃したニック司祭は、壁の秘密を公に話せる権利を持つ人物の名「クリスタ・レンズ」を告白。
最前線にいるクリスタの元へ向かうハンジたち。
一方、南班のメンバーは コニーの故郷であるラガゴ村へ到着するも村は壊滅しており、コニーの家にはなぜか巨人の姿が…。
第38話「ウトガルド城」
-ウォール・ローゼ内部 巨人出現より11時間後-
コニーの故郷ラガゴ村は壊滅するも村人の亡骸はなく、コニーの生家を覆うように仰向けに横たわる巨人。
一方、西班と南班は壁の穴を特定するべく見回りますが見つからず一周し鉢合わせします。
月明かりに浮かび上がる古城にて、休息をとる調査兵たちを襲う突如巨人の群れが襲来!
応戦を余儀なくされる調査兵たちの命運は…。

第10巻

「進撃の巨人」第10巻
「進撃の巨人」第10巻の表紙
第39話「兵士」
第40話「ユミル」
第41話「ヒストリア」
第42話「戦士」
発売日:2013年4月9日
第10巻のあらすじ
ウォール・ローゼに突如現れた巨人の群れと戦う調査兵も力尽き、窮地に立たされた104期兵たち。
いよいよ全滅かと思われた夜明け、命懸けで戦いに身を投じたユミルによって窮地を救われ、ハンジ率いる主力メンバーも到着し巨人の撃退に成功します。
ウォール・ローゼに帰還するメンバー達の休息も束の間- 超大型巨人、鎧の巨人がその正体を現します-
第39話「兵士」
巨人発生地点を探す104期面々と調査兵団は、ウォール・ローゼ付近のウトガルド城で休息を取りますが、夜には活動できないはずの巨人の群れに襲撃されます。
城の塔壁を使い巧みに巨人を討伐していくナナバやゲルガーたち。
104期兵らは装備もない状態で塔の中に入り込んだ巨人たちと対峙し、攻防戦が繰り広げらる中、獣の巨人の投石攻撃によりリーネとへリングが死亡。
さらに巨人が多数接近し絶体絶命となりますが…。
第40話「ユミル」
ウトガルド城での攻防戦が繰り広げられるも、獣の巨人による圧倒的な巨人の襲撃によってナナバとゲルガーも食われてしまい絶体絶命のクリスタ達。
「私も一緒に戦って死ねるのに」と言うクリスタに、雪山訓練での約束『私がその秘密を明かした時…お前は…元の名前を名乗って生きろ』『胸張って生きろよ』と訴えるユミル。
そしてユミル自らが巨人と化し、巨人の群れへ攻撃を仕掛けるユミル巨人ですが-
第41話「ヒストリア」
ウトガルド城跡での死闘を終え、ハンジ班と合流した104期兵たち。
ユミルが巨人化能力を持っていたことや、クリスタの本当の名前が”ヒストリア”であることが明らかとなりました。
激変する状況から一変し安堵する一同ですが…。
第42話「戦士」
ウトガルドでの死闘から生還したクリスタとユミル、そしてライナー、ベルトルトたち。
ウォール・ローゼに壁の穴は見つからず、エレン達はトロスト区へ引き上げようとします。
その背後でふとエレンを引き留めるライナー。
ライナーは自身が「鎧の巨人」であり、ベルトルトは「超大型巨人」であるとエレンに正体を明かします。
裏切者の正体にエレンも巨人化し対抗しますが…。

