進撃の巨人公式ガイドブックANSWERSネタバレ内容

公式ガイドブック第3弾『進撃の巨人「ANSWERS(アンサーズ)」が2016年8月9日に発売!

公式ガイドブックでのみ明かされた「新たな真実」や、気になるインタビューの内容をまとめてみました。

「進撃の巨人 ANSWERS」ネタバレ考察まとめ

「進撃の巨人 ANSWERS」公式ガイドブックの見どころ

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  • 物語の核心に迫る!諫山先生インタビュー①~⑧
  • 「IFイラスト」諫山創先生描き下ろし
  • 「新巨人対格差図」諫山創先生描き下ろし
  • 「ひとコマ大喜利」優秀作が公開
  • 「諫山先生への一問一答」別マガ掲載総集編
  • 主要キャラクタープロフィール早見表
  • 「女型の巨人」&「鎧の巨人」ペーパークラフト

『進撃の巨人 ANSWERS(アンサーズ)』は、「進撃の巨人 INSIDE 抗」「進撃の巨人 OUTSIDE 攻」「進撃の巨人 ANIMATION SIDE 吼」に続く、公式ガイドブックの第3弾です。

8月9日に発売された『進撃の巨人 ANSWERS(アンサーズ)』では、「人類VS巨人」の深まる謎を、諫山創先生へのインタビューを交えて徹底分析!
公式ガイドブックでのみ明かされた「新たな真実」も公開されています。

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進撃のスクールカースト
★「IFイラスト」進撃のスクールカースト

さらに諫山創先生描き下ろしの人気企画「IFイラスト」や、19巻までに登場した巨人達の「新巨人対格差図」、そしてこれまで別マガに掲載された「諫山先生への一問一答」の総集編も掲載されています*\(^o^)/*

そしてauスマートパス会員コンテンツ「進撃の巨人for auスマートパス」名物コーナー「ひとコマ大喜利」からは優秀作が公開される他、19巻までに登場した主要キャラクターのプロフィールでは、新たなキャラのプロフも公開!

スペシャル付録には「女型の巨人」&「鎧の巨人」ペーパークラフト2体も収録と、進撃の巨人ファンには嬉しい内容が盛り沢山となっています。

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『進撃の巨人 ANSWERS』インタビュー内容まとめ

『進撃の巨人 ANSWERS』の主な内容まとめ

進撃の巨人 公式ガイドブック「ANSWERS」
※以下、諫山創先生のインタビューより抜粋

  • ”新生”リヴァイ班は今後エレンやミカサ、104期兵を主軸に展開し、エレンにプレッシャーをかけるためのスピード出世だった
  • ロッド・レイスは重責に堪えられなかった”普通の人”
    ロッドが「巨人になる訳にはいかない」理由について、自身は観測者でありレイス家の血筋を残す役割があること、初代王の思想を危惧していた。
  • ▶「東洋の一族」の”東洋”とは、アジアではなく進撃の巨人の世界における「東の海」を表す言葉だった
  • 『進撃の巨人』はキャラクターの成長を描いた”通過儀礼”の物語である

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  • ケニー・アッカーマンは、PSゲーム「グランド・セフト・オートV」のトレバーがモデル
  • ▶ウーリが壁の中の人類に抱いていた想いは、物語の一番の真相に繋がっている
  • 育ての親ケニーとリヴァイの関係は、リヴァイにとって通過儀礼のひとつだった

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  • 巨人の「戦士」については、今後物語上で描かれる
  • 「兵士」が主君に仕えるソルジャーなら、「戦士」は理念や思想を実現するため戦うウォーリアーといったイメージ
  • ジークは巨人側の「戦士」を束ねる存在で、ライナー達にとっては兄のような存在であり、実力で作戦を実行する者達のトップに立つ男である

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  • 今後の展開で、リヴァイの少年時代(幼少期~現在までの間)のエピソードも描いていきたい
  • ▶アッカーマン家には「主君に仕えることで力を最大限に発揮出来る」者が多い
    (リヴァイ=エルヴィン、ミカサ=エレン)
  • 第69話「友人」でのリヴァイの台詞「お前ら ありがとうな」は、新生リヴァイ班に対する信頼の現れであり労いの言葉だった

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  • ▶今後の展開で、エレン、アルミン、ミカサの考え方の方向性が異なり、対立するような展開が構想にある
  • 巨人の力に戸惑うエレンは、『進撃の巨人』という巨大コンテンツに戸惑う諫山先生に近いキャラクターかもしれない
  • ▶『進撃の巨人 OUTSIDE 攻』に掲載された”幻のネーム第1話”で伏せられた台詞「父さんはオレが食っちゃったってさ」
  • 物語は連載当初から決めた結末に向けてしっかりと進んでいる、どれくらいの時期かはまだぼんやりとしている
    「連載を気持ちよく終えて、背負っている重責から自由になりたいんです!」

▶諫山先生のインタビューによって明かされた新たな真実と謎

『進撃の巨人 ANSWERS』の主な内容として、序章から第五章まで、これまでの物語(第12巻~第19巻)の謎が分かりやすく解説されまとめられています。

諫山先生のインタビューの中から内容を要約してみましたが、キャラクターの細かな心理描写や関係性など、他にも多くの発見があり気付かされますね!

