進撃の巨人ネタバレ115話のあらすじ感想と考察

「進撃の巨人」第29巻 ネタバレ115話
タイトル「支え」

別冊少年マガジン4月号(2019年3月9日発売)のあらすじ感想と考察です。
未読の方はネタバレ回避してください。

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「進撃の巨人」ネタバレ115話「支え」のあらすじ感想と考察

始祖の力を使い子孫を消滅させるジーク
前回までのあらすじ

エルディア民族の絶滅による救済-

ジークの真の目的とは、子供を作れなくすることで民族を絶滅させ、ユミルの民、世界の人々を苦しみから解放することだった

どのような少年時代を経て反出生主義という思想に至ったのか、その真意を掲げたジークは、敬愛するクサヴァーの名を叫び、腹に刺さった雷槍を自爆させる-

至近距離からの爆破に吹き飛ぶジークとリヴァイ
果たして彼らは生きているのだろうか…?

ジークの居留地へ向かうフロック、ハンジ達一向
雷槍の爆破音が鳴り響き、足を止めます

フロック「…!?何だ!?」
兵士「落雷では?」

ハンジ
『雷槍だ…』
『ジークの居留地は まだ先にあるはずだけど…あそこで一体何が…?』

フロック
「音の方向に何かあるはずだ」


下半身がもげたジーク
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻115話

 ジーク、リヴァイの起爆地点

荷馬車から少し離れた地点で横たわるジーク
胸から下半身がもげて瀕死の状態です

ジーク
『静か…だな…何も…聞こえない …何も見えなくなる』
『だめ…か…やっぱり…死ぬ…か…』 



●ジークの回想

クサヴァー
「これは主に私の記憶研究に基づいてわかったことだが マーレには伝えていない情報になる」

壁越しに話すジークとクサヴァーの描写

クサヴァー
「壁の王が『始祖の巨人』を封じるために課した『不戦の契り』これを打ち破る方法がある」

「図らずも…ジーク その方法は君だから可能になる『王家の血を引く巨人』であれば 『始祖の巨人』の保有者と接触することによって その能力を引き出すことができるはずだ」

「だが…しかし 始祖の力を使えるのは君じゃない その決定権は始祖の保有者に委ねられる 言わば君の役割は鍵だ」

「誰か…信頼のできる者に始祖を託すんだ 私達の…『安楽死計画』を理解してくれる誰かに」

「信頼できる誰かに…君ならきっと見つかる 私はいつでも見守っているからな ジーク」

「獣の巨人」を継承するジークの描写
クサヴァーの使用していた眼鏡も引き継ぎます

ジーク
「見つけてみせるよ…父さん」


「獣の巨人」の投石攻撃を目の当たりにし、希望を見出すイェレナの描写



イェレナ
「マーレは増長し周辺の国々を蹂躙した かつてのエルディア帝国さながらのように 巨人の力に溺れるまま」

「我々の故郷は奪われた だが奪われたままじゃない 我々はマーレを打倒すべく団結し機会を待つ」

「そのマーレを討つため巨人を利用するが 忌むべきは巨人の力ではない それに飲み込まれる人の弱さだ」

義勇兵を組織するため、反マーレ派の兵士に演説をとくイェレナ
ジークが壁を挟んで聞いています



 場面は変わり、「パラディ始祖奪還作戦」から帰還したライナーとベルトルトから、報告を聞くジーク

ジーク
「エレン…イェーガー だと?」

ライナー
「はい…エレンは『始祖の巨人』の保有者です」

「そうなった経緯は本人も分かってないようでしたが…エレンの生まれ育ったシガンシナ区の家の地下室には…何か重大な情報があるとのことでした」

ジーク
「その…エレンから父親の話を何か…聞いたか?」

ベルトルト
「たしか…今は行方不明で 医者をやってたと聞きました」


ライベルの報告から、楽園送りとなった父グリシャが生きて壁内へ侵入していたことを察し 一人頭を抱えているジーク

ジーク
「『あの父親』は…生きていたみたいだ」

「おそらくは行方知れずだった『進撃の巨人』を使ったんだろう そいつで壁の王から『始祖の巨人』を奪い息子に食わせた そして…母さんは『無垢の巨人』にされてエレンと接触したようだ そこで一瞬だけ『始祖の座標』を開いたらしい…」