「エレン奪還戦」編

「ストヘス区急襲-女型の巨人拘束作戦-」編
第11巻~第12巻

第11巻

「進撃の巨人」第11巻
進撃の巨人11巻の表紙
第43話「鎧の巨人」
第44話「打・投・極」
第45話「追う者」
第46話「開口」
発売日:2013年8月9日
第11巻のあらすじ
かつてシガンシナ区を壊滅させ、エレンの母の死の原因となった超大型巨人、鎧の巨人の正体が発覚。
エレンは巨人化し応戦するもあと一歩のところでユミルと共に連れ去られてしまいます。
一方ウォール・ローゼに穴が開けられていないことを確認したエルヴィン団長達は、憲兵団・駐屯兵団との混成部隊を組織し、エレン奪還のため巨大樹の森を目指して出発する-!
第43話「鎧の巨人」
突如正体を現した鎧の巨人(ライナー)と超大型巨人(ベルトルト)。
超大型巨人は瀕死のユミルと兵士を口に入れ奪取。ハンジ班率いる調査兵らは一斉攻撃するも、超大型巨人は熱蒸気を発し防御します。
一方エレンを拉致しようとした鎧の巨人と、巨人化したエレンの肉弾戦が繰り広げられます-!
第44話「打・投・極」
突如正体を現した「鎧の巨人(ライナー)」とエレン巨人の激しい肉弾戦の末、格闘術を用いて「鎧」を追い詰めるエレン巨人。
悶絶し叫びをあげる「鎧」に呼応して、超大型巨人がエレン巨人目掛けて壁上から落下します。
第45話「追う者」
「鎧の巨人」と格闘し追い詰めたエレン巨人ですが、超大型巨人の落下攻撃により形勢は逆転。
エレンとユミルは鎧の巨人(ライナー)と超大型(ベルトルト)に連れ去られてしまいます。
超大型の熱風によりハンジたち上官達はダメージを受け 5時間が経過-
エレンを連れ去られ、悲しみ項垂れるミカサとアルミンを励ますハンネス。
三人はエレンを奪還するべく エルヴィン団長率いる兵士達と巨大樹の森を目指します-
第46話「開口」
「鎧の巨人(ライナー)」と「超大型巨人(ベルトルト)」に連れ去られたエレンとユミル。
エレンが目覚めた場所は ウォール・マリア内の巨大樹の森の樹上だった。
鎧の巨人との戦闘から、両腕がもぎ取られ修復中のエレン
裏切者のライナーとベルトルトたちは エレンを「故郷」へ連れ去るべく、巨人の動きが止まる夜を待っています。
対話を交わす中、エレンは『兵士と戦士』の狭間で精神が崩壊するライナーを目の当たりにし、怒りを露わにぶつけます。
そしてクリスタを救いたいユミルは、ライナーたちと共にする道を選択します。

第12巻

「進撃の巨人」第12巻
「進撃の巨人」第12巻の表紙
第47話「子供達」
第48話「誰か」
第49話「突撃」
第50話「叫び」
発売日:2013年12月9日
第12巻のあらすじ
エレンとユミルを故郷へ連れ去ろうとする超大型巨人と鎧の巨人ですが、エルヴィン団長率いる調査兵団の追跡に追いつかれてしまいます。
人間と巨人の乱戦の中、決死の突撃でエレンを奪還した調査兵団の帰還を阻止する鎧の巨人たち。巨人らに行く手を阻まれ絶体絶命の地獄絵図の中、エレンは「座標」と呼ばれる不思議な力を発揮します-
第47話「子供達」
巨大樹の幹上で夜を待つライナーとベルトルト、そして囚われのエレンとユミル。
調査兵団の信煙弾を目撃したライナーとベルトルトは、すぐさまエレンとユミルを背負い逃走します。
「故郷」へクリスタを連れていきたいユミルは、ライナーたちを説得し、巨人側につくことに。
ユミルは巨大樹の森に潜み、クリスタを確保したのち、待機していたライナー・ベルトルトと共に逃亡していきます。
馬で追撃する憲兵団・調査兵団・駐屯兵団ら混成部隊は、「鎧の巨人」を食い止めエレンを奪還することができるのか-。
第48話「誰か」
追撃部隊が迫る中、エレンとベルトルトを背負い、夕日に向かって逃走する「鎧の巨人」。
「鎧」の肩に乗るユミル巨人は、拉致したヒストリアに理由を伝え、共に故郷へ向かうよう説得します。
ヒストリアはユミルがライナーとベルトルトに脅されてると思い、何があってもユミルに協力することを約束します。
そしてついに混成部隊が追いつき、104期兵らは「鎧の巨人」の肩の上で、それぞれの思いを問いかけ対話します。
一方、巨人を引き連れ真っ向から対峙するエルヴィンたち。果たしてエレンを奪還することはできるのでしょうか…。
第49話「突撃」
「鎧の巨人」に追いつき、かつて仲間であったベルトルトと104期兵の面々が対話する合間、巨人を引き連れたエルヴィン団長が「鎧の巨人」の動きを止めさせます。
身動きが取れず、ガードしていた両手を放し巨人を引き剥がしていく「鎧の巨人」。
エルヴィン団長がそのチャンスを狙い、巨人の群れの中に突進指令します。
決死の作戦からエレンを奪還し帰還する調査兵らに、鎧の巨人は巨人を放り投げて阻止。
巨人に囲まれ、絶体絶命のエレンとミカサの前に現れた巨人は、かつてエレンの母を捕食したあの仇巨人カルラ・イーターだった。
第50話「叫び」
エレンを「故郷」へ連れ帰ろうとするライナーとベルトルトでしたが、調査兵団の決死の追撃によってエレンは奪還されます。
窮地に追い込まれたライナーは、巨人を放り投げて調査兵団らの帰還を阻止しますが、エレンは「座標」の力を発動させ、巨人を操り、母の仇のカルライーターを捕食させます。
さらに鎧の巨人とベルトルトも巨人に攻撃させると、ユミルは彼らを守るために調査兵団から離脱します。
危機を切り抜けて帰還するも、エルヴィンの右腕や肋骨を折ったミカサ、そしてカルラ・イーターと戦い討ち死にしたハンネス、調査兵・憲兵ら追撃部隊はその大半を失ってしまいます。

