【進撃の巨人 アニメ】33話（2期8話）「追う者」＜ネタバレ感想まとめ＞Season2

「上だぁぁ！避けろおぉぉぉぉ！！！」

鎧の巨人を追い詰め
あと一息のところで超大型巨人が壁上から落下

ドォ　ドォ　ドォ　ドォ　ドォ

「エレン！！！！」
・
・

酒を飲み眠るピクシス指令

ペチンッ

アンカ「司令　ピクシス司令　起きて下さい」

「ここで寝たら体壊しますよ？」

ピクシス「ふぐ！？」

アンカ「いつの間にこんなに飲んで…もうお年なんですから
私は司令のおしめのお世話をするなんてイヤですよ」

ピクシス「美女に世話してもらえるのなら望む所じゃ　して状況は？」

アンカ「第一・第二防衛線に巨人が現れなくなってから索敵を送っているのですが
ほとんど巨人を見つけられなくなったそうです」

ピクシス
「もしこの時間に着くのなら　丁度クロルバ区との中間で引き返したことになるが
その場合はやはり巨人との遭遇も少なかったんじゃろう　壁に穴が開いていたのならそうはいかんじゃろからの」

エルヴィン団長「ピクシス司令！」
ヒュン　トン・・・

ピクシス
「例のねずみっ子を一匹捕らえたらしいの」

エルヴィン
「えぇ…しかし…あと一歩及びませんでした」

ピクシス「だがあれで中央の連中は考えるであろうぞ　
古臭い慣習と心中する覚悟が自分にあるのかをの」

エルヴィン団長
「えぇ…ついに憲兵団をこの巨人のいる領域まで引きずり下ろすことが叶いました」

憲兵「しかし…巨人が見当たらないとは…」

ジャン「本当にいないんですか？」

憲兵「みたいだな　妙に静かだと思った」

ジャン「あいつら…生きてるかな…」

憲兵「おいおい　非常時だと聞いて来てみりゃ
ずいぶんのんびりしてるじゃないか」

「なぁリヴァイ　俺らの獲物はどこだ？」

リヴァイ
「なんだ　お前ら随分と残念そうじゃないか」

「悪いな　お目当ての巨人と会わせられなくて　今回の所はまぁ残念だったかもしれんが」

リヴァイ
「壁外調査の機会はいくらでもある　これからは力を合わせて巨人に立ち向かおうじゃないか」

「先遣隊が帰って来たぞ！！ピクシス司令に伝えろ！！」

ピクシス
「そうか…壁に穴などの異常はなかったんじゃな　やはりのう…」

ゴクゴク・・・

兵士「しかし　大変な事態になりました！」

「我々はトロスト区に報告に向かう帰路でハンジ率いる調査兵団と遭遇しました」
「その中に装備を着けてない104期の新兵が数名いたのですが…その中の　3名の正体は…」

