進撃の巨人ネタバレ123話のあらすじ感想と考察

「進撃の巨人」第31巻 ネタバレ123話
タイトル「島の悪魔」

別冊少年マガジン12月号(2019年11月9日発売)のあらすじ感想と考察です。
未読の方はネタバレ回避してください。

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『進撃の巨人』ネタバレ123話「島の悪魔」のあらすじ感想と考察

地ならし発動! 

 前回までのあらすじ

遡ること約二千年前-

エルディア部族はどのように勃興していったのか
始祖ユミルの誕生から死後「九つの巨人」が派生するまで

少女ユミルの壮絶な過去から、起源となる一つの真実が明らかとなります

そして死した後も、座標の砂漠で奴隷として巨人を作り出してきた始祖ユミルは、二千年後に導かれたエレンによって、その呪縛から解き放たれます

ユミルの意志が動き出すかの如く、崩壊していく壁の中から
ついに、幾千万もの巨人がその姿を現します…!

海を渡り進む輸送船
甲板にはエレンとミカサ、104期兵たち、リヴァイとハンジが乗船しています


ミカサのモノローグ
『誰もがエレンは変わったと言う 私もそう思った でもそれは違うのかもしれない』

『エレンは最初から何も変わっていない あれがエレン本来の姿だとしたら』

『私は…エレンの何を見ていたのだろう』

マーレの海岸を見据えるエレン

ハンジの団長の言葉
『進撃の巨人』第27巻108話「正論」より
「わからないものがあれば理解しに行けばいい それが調査兵団だろ?」

-遡ること約1年前-

鉄道の建設作業での会話シーン(第27巻:108話「正論」)にてハンジが計画していた、マーレへの潜入調査の回想から始まります

時系列はこちら



コニー
「本当に壁の外にも町があって…人が住んでいるんだな…」

ジャン
「『壁の外』とか他人の前で言うなよ」

コニー
「あぁ…わかってるって」

サシャ
「いよいよですね…」
「私達が壁外の地を踏む 初の壁内人類…」

ジャン
「…だから言うなって」

ハンジ
「これこそが元より 我々に課せられた仕事と言える」

「調査開始だ」

進撃の巨人ネタバレ123話の冒頭
出典:諫山創/「進撃の巨人」第31巻123話

マーレの地へ降り立つ調査兵団一同

”彼らは見てしまった 外の世界の真実を…”


オニャンコポン
「皆さん マーレ大陸へようこそ アズマビト様のお屋敷までご案内致します」

オニャンコポンが送迎にきています

「あぁ!!?」

街頭の車を指差し、物珍しさでどよめくハンジたちw

コニー
「あの馬…!!馬か!?あれ!?」

サシャ
「牛…?じゃないですか!?そういう牛ですよ」

ハンジ
「車だよ!!聞いたろ来る前に!! オーイ車!!」

周囲の人々の冷ややかな視線が突き刺さり、目を伏せるジャン

ジャン
「ッ…!!」

アルミン
「マズいよ 見られてる…」

ジャン
「あぁ…今絶対 田舎者だと思われた 他人のフリしようぜ…」

リヴァイ
「奴らを止めねぇと 鉄の塊にニンジン食わせようとするぞ」

オニャンコポン
「ハハそんなまさか… ニンジン買ってる!


ミカサ
「すごい人の数…」

「ねぇエレン 何があるかわからないから… 私のそばを離れないで」

浮かない表情で周囲を眺めるエレン

ミカサ
「エレン?」

エレン
「あ…あぁ…」

アルミン
「何をボンヤリしてるんだよエレン! 僕達 外の世界にいるんだよ?」

エレン
「あぁ…これが 海の向こう側…なんだよな」

リヴァイ
「オイ離れて歩くな お前は特に」

アルミン
「今行きます」

『私達は…気付かなかった』
『もしくは…気付きたくなかったのだろう』

サシャ
「これください」

店主
「まいどあり」

屋台でアイスクリームを買い食いするコニーとサシャ

ジャン
「オイ…サシャ お前また勝手に…」

サシャ
「!?ッ…冷てぇばい これ!!」

コニー
「何だこれ!?」

店主
「お客さん アイスクリームは初めてかい?」

ジャン
「お前らも食ってみろよ!」

リヴァイ
「あいつら目立つなとあれほど…」

ハンジ
「誰もあの島から来た悪魔だとは思わないよ」

子供と間違われるリヴァイ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第31巻123話

ピエロ
「そこのボク 甘ぁ~いキャンディはいかがかな?」

リヴァイ(知らんふり)