「王政」編

「ストヘス区急襲-女型の巨人拘束作戦-」編
第13巻~第17巻69話

第13巻

「進撃の巨人」第13巻
「進撃の巨人」第13巻の表紙
第51話「リヴァイ班」
第52話「クリスタ・レンズ」
第53話「狼煙」
第54話「反撃の場所」
発売日:2014年4月9日
第13巻のあらすじ
エレンを奪還し帰還する調査兵団、憲兵団、駐屯兵弾の混成部隊はその大半の兵を失った。
一方ハンジの調査で巨人の発生源が人間である可能性が高まり、万が一ウォール・ローゼが崩壊すれば、その人口を支えきれず滅亡することが明らかとなります。
エルヴィンはもはや王政に仁は無いと反抗を決意します-
第51話「リヴァイ班」
エレンを奪還し帰還した調査兵・憲兵の追撃部隊。
壁の中では、ウォール・ローゼの住民がウォール・シーナ内に避難していたが、食糧の備蓄も限界に近く、飢えて死ぬか奪って生きるか、譲るか切り捨てるかと一触即発の状態になっていました。
一方、ベッドで療養するエルヴィンにラガゴ村の調査報告するハンジとコニー。
壁に穴は開いておらず、壁の中に発生した巨人はラガゴ村の住民であり、巨人の正体は人間である可能性が浮上します
「巨人の正体は人間だった」という説に不適な笑みを浮かべるエルヴィン。
重要人物となるエレンとクリスタは、104期兵のメンバーで編成された新リヴァイ班と共に、山奥の小屋に身を潜めています。
第52話「クリスタ・レンズ」
104期のメンバーを中心に編成された新リヴァイ班の任務は、重要人物であるエレンとヒストリアを保護すること。
ハンジ班と共に状況を整理し今後の方針を定めていくメンバーたちでしたが、ハンジは中央憲兵によってニック司祭を殺害されたことに責任を感じて逃げ腰に…
そんなハンジを、逃げていてもいずれ追い詰められると叱咤するリヴァイ
覚悟を決めたハンジは、ウォールマリアを奪還するためのエレンの硬質化の実験を進めることを決意します
一方、ユミルを失ってからのヒストリアは、自身の生い立ちを話て以来、明るさを失っていた-
第53話「狼煙」
山の奥に潜み、エレンの巨人化の実験を行うハンジ・リヴァイ班のメンバーは、3度に渡る巨人化を試みるも硬質化は叶わず、父親の記憶から混濁しエレンは力尽きます。
一方、レイス家の秘密を探るべく王都へ向かうエルヴィンの姿。
そしてリヴァイ班は潜伏していた山小屋を離れ、エルヴィンから託された作戦を遂行。ジャンとアルミンはエレンとクリスタの身代わりとなり、敵を炙り出すために捕らえられますが…。
第54話「反撃の場所」
エレンとヒストリアを狙う敵を逆手に、囮作戦を遂行し、実行犯であるリーブス会長を確保するリヴァイ班。
中央憲兵に命令され誘拐作戦を実行するも失敗したリーブスは、リヴァイとの交渉に応じ、調査兵団と共に権力に立ち向かう条件を受諾します。
エレンを捕らえていると中央憲兵を誘い出し、サネスとラルフ乗る馬車を崖から落とし、ハンジ・リヴァイらへ引き渡す工作を行うリーブス。
サネスが目覚めると、彼の前には拷問道具を手にしたリヴァイとハンジが待ち構えていた…!