「何にせよ…エレン・イェーガーは…俺の…弟で…俺と同じ目に遭っているってことだ」

「俺達はあの父親の被害者…お前は父親に洗脳されている」
「いつかお前を 救い出してやるからな」

シガンシナ区決戦-
エレンと対面したジークが伝えた言葉に繋がります


 エレンが潜伏していたマーレの収容施設

ベンチに腰掛けるエレンに近づくジーク

ジーク
「…少し父親と似てきたようだな…」

「まずは…エレン 俺の話に応じてここまで来てくれてありがとう」

「俺の考えはイェレナから聞いた通り… それをわかってくれたから…応じてくれたんだろ?」

「エルディア人の安楽死計画に 賛同してくれるのか?」

エレン
「4年前…あることをきっかけに親父の記憶が開いた」

勲章の授与式にて、ヒストリアの手に触れたときのエレンの描写
第22巻90話「壁の向こう側へ」

エレン
「親父が壁の王家一家を皆殺しにした時の記憶だ まだ小さな子供達を…虫みたいに潰して回った 見ただけじゃない その感触も残ってる…」

「壁の王から…『始祖の巨人』を奪うために 親父は子供達を殺した…すべては…勝利のため エルディアに自由をもたらす 勝利のため…」

拳を握りしめるエレン

ジーク
「…それで どう思ったんだ…エレン」

エレン
「子供達が生きていれば オレはすんなり食われ『始祖の巨人』は王家の手にわたり 『不戦の契り』に縛られたままオレ達 壁内人類は心中を迫られただろう 子供達の死はオレ達を生かした」

ジーク
「…そうか 父親は正しかった…そう思ったのか?」

エレン
「いいや…親父は間違っている そして…その親父に育てられた オレも間違いだった」

「エルディア人が生きてこなければ この街の住民もこれからオレ達の計画に巻き込まれて死ぬこともなく 苦しみもなく 死にもしなかった」

エレンの決意
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻115話

「この世に生まれないこと これ以上の救済は無い オレはやる オレの手で 巨人が支配した二千年の歴史にケリをつける」

「その日を迎えるまで 進み続ける」

「そうだろ?兄さん」

エレンの呼びかけにクサヴァーとの記憶が過ぎるジーク

ジーク
「あぁ…その通りだ やろう」

「固い握手でも結びたいところだが まぁ…今俺達が接触するのはマズいよな…」

「代わりにこれを受け取ってくれ エレン」

そう言ってエレンに”思い出の野球ボール”を投げ渡します


ジーク
「必ず みんなを 救ってあげよう」

-回想終わり-

そのまま意識が遠退いてゆくジーク

道の中にいる少女
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻115話

薄れゆくジークの意識の中-
樽を持ち、薄汚れた衣類を纏った少女が現れ振り向きます

ジークを腹に入れるピクッと巨人
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻115話

時同じくして 雨が降りしきる中
ジークの元に「ピクッと巨人」が這いずりながら現れ 自ら腹を引き裂き、その中にジークの身体を入れ込みます


 場面は変わり、シガンシナ区

イェレナ
「またすぐに我々と食卓を囲む日が来る 私の言った通りになりましたね ピクシス司令」

兵団組織は制圧され、ピクシスとイェレナ、オニャンコポン、数名の義勇兵が食卓を囲んでいます

イェレナ
「迅速な対応に感謝致します 全兵団に一切の抵抗を禁じ 我々の要求通りにここシガンシナ区に兵士を集結下さるとは」

ピクシス司令
「脊髄液を盛られたのであれば残された手はあるまい いつ巨人にされるやも知れんのだ 人払い済みのシガンシナ区以外に我々を収容できる場は無かろう」

「…何より 幾人もの仲間に背中から銃口を向けられては為す術は無い」

兵士
「…お許しください司令殿… 息子共々あのワインを口にしてしまいました…」

ピクシス司令
「…いつから裏切っておった?」

イェレナ
「答える必要はありません」

ピクシス司令
「どうやら…より早く寝返るほど より良き立場につけるらしいの 誇らしげに巻きつけておられる腕の白い布は イェーガー派だと顕示する勲章じゃな?」

「ならば赤い布はワインを飲んだ上で脊髄液を服用したと知らされ 服従を強いられた者か…」

「…そして まんまとワインを飲み何も知らされなかった大半のマヌケは 黒い布が目印とな」

「マーレとやり方が似ておるのぉ…お主らの生まれ故郷もこのようにしてマーレに支配されたのではないか?」

イェレナ
「…敵から学ぶことは多い」

ピクシス司令
「敵の増やし方も学んだようじゃのぉ」

イェレナ
「味方になることを拒んだのはあなた方ではございませんでしたか?」

ピクシス司令
「果たして…端から毒を盛ったワインを振る舞う客人を信用しなかった我々は…賢明であったのやら 愚かであったのやら…」

イェレナ
「あなた方は愚かにも賢明でした」

「最初から私達とジークをただ信じていれば とうに世界は救われていたというのに…」

ピクシス司令
「ん?」
「世界が救われると申したのか?これよりジークとエレンは接触し小規模の『地鳴らし』を発動させ 世界の国々に今後50年 島には手出しできぬと思い知らせるのが計画のはず」