ピエロ
「キミだよ カッコイイね!チビッ子ギャングかな?」

リヴァイは子供と間違われて、キャンディを売り込まれていますw


 icon-arrow-down 突然のピエロの正体()
「IT」地上波初放送記念 >RT


風船=キャンディ>( ´-`).。oO 諫山先生さすがです
ムスキエティ監督の実写版「進撃の巨人」にも期待が高まりますね



一方、アイスクリームを手に瞳を輝かせるミカサ

サシャ
「あちらから いいニオイが」

コニー
「ニコロが言ってたやつかもな」

ジャン
「あと三つください」
何やかんや買い食いするジャン

ミカサ
「エレンも食べて」

海岸に佇むエレンに声をかけるミカサ

エレン
「アイスか…」

ミカサ
「知ってたの?」

エレン
「親父の記憶で知ってるだけだ 収容区のエルディア人は滅多に食えない」

「壁の外は こんなに広いのにな」


財布をスッた少年を捕まえるリヴァイ
出典:諫山創/「進撃の巨人」第31巻123話

リヴァイ
「オイ それはお前の財布じゃねぇぞ」

サシャの財布を掏った少年を捕えるリヴァイ

『記憶の欠片』に描写されていた「帽子の少年」が登場
 icon-arrow-down 
帽子の少年
『進撃の巨人』第30巻120話「刹那」より

街中の人々が集まってきます

街人
「スリだ!!」
「また敵国の移民か」

取り囲まれる少年

街人
「どうやってここに来た?」
「言葉が通じてないな」
「船に紛れ込んできたんだろ」
「海へ放り投げるのはどうだ?」
「いや右手をヘシ折ってやろうぜ 通りに目立つ所にしばらく吊るしておこう」
「これなら コソ泥もちったぁ減る」

サシャ
「そんな…!!やり過ぎです!!私の財布は無事なんですよ!!」

街人
「これは嬢ちゃんの問題じゃねぇ」
「しっかり罰を与えて示しをつけねぇと ここで商売して生きている俺達の問題だ」

「何より国を追われた移民なら『ユミルの民』かもしれねぇ ここ数年どの国も血液検査に躍起になっているからな 悪魔の血がその辺に紛れてちゃ夜も眠れたもんじゃねぇよ」

ガッ

少年「!?」
蒼ざめて脅える少年をリヴァイが脇に抱えます

街人
「オイ…あんた 何をしている」

リヴァイ
「誰がスリだと言った 俺は『お前の財布じゃねぇ』と言っただけだ それはこのガキの姉の財布だってな」

サシャ「…!?」

ハンジ
「イヤー複雑な家庭なものでね…ねぇ?お姉ちゃん?」

サシャ
「あ…あぁ弟がご迷惑をおかけしました!!」

街人
「ふざけんな そんなデタラメ!!」

リヴァイ
「行くぞ」

少年を抱えたまま、走り去ります

そして喧騒から離れ、一息つくリヴァイたち一行

リヴァイ
「…あのガキ どこ行った?」

ハンジ
「…あそこ」

助けられた少年は、笑顔で颯爽とリヴァイの財布を掏り見せています

リヴァイ
「まぁ…アズマビトからもらったこずかいだしな…」


 場面は変わり、アズマビトの屋敷

屋敷内のとある一室に、アズマビト家のキヨミと、ハンジ達一行が会しています

キヨミ
「そのようなことがありましたか… 確かに血液検査の技術向上に伴い 世界中で収容から逃れたユミルの民の存在が発覚し問題となっております」

「かつてのエルディア帝国全盛時代におきましては 世界の国々でユミルの民の血を取り込むことが高貴である証とされていました」

「それが帝国の衰退と共にエルディアに追従した各国上流層が 国を追われる立場となり果てたのです」

「これが壁外でのエルディア人の現状…そしてパラディ島から友好を図る本計画も 極めて困難であると言わざるを得ません」

アルミン
「かと言って…和平の道を諦めるなら…ジークの謀略に加担するしかなくなります 彼に我々の運命を委ね ヒストリアと産まれてくるであろう子供達を犠牲にするしか…」