第14巻

「進撃の巨人」第14巻
「進撃の巨人」第14巻の表紙
第55話「痛み」
第56話「役者」
第57話「切り裂きケニー」
第58話「銃声」
発売日:2014年8月8日
第14巻のあらすじ
中央憲兵団員への拷問から、レイス家が本物の王家であることを知った調査兵団。
エレンの能力とクリスタの血筋から、王政に狙われる事を予測したエルヴィンは革命を決意します。
真の王家であるロッド・レイスを確保するべく、エレンとクリスタは囮作戦に扮しますが、中央憲兵の「対人制圧部隊」により調査兵団に協力したリーブス商会は報復を受け、その罪は調査兵団に擦り付けられエルヴィンは連行。エレンとクリスタも連れ去られてしまいます-
第55話「痛み」
第56話「役者」
第57話「切り裂きケニー」
第58話「銃声」

第15巻

「進撃の巨人」第15巻
「進撃の巨人」第15巻の表紙
第59話「外道の魂」
第60話「信頼」
第61話「回答」
第62話「罪」
発売日:2014年12月9日
第15巻のあらすじ
中央憲兵により汚名を着せられていた調査兵団でしたが、全兵団、リーブス商会、新聞社の記者たち皆の協力を得て王政打倒に成功します。
残すは攫われたエレンとヒストリアを奪還するのみ。ハンジの手掛かりを頼りに、レイス領地礼拝堂へ向かいます-
第59話「外道の魂」
第60話「信頼」
第61話「回答」
第62話「罪」

第16巻

「進撃の巨人」第16巻
「進撃の巨人」第16巻の表紙
第63話「鎖」
第64話「歓迎会」
第65話「夢と呪い」
第66話「願い」
発売日:2015年4月9日
第16巻のあらすじ
ロッド・レイスとヒストリアによって呼び起こされたエレンの記憶。
真の王家であるレイス家が代々継承する「始祖の巨人」は、グリシャによって奪われエレンに継承されていたことが明らかとなり、苦悩するエレン。
巨人化してエレンから「始祖の巨人」の力を奪うよう命じるロッドですが、ヒストリアは己の道を選択します…。
エレンを救出するヒストリアを前に、巨人と化したロッド。
礼拝堂の建物が崩壊する中、エレンたちがとった行動とは…。

第17巻

「進撃の巨人」第17巻
「進撃の巨人」第17巻の表紙
第67話「オルブド区外壁」
第68話「壁の王」
第69話「友人」
第70話「いつか見た夢」
発売日:2015年8月7日
第17巻のあらすじ
巨人化したロッド・レイスをオルブド区で迎え撃つ調査兵団。
ロッドはヒストリアによって打倒され、旧王政を一掃し革命は成功。礼拝堂の崩壊に巻き込まれたケニーもまた、リヴァイに看取られ息を引き取ります。
そして悲願であるシガンシナ区奪還へ向けて着々と準備を整える調査兵団。エレンは記憶に出てきたある男の名を思い出します。
一方シガンシナ区では、ライナーとベルトルト、そして獣の巨人らが迎撃態勢を整えていた-

「ウォール・マリア最終奪還作戦」編

「ウォール・マリア最終奪還作戦」編
第18巻~第21巻

第18巻

2015年12月9日
2015年12月9日の表紙
第71話「傍観者」
第72話「奪還作戦の夜」
第73話「はじまりの街」
第74話「作戦成功条件」
発売日:2015年12月9日
第18巻のあらすじ
エレンの記憶に映し出された、父グリシャと共にいた男は、調査兵団元団長であり訓練兵団教官キース・シャーディスだった。
キースの話から、グリシャは壁の外から来た人物であることが判明。苦悩するエレンは母カルラの息子を想う気持ちを知り、自らを奮い立たせます。
全ての準備は整い、夜のウォール・マリアを進みシガンシナ区へ辿り着いた調査兵団。エレンの硬質化能力によってシガンシナ区外門を塞ぐことに成功します。
更に敵がどこかに潜んでいる気配を察知し捜索する調査兵団、アルミンの機転から壁の中に潜むライナーを発見!同時に「獣の巨人」と多勢の巨人が出現します-!