「救われるのは この島だけではないのか?」


オニャンコポン「イェレナ?」

イェレナ
「すべてが遅い ジークは十分あなた達を待った」

「その慈悲に対しあなた達は寝首を掻こうと応じた ジークは世界を救う神でありますので 罰が下ることでしょう」



 場面は戻り、フロック、ハンジ達一同

フロック「…な…一体…何が!?」

兵士たち
「気をつけろ!!巨人がいるぞ!!」
「体が散らばってるぞ!!」

兵士
「ハンジ団長 勝手に動かないでください!!」

ハンジ
「…荷馬車が吹き飛ばされたのか…?」

ふと川沿いでうつ伏せで倒れている兵士に気付き、駆け寄るハンジ

ハンジ
「誰かいる!!オイ!!生きてるか!?」

抱き抱えた兵士の顔に表情を一変させるハンジ

負傷してボロボロのリヴァイ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻115話

ハンジ「リヴァイ?」

右眼から口元にかけての大きな傷に、いくつもの破片が刺さり、顔面は血塗れになっています

フロック
「…何があったか知らねぇけど…運がいい 一番の脅威が血塗れになってる」

兵士
「頭に一発撃ち込んでおきましょう」

銃を構える兵士にハンジが一言ー

ハンジ
「死んでるよ」

「至近距離から雷槍の爆発を受けたんだろう 訓練時に同様の事故を見てきたが 外傷以上に内臓がズタズタになって即死だ」

フロック
「俺も脈ぐらい計れるので 見せて下さい」

兵士
「フロック!巨人の様子がおかしい!!」

ジークを体内に入れ込んだ「ピクッと巨人」が 突如蒸気を吸い込んでいます

フロック
「消えている?…死んだのか…!?」

ハンジ
「イヤ…普通…蒸気が吸い込まれるようにして消えたりしない」

雲の隙間から光が差し込む描写
ハンジ達は息を呑んで その様子を伺っています

消滅していく巨人の体内から這い出てくるジーク
爆発で吹き飛んだはずの身体は再生しています

ジーク自身も何が起こったのか分からない様子で立ち尽くしています
空からは神々しく光が差し込んできます

ドボォ!!

皆がジークに釘付けになっている隙に
危機を察知したハンジは 即座にリヴァイを抱えたまま川へ飛び込みます

兵士
「あ!?追え!!逃がすな!!」

川へ銃弾を撃ち込みながら、馬で追跡する兵士たち
フロックがジークに声掛けます

フロック
「ジークさん 何があったんですか?」

ジークの体を作る少女
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻115話

ジーク
「…わからない 知らない少女が… 土をこねて俺の体を作った」

「知らない場所で…ただそれを見ていた」

「何年も…そうしていたような気がするし 一瞬だった気もするが…あれは…」

星空を見上げるジークの描写

「そうか…あれが…『道』…なのか…」


フロック
「…ジークさん あなたを拘束していた調査兵団30名は 巨人にして従えたのですよね?…彼らはどこに?」

ジーク
「まぁ…色々あって いない 俺達の邪魔をする奴らは もうここにはいない」

瞳の光を取り戻すジーク

「行こう 俺達は ただ進むだけだよな エレン」



 シガンシナ区 地下牢

自分を助けてくれたブラウス一家を思い返し、悪魔のくせに…と呟くガビ

ガビ
「何で…私…こんな…わからない」

嘆くガビの牢へエレンが現れます

エレン
「よぉ サシャを殺したガキ」

ガビ
「な…!?何の用!?」

エレン
「ファルコを助けたかったら協力しろ」

ガビ
「…!!協…力!?何を…!?」

”まただ…体が…動かない…”

エレン
「無線で助けを呼んでもらう 壁内の侵入者が反応を示すようにな」

エレンが話す背後から 突如現れるピークの姿

ガビ「…あ」

ドンッ

一瞬のうちに牢番の兵士の喉をナイフで突き刺し、エレンに銃口を向けるピーク

ピーク
「動かないで ガビも静かに」

ガビ
「ピークさん!!」

涙目でピークの名を叫ぶガビ

ピーク登場
出典:諫山創/「進撃の巨人」第29巻115話

ピーク
「静かに 君がエレン・イェーガーで…合ってる…よね?」


”それぞれの思惑が交錯する…”

-『進撃の巨人』ネタバレ第116話へ続く-