ハンジ
「あぁ…もちろん そんな未来を迎えないために私達は ここにいる」

「明日行われる国際討論会で初めて登壇する『ユミルの民保護団体』とやらを求めてね」

キヨミ
「…依然としてその団体の理念は明らかではありません」

ハンジ
「えぇ…まずは慎重に見極めなくてはなりません その上でその団体と我々が相まみえることが叶うなら…」

キヨミ
「パラディ島が和平を望んでいることを表明する」

ハンジ
「えぇ…」

キヨミ
「無論私共アズマビト家は和平への協力を惜しみません ですが…どれほどそれが実現可能であるとお見込みでしょうか?」

ハンジ
「…とても困難であることはわかっています とても危険であることも」

「しかし…だからと言って 最善を尽くさないことはできないのです」

キヨミ
「…左様でございましょう」

ミカサ
「エレンはどこ?」

エレンとミカサ

 屋敷の外-

辺りは暗く、無数のテントが立ち並ぶ中
エレンが一人佇んでいます

ミカサ
「エレン」
エレンの背後から声をかけるミカサ

ミカサ
「あなたは…自分が敵の最重要目標だってことがわかっているの?皆であなたを探し回って…」

頬に流れる涙を拭うエレン
いつもと違ったエレンの様子を感じとるミカサ

エレンの視線の先には、財布を掏った少年とその家族が手を振っています

ミカサ
「市場の少年?…何があったの?」

エレン
「…まだ何も」

ミカサ
「どういうこと?ここは?」

エレン
「戦争で居場所をなくした人達が集まって暮らしている」

「オレ達もそうだった ある日突然日常が終わって 何もかもが奪われた」

「すべての自由を…奪われるんだ」


エレン
「ミカサ…お前はどうして…オレのこと気にかけてくれるんだ?」

ミカサ
「…え?」

エレン
「子供の頃オレに助けられたからか? それとも…オレは家族だからか?」

ミカサ
「…え?……え?」

エレンの告白
出典:諫山創/「進撃の巨人」第31巻123話

エレン
「オレは…お前の何だ?」

思いがけないエレンの問いかけに、顔を赤らめ戸惑うミカサ
エレンは真っ直ぐな視線を向けています

ミカサ
「……あ」

「あなたは… 家族…」

おじいちゃんの言葉は何語?
おじいちゃんは何と言っているのでしょうか…文字の解読求む()

とそこへ、二人の会話を遮るかのように間に現れたおじいちゃんが
温かな飲み物を届けてくれています

ミカサ「…え?」

エレン
「もてなしてくれるみたいだ」

「オーイ!!」

ジャン
「何やってんだ てめぇエレン!!」

コニー
「バカじゃねぇのか!?」

アルミン、ジャン、コニー、サシャたちが駆け寄ります

エレン
「ちょうどよかった…」

ミカサ
「え?」

少年の家族に招かれ、野営するテントの中に集う104期兵たち
エレンが最初の一杯を飲み干すと、そのまま酒盛りがはじまります

酒に酔い、陽気にはしゃぐ皆々たち

酔いつぶれる一同
そっとエレンに寄り添うミカサ、そんなエレンの足下にされるジャンよ…()