第19巻

「進撃の巨人」第19巻
「進撃の巨人」第19巻の表紙
第75話「二つの戦局」
第76話「雷槍」
第77話「彼らが見た世界」
第78話「光臨」
発売日:2016年4月8日
第19巻のあらすじ
イェーガー家の地下室に眠る「真実」を手に入れるべく、ウォール・マリア最終奪還作戦を決行する調査兵団。その行く手には「座標」の奪還を狙う、ライナー、ベルトルト、獣の巨人らが待ち構えていた!
シガンシナ区のエレンVS鎧の巨人、そしてローゼ側のリヴァイVS獣の巨人、二つの戦局に分かれ調査兵団と獣の巨人が激突!知恵と力のぶつかり合いが展開します。
そしてコミックス4巻18話の謎の一つである「マルコの死の真相」が明らかとなる-!

第20巻

「進撃の巨人」第20巻
「進撃の巨人」第20巻の表紙
第79話「完全試合」
第80話「名も無き兵士」
第81話「約束」
第82話「勇者」
発売日:2016年8月9日
第20巻のあらすじ
佳境へ向かう二つの戦局の行方は…!?
超大型巨人の爆風に巻き込まれ、シガンシナ区側の調査兵は吹き飛ばされ、生き残ったエレンたち104期兵は超大型巨人に立ち向かいます。
一方、ローゼ側でも「獣の巨人」の投石攻撃により調査兵団は壊滅状態に。決死の覚悟を胸に、エルヴィン団長と新兵らが囮となりリヴァイが獣の巨人に挑みます。

そしてアルミンもまた自らを犠牲に陽動作戦を決行。勝つために懸けたのは自らの命だった…!

第21巻

「進撃の巨人」第21巻
「進撃の巨人」第21巻の表紙
第83話「大鉈」
第84話「白夜」
第85話「地下室」
第86話「あの日」
発売日:2016年12月9日
第21巻のあらすじ
超大型巨人、鎧の巨人を討ち取ったエレンたち、そしてリヴァイに追い詰められ撤退する獣の巨人。調査兵団は勝利するも、兵力の大半を失い壊滅状態となります。
そして奇しくも自らの命を犠牲に作戦を決行したエルヴィン団長とアルミン。二つの命の選択を迫られたリヴァイにアルミンの延命を訴えるエレンとミカサ。リヴァイはエルヴィンを永眠に、アルミンを延命する選択を決断します。
そして長い月日を経てグリシャの「地下室」へ辿り着いたエレンたち。物語の核心である「壁の外の世界」の謎が明かされます-!

「世界の真相・海の向こう側」編

「世界の真相・海の向こう側」」編
第21巻85話~第22巻

第22巻

「進撃の巨人」第22巻
「進撃の巨人」第22巻の表紙
第87話「境界線」
第88話「進撃の巨人」
第89話「会議」
第90話「壁の向こう側へ」
発売日:2017年4月7日
第22巻のあらすじ
ウォール・マリア奪還戦での戦いの末、多大な犠牲を払いながらもエレン・イェーガーの生家・グリシャの地下室へ辿り着いた調査兵団。
謎に包まれたその地下室には、グリシャの3冊の手記が隠されていた。
その3冊の本に記されていたものとは、グリシャの半生の記憶、そして巨人と歴史の知り得る全て、壁の外の世界情勢が次々と明かされていく。
グリシャの過去と世界の真実を前に、エレンたち調査兵団が進むべき道とは-

「マーレ」編

「マーレ」」編
第23巻~第26巻

第23巻

「進撃の巨人」第23巻
「進撃の巨人」第23巻の表紙
第91話「海の向こう側」
第92話「マーレの戦士」
第93話「闇夜の列車」
第94話「壁の中の少年」
発売日:2017年8月9日
第23巻のあらすじ
海の向こう側<マーレ編>

ウォール・マリア奪還戦から約4年後- 舞台は「壁の向こう側」へ一新する。
パラディ島での「始祖奪還計画」が失敗に終わり、超大型巨人と女型の巨人を失ったマーレ国は、半島の自治権を巡り中東連合国との戦争に陥っていた。
兵器として投下されるエルディア人たち。
巨人の力で要塞を沈め勝利を収めたマーレ国だが、他国の軍事技術は急速に進歩を遂げ、もはや巨人の力が絶対無敵ではなく航空戦力を主とする時代へ移ろうとしていた。
果たしてエルディア人を戦争から解放することはできるのだろうか-