同日発売された『進撃の巨人』最新話第84話「百夜」を読んだ後『ANSWERS』を一読すると、エルヴィンとリヴァイの関係性にまた違った一面が垣間見れることと思います。

さらに今回、諫山先生のインタビューによって明かされた「新たな真実と謎」から、個人的に気になった点を考察も交えて取り上げていきたいと思います。
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「東洋の一族」とは東の海を表すものだった

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もう作品の中で描いてしまったのですが、”東洋”という言葉は誤解されやすい表現でした。
もともと作品世界における”東の海”を表す言葉として”洋”という漢字を当てはめていたんです。どうしても日本やアジアの地域を連想してしまいますよね。

アッカーマン家の父と、東洋の一族である母の2つの血筋を継ぐミカサ。

”黒髪は東洋の一族の血筋によるもの”との文面通り、これまで東洋の一族とは日本・アジアを連想していましたが、諫山先生のインタビューから、『進撃の巨人』世界の”東洋”は”東の海”を表すもので、現実世界の”東洋”とは異なるようです。

ウーリが壁の中の人類に抱いていた想いとは

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ウーリは自分が土下座をして謝ったことで、力を信奉しているケニーのような人間が戦いをやめたという事実から、人間の存在にちょっとだけ希望を持ったんですよ。
ウーリが壁の中の人類に対して抱いていた想いとは…それは一番の真相に繋がるところなので内緒です。

「悪魔の末裔」と呼ばれ、過去に何かしらの”過ち”を犯したのでは?と思われる「壁の中の人類」に対して、ウーリが抱いていた想いとは?

「人類すべての記憶を塗り替え、過去の歴史を根絶し、一糸乱れぬ平和を実現すること」という「始祖の王」の思想、そして力こそが全てだったケニーがウーリの謝罪に”戦いをやめた”という経緯を思考すると、幾年と続く争いの絶えない人類に対して「この世界に救いはあるのか?」といった想いを抱いていたのかも知れませんね。

アッカーマン家の力の特徴

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アッカーマン家には主君に仕えることで、力を最大限に発揮できる人達が多いんです。
”ミカサにはエレン、ケニーにはウーリという主君的存在がいますが…”
リヴァイの場合はエルヴィンですよね。自分を上回る存在として、エルヴィンを認めたというか。

アッカーマン家はかつて王族の側近の武家で王政中枢の一つの一族であり、レイス王による記憶の改竄ができない血族です。

ケニー、リヴァイ、ミカサの3人に共通するのは「異常なほど戦闘能力が高い」こと、そして過去に「ある時突然、力に目覚めたような瞬間」を経験しているという点が挙げられますが、今回の諫山先生のインタビューから「主君に仕えることで力を最大限に発揮出来る」という新たな真実が明かされました…!

主君であるエルヴィンを失ったことで、今後リヴァイの力にどのように影響を及ぼすのかといった点も注目ですね。

エレン、アルミン、ミカサが対立するような展開がある

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今後の展開にも関わってくるのですが、3人の考え方が違う方向に向かっていって、結果として対立するような展開は構想にあります。

2014年に発売された進撃の巨人公式ガイドブック「進撃の巨人 ANIMATION SIDE 吼」での諫山先生×荒木哲郎監督のインタビューにて、「”エレンとずっと仲良しで終わりました”というのは無いなと」その予兆が語られていましたが、3人の仲違いはエレン、ミカサ、アルミンそれぞれの成長において必要な通過儀礼なのかも知れませんね。

仲の良い幼なじみ3人がどのように変わっていくのか、今後の彼らの変化も見逃せません。

幻のネーム第1話の伏せられた台詞が明らかに

第1話の幻のネーム台詞

「幻の第1話」には、エレンのセリフが抜けているコマがありましたよね?
今だからこと明かせるのですが、あのセリフは
「父さんはオレが食っちゃったってさ」でした。

2013年発売の「進撃の巨人 OUTSIDE 攻」に掲載されていた「幻の第1話」のネーム、”隠されていたエレンのセリフ”がようやく明かされましたね!

「幻の第1話」(『進撃の巨人』1巻3~4話に該当)のネームとは、作品の連載を決定する連載会議に通った後、諫山先生が長期連載を見据え現在の1話・2話に描き直された経緯から、原稿にはならず幻に終わったネームです。

この頃から既に「エレンが父グリシャを捕食していた」ことを設定されていた訳ですから、諫山先生が連載当初に物語の軸となる部分や結末までを綿密に作り込まれていた事が伺えますね!

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『進撃の巨人』第13巻53話「狼煙」より

因みにこの「父さんはオレが食った」というセリフは、『進撃の巨人』第13巻53話「狼煙」にて、エレン巨人が地面に書いた文字「クッタ(予想)」、そして「父さんが」「オレを」に続く言葉として「父さんをオレがクッタ」という説が当てはまるのでは?と2chでも話題となっていましたね。

”エレンが父グリシャを捕食した事実”は『進撃の巨人』第16巻にて明かされていることから、当時ネタバレとなるため 担当編集のバックさんが伏せられていましたが、ようやく明かされたようです。

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物語は連載当初から決めた結末に向けてしっかりと進んではいます。
まだどれくらいの時期に…というのはまだぼんやりとしていますね。
「連載を気持ちよく終えて、早く背負っている重責から自由になりたいんです!」

『進撃の巨人 ANSWERS(アンサーズ)』では、これまでの物語の謎が解説されている他、諫山先生のインタビューをを交えたキャラクターの細かな心理描写や関係性や今後の展開など、物語を読み解く上でも、進撃ファンには必読の一冊となっています!

かなり見どころ満載の内容ですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

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進撃の巨人 公式ファンブックANSWERS

発売日: 2016年8月9日
価格:864円(税込)
出版社: 講談社