ハンジ、リヴァイ、オニャンコポンらが駆け付けた頃には、サシャ(吐きすぎ…w)を除く全員が酔いつぶれて眠っています


 場面は変わり、国際討論会に参列するエレンたち

「ユミルの民保護団体」の代表らしき人物が登壇しています

代表
「我々は各国に散った『ユミルの民』の難民へ援助を求めます!! 彼ら難民はエルディア人であったこともなく エルディア帝国の危険思想とは無縁なのです!!」

「彼らは ただエルディア帝国に交配を強いられた哀れな被害者なのです!! 依然憎むべきは島の悪魔共に他なりません!!」

「忌むべきは100年前よりあの島に逃げた悪魔!!我々の敵はあの島の悪魔なのです!!」

彼らの示す理念に、和平の道は無いことを思い知る一同
エレンはそっと会場を後にし、その後マーレで単独行動をすることとなります

『あの日から エレンは私達の元を去った』

『その後 彼から届いた手紙には ジークにすべてを委ねると記され 次に顔を合わせた時にはもう手遅れだった』

『果たして 他に選ぶべき選択肢があっただろうか』

『すべては最初から決まってたのかもしれない それでも…考えてしまう あの時 もし私が』

『別の答えを選んでいたら 結果は違っていたんじゃないかって…』

宣戦布告

壁の巨人とエレンの最終形態
出典:諫山創/「進撃の巨人」第31巻123話

 場面は現実世界へ

超大型巨人を遥かに上回る、巨大な背骨が特徴の巨人と化したエレン
それらの光景を目撃するミカサとアルミン

その脇をすり抜けるかのように、壁の巨人が次々とエレン巨人の元へ集結していきます

ミカサ
『あれは何…!?大き…すぎる エレンがいた場所から出現したように見えた あれは…』

オォォオォオォオォォ・・・

アルミン
「やっ エレン…」

ミカサ
「聞こえない!!」

アルミン
「僕達が」

つんざくような轟音が鳴り響く中、耳を傾けながら話し合うミカサとアルミン

アルミン
「エレンが始祖を掌握した!!真っ先に地鳴らしを発動したならそれはきっとエレンの意思だ!!
このままマーレにノコノコ集まってる連合軍を潰すつもりなんだよ!!」

「エレンは味方だ!!そうに決まってる!!」

オォォオォオォオォォ・・・


イェレナ「ジーク…」
建物の中から動向を伺うイェレナ、オニャンコポンたちの描写

オォォオォオォオォォ・・・

けたたましく鳴り響く轟音と共に、次々と連なり歩く超大型巨人

ミカサ
「エレン…帰ってきたの?私達のところに…」

アルミン
「…そんな…おかしい…これは…まさか」

「ミカサ!!ウォール・マリアの壁まで崩壊している!!マーレの連合軍を潰すだけなら こんなに必要無いよ!!」

「シガンシナ区外壁だけで…数百体の巨人だけで十分だ!!壁を失ってまで攻撃するなんて!!」

「マーレに集結した連合軍を潰すだけなら…!!それだけなら…こんなに…!!」

エレンの宣戦布告
出典:諫山創/「進撃の巨人」第31巻123話

『すべてのユミルの民へ告ぐ』

次の瞬間-
ミカサ、アルミン、ジャン、コニー、ライナー、ピーク、ガビたち
全てのユミルの民の背景が「座標」の砂漠へと切り替わります

アルミン
「ッ!? な…!?」

ミカサ
「今…エレンの声が…」

『オレの名はエレン・イェーガ― 始祖の巨人の力を介し すべてのユミルの民へ話しかけている』

『パラディ島にあるすべての壁の硬質化が解かれ その中に埋められていた すべての巨人は歩み始めた』

水晶体の中のアニ
アニの硬質化も…?

『オレの目的は オレが生まれ育った パラディ島の人々を守ることにある』

『しかし世界はパラディ島の人々が死滅することを望み 永い時間をかけ膨れ上がった憎悪は この島のみならず すべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろう』

『オレはその望みを拒む』

エレンの真意はパラディ島以外の世界駆逐
出典:諫山創/「進撃の巨人」第31巻123話

『壁の巨人は この島の外にある すべての地表を踏み鳴らす
そこにある命を この世から駆逐するまで』



-『進撃の巨人』ネタバレ124話へ続く-

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エレンの目的
『進撃の巨人』第22巻90話「壁の向こう側へ」より

「向こうにいる敵 全部殺せば オレ達自由になれるのか?」

ラスボスエレンの宣戦布告から、真っ先に浮かんだ場面
「エレンは最初から何も変わってなかった」という、ミカサのモノローグが響きます…

今月の作者コメント

巻末の作者コメント
「今月は人物の数が多過ぎて自分のネームの馬鹿さに泣きました」