第91話「海の向こう側」
あらすじ
大空を飛ぶ鳥を見上げる少年がいた。
彼の名はファルコ。超大国マーレが育てる巨人の力を継ぐための戦士候補生のひとりである。
マーレ国は中東連合の有する拠点・スラバ要塞攻略に臨んでいた。
要塞を陥落して軍港の中東連合艦隊を沈めてしまえば、4年前から続く中東連合との戦争はマーレの勝利となる。そのためにマーレは他国人部隊やファルコら戦士候補生など、多数の兵士達をここに投入していた。
しかしスラバ要塞は「対巨人砲」を備えた装甲列車を持ち、切り札の巨人投入を封じられたマーレにとって攻略は容易くはなかった。
戦況を一変させたのは、戦士候補生の少女・ガビ。
戦士候補生にとってこの戦いは、「鎧の巨人」の継承者を決める最終試験でもあった。ガビは自らが「鎧」を継ぐに値することを証明すべく、単独行動での破壊工作を直訴し、装甲列車の脱線に成功する。
そのガビの攻撃が契機となって戦局は大きく動いた。「顎」と「車力」2体の巨人が要塞に突入。一瞬にして要塞内部は激戦地と化した。
それに呼応してマーレの飛行船が無垢の巨人達を投下。ライナーの「鎧」が対巨人砲に苦戦しながらも残存戦力を撃破し、ジークの「獣」が徹甲弾の投石攻撃で連合艦隊を壊滅させると、スラバ要塞は完全に沈黙した。
しかしこの戦争で、科学の粋を集めた兵器に巨人が苦戦したことを、世界は知ることになった。巨人の力が全てを支配する時代は終わりつつあった-

第24巻

「進撃の巨人」第24巻
「進撃の巨人」第24巻の表紙
第95話「嘘つき」
第96話「希望の扉」
第97話「手から手へ」
第98話「よかったな」
発売日:2017年12月8日
第24巻のあらすじ
マーレの戦士<マーレ編>

資源争奪戦の時代-
巨人の力を戦力に勝利をおさめてきた大国マーレは、諸外国の軍事技術の進歩により戦争の主導権を失うことが危惧されていた。
そしてエルディア人もまた、マーレという「矛」を失った先には、世界から脅威として晒されることになる…。
エルディア人の民族存亡の危機を脱するべく、立ち上がるタイバー家の当主ヴィリー。
一方、幼き戦士候補生たちにパラディ島での記憶を重ねるライナーは、罪の意識に苦しんでいた。
そんなライナーの前に現れた人物とは…!?

第25巻

「進撃の巨人」第25巻
「進撃の巨人」第25巻の表紙
第99話「疾しき影」
第100話「宣戦布告」
第101話「戦槌」
第102話「後の祭り」
発売日:2018年4月9日
限定版特典:OAD「Wall Sina, Goodbye」第2巻/アニ編(下)
第25巻のあらすじ
宣戦布告<マーレ編>

突如ライナーの前に現れ、再会を果たすエレン。
地上ではヴィリー・タイバーによる演説が開幕。100年前の「巨人大戦」の後 世界を救ったのは平和を願う145代フリッツ王であり、その力を奪った平和への反逆者エレン・イェーガーに向けて宣戦布告を表明。
宣戦布告と同時に巨人化し出現したエレンは、パラディ島の脅威を実現するべくヴィリーを殺害し、タイバー家の持つ「戦槌の巨人」と激しい攻防戦を繰り広げます。
一方、リヴァイ達パラディ勢のメンバーもレべリオへ集結。獣の巨人や車力の巨人、顎の巨人らマーレの戦士も戦場に現れ、戦いの火蓋が斬って落とされることとなります…!

第26巻

「進撃の巨人」第26巻
「進撃の巨人」第26巻の表紙
第103話「強襲」
第104話「勝者」
第105話「凶弾」
第106話「義勇兵」
発売日:2018年8月9日
限定版特典:OAD「Lost in the cruel world」ミカサ編
第26巻のあらすじ
レベリオ強襲作戦<マーレ編>

パラディ島へ宣戦布告したヴィリー・タイバーに応えるように出現し、レべリオの街を戦場と化したエレン。
リヴァイやミカサたち調査兵団の加勢によって、マーレの主力艦隊と軍港を壊滅し戦士隊を無効化。「戦槌の巨人」を奪取することに成功します。
一方、飛行船にて撤収する調査兵団に一矢報いるべく乗り込んだガビとファルコ。ガビが放った銃弾の行方とは…!?

「パラディ」編

「パラディ」」編
第27巻~第30巻

第27巻

「進撃の巨人」第27巻
「進撃の巨人」第27巻の表紙
第107話「来客」
第108話「正論」
第109話「導く者」
第110話「偽り者」
発売日:2018年12月7日
限定版特典:365日 日めくりカレンダー
第27巻のあらすじ
パラディ内紛<パラディ編>

レべリオ強襲作戦からパラディ島へ凱旋した調査兵団。
マーレに潜入し独断専行したエレンは地下独房に収監され、ジークは巨大樹の森へ移送された。
「地鳴らし」の実験は先送りとなり、焦燥感に駆られるエレン。
一方、脱獄したガビとファルコは、サシャに助けられたカヤに導かれ、ブラウス厩舎へ身を寄せていた。
世界との全面戦争が刻一刻と迫る中、エレンは新生エルディア帝国を掲げる一派と共に動き出す-

第28巻

「進撃の巨人」第28巻
「進撃の巨人」第28巻の表紙
第111話「森の子ら」
第112話「無知」
第113話「暴悪」
第114話「唯一の救い」
発売日:2019年4月9日
限定版特典:「特製55㎜缶バッジ」
第28巻のあらすじ
イェーガー派のテロによりザックレー総統は殺害され、兵団との対立が深まるパラディ島内部。
一方、ニコロのレストランに招かれたブラウス一家は、ガビがサシャを殺害した当人と知り、凶事に見舞われます。
そこへイェーガー派が急襲しレストランを占拠。振舞われていたワインには、ジークの脊髄液が含まれていたことが判明します。
そしてエレンはミカサとアルミンと対話しますが、二人に露悪的な言動を浴びせ、幼馴染の関係が決裂。
巨大樹の森で拘束されていたジークは、エレンと接触するためワインを飲酒していた兵士らを無垢の巨人化させ逃亡するも、リヴァイに捕らえられますが…。

第29巻

「進撃の巨人」第29巻
「進撃の巨人」第29巻の表紙
第115話「支え」
第116話「天地」
第117話「断罪」
第118話「騙し討ち」
発売日:2019年8月9日
特装版特典:小冊子第三弾「ショートストーリー3」
第29巻のあらすじ

第30巻

「進撃の巨人」第30巻
「進撃の巨人」第30巻の表紙
第119話「兄と弟」
第120話「刹那」
第121話「未来の記憶」
第122話「二千年前の君から」
発売日:2019年12月9日
限定版特典:「小説小冊子」付き特装版
第30巻のあらすじ

【最終章】「地鳴らし」編

「地鳴らし」編
第31巻~第34巻【完結】

第31巻

「進撃の巨人」第31巻
「進撃の巨人」第31巻の表紙
第123話「島の悪魔」
第124話「氷解」
第125話「夕焼け」
第126話「矜持」
発売日:2020年4月9日
限定版特典:「小説小冊子」付き特装版
第31巻のあらすじ

第32巻

「進撃の巨人」第32巻
「進撃の巨人」第32巻の表紙
第127話「終末の夜」
第128話「裏切り者」
第129話「懐古」
第130話「人類の夜明け」
発売日:2020年9月9日
限定版特典:巨大90㎜缶バッジ
第32巻のあらすじ

第33巻

「進撃の巨人」第33巻
「進撃の巨人」第33巻の表紙
第131話「地鳴らし」
第132話「自由の翼」
第133話「罪人達」
第134話「絶望の淵にて」
発売日:2021年1月8日
限定版特典:巨大90㎜缶バッジ
第33巻のあらすじ

第34巻

「進撃の巨人」第34巻
第135話「天と地の戦い」
第136話「心臓を捧げよ」
第137話「巨人」
第138話「長い夢」
第139話「あの丘の木に向かって」【最終回】
発売日:2021年6月9日発売
第34巻のあらすじ
「進撃の巨人」年表・時系列まとめ一覧

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