「巨人でした！！」

ジャン「は…何言ってんだあんた！？
あいつらの中に…まだ！？　さ　3人って…誰が！？」

サシャ「あ…その…」

エルヴィン「ジャン　待つんだ」
「正体が判明してどうなった？」

先遣兵
「調査兵団は超大型巨人、鎧の巨人と交戦
我々がその戦いに加わったあとすぐに　決着が－」
・
・

気を失っているミカサを見守るアルミン

ハンネス「ったく…ひでぇもんだ…」

「下にいた奴らは熱と風圧で一時再起不能ときた…」

「どうだ　ミカサは」

アルミン「大きな怪我はしてないから　脳震盪じゃないかって…」

ハンネス
「そうか…アルミンお前食ってねぇだろ　取って来てやる…」
「食っとけ」
・
・

アルミン「ミカサ…！」

アルミン「ミカサ…エレン…　ハァ、ハァ、、」

ミカサ「エレンがどうしたの！？」

アルミン
「エレンが三人組に…僕が買ったパン取られちゃって…
それで取り返しに一人で…　止めたんだけど－」

アルミン「待って－」

ダッシュするミカサ
・
・

エレン「返せよ！」

悪ガキ「だから言ってんだろ　もう食っちまったって　なぁ」

エレン「あれはアルミン家の3日分のパンだぞ！」

悪ガキ
「嘘だろ？あれっぽっちで」

「よせよ　可哀そうだろ　ゲロで良ければ返してやるよ」

「ウェ～～～～」

エレン「クッ…だったら…弁償しろ！」

バキッ

店主
「おい、やめろ！おい！そこの酒食らってる兵士さんたちよ！喧嘩くらい止めろよ！」

ハンネス
「う～るせぇなぁ…ガキがじゃれ合ってるだけじゃねぇか」
「まぁまぁ、大丈夫だよ　多分もうすぐ俺らより頼りになるのが来る」

アルミン「エレン！」

ミカサとアルミンが走ってきます

ドシャッ

ハハハハハハ

エレン「ミカサ！お前なんで！」

ミカサ「エレン　早く帰って薪割りしないと－またおばさんに怒られる」

アルミン「エレン　ここはミカサに…」
エレン「できるか！！！！」

ハンネス「いいぞぉーエレン！」
兵士「ミカサに負けてんなぁ」

ガシャン

店主「さっさと止めろって言ってんだよ！このタダ飯食らいが！」

バキッ

ハンネス「店主にしとくにゃ　惜しいパンチだな！」

大乱闘になるｗ

ピーーーーーーー

兵士「コラァ！」

兵士「お前ら何をやってる！やめんか！」

悪ガキ「おい…なんか大事になってるぞ…！」
悪ガキ「もういい！逃げるぞ！」

エレン「待てよ！」

アルミン
「エレン、パンのことはもういいんだ！ありがとう！！」

ミカサ「エレン、私たちも帰ったほうがいい」

エレン「お前らは先帰ってろ！」

ミカサ「エレン！待って！！」

「エレンーーーーーーーーーー！」
・
・

ミカサ「ハッ…」

アルミン「ミカサ…！」

ミカサ「アルミン！エレンはどこ！？」

アルミン「ミカサ、落ち着いて！
動くんじゃない！まだ怪我の具合が分からないだろ…」

ミカサ「どこ！？」

アルミン「エレンは連れ去られたよ…ユミルも…ベルトルトとライナーに…」

「エレンは…鎧の巨人に負けた…それからもう5時間も経ってる…」

その後を追っているの？

アルミン「いいや」

ミカサ「どうして！？」

アルミン「馬をあちら側に運べないからだ」

「エレンを取り戻すには　馬をあちら側に移すリフトがここに来るのを待つしかない」

「ハンジ分隊長や他の上官が重傷で動けないでいる
小規模でも索敵陣形を作るには…一人でも多くの人手が必要なんだ
手練れは特に…　わかったかい？」

ミカサ「は…またこれか…」

アルミン「どこか痛いの？」

ミカサ「いや頭を強くぶつけたようだけど…大丈夫」

「エレンがアニに攫われた時　私はすぐに追いかけリヴァイ兵長と戦って…　やっと…
それでようやく取り戻せた　でも…5時間も経ったあとでは…」

ミカサ
「ねぇ…アルミン…何で…
エレンはいつも私たちから遠くに行くんだろう」

アルミン
「そういえばそうだね　エレンは昔っから一人で突っ走って行くんだ　僕らを置いて」
「きっとそういう星の下に生まれついたんだよ…エレンは」

ミカサ
「…私はただ　そばにいるだけでいいのに」
「それだけなのに…」

ハンネス「ミカサ　気がついたのか」

「腹減っただろ　ほら　食え」

「まぁいつもの野戦糧食しかねぇが…まずくもうまくもねぇ…いつも通りだ」」

ハンネス
「まぁいつものことじゃねぇか」
「あのワルガキの起こす面倒の世話をするのは昔っからお前らの役目だろ？腐れ縁ってやつだよ」

「まったく…　お前らは時代とか状況は変わってんのに…やってることはガキンチョの頃のままだぜ」

「だろ？」

「ただな…　勝った所はついぞ見たことねぇが…負けて降参した所も見たことがなかった」

「あいつは時々俺でもおっかねぇと思うぐらい執念が強ぇ　何度倒されても何度でも起き上がる」

「そんな奴がだ…　ただ大人しく連れ去られて行くだけだと思うか？
いいや力の限り暴れまくるはずだ　ましてや敵はたったの二人だ　相手が誰であろうと手こずらせ続ける」

「俺やお前らが来るまでな！エレンはいつもそうだろ！」

ハンネス「俺はあの日常が好きだ…」

「エレンに言わせりゃそんなもんはまやかしの平和だったのかもしれんが
やっぱり俺は役立たずの飲んだくれ兵士で十分だったよ…」

「あの何でもない日々を取り戻すためだったら…俺は何でもする」

「どんだけ時間がかかってもな…」

ハンネス
「俺も行くぞ
お前ら3人が揃ってないと　俺の日常は戻らねぇからな」

ドドドドドドドド

ミカサ「来た！」

モブリット「あれは…」

モブリット「エルヴィン団長！憲兵団まで…」

アルミン
「クリスタ　やっぱり君には残ってほしいんだけど…」

クリスタ
「何度も言ってるけどそれは無理　ユミルが攫われたのに　ここで待つなんてできない」

コニー
「クリスタの言う通りだぜ…アルミン　俺達には奴らを追いかける理由が多すぎだろ
俺はまだ信じらんねぇからよ…ライナーもベルトルトも敵だったなんて」

モブリット「エルヴィン団長！間に合ったのですね…！」

エルヴィン「状況は変わりないか？」

モブリット「へ…？ハンジさん！？」

ハンジ「モブリット…地図を…」

ハンジ
「ここに小規模だが巨大樹の森がある　そこを目指すべきだ」
「まぁ…鎧の巨人の足跡は隠しようがないと思うけど　多分、彼らはここに向かいたいだろう」

エルヴィン「なぜだ？」

ハンジ
「賭けだけど…巨人化の力があっても　壁外じゃ他の巨人の脅威に晒されるようだし
あれだけ戦った後だから　エレンほどじゃなくても　えらく消耗してるんじゃないかな」

「彼らの目的地をウォール・マリアの向こう側だと仮定しようか」

「さらに…その長大な距離をわたり　進む体力が残ってないものと仮定してみよう
どこか…巨人の手が届かない所で休みたいと思うんじゃないか？」

「巨人が動かなくなる夜まで！」

ライナー「おうエレン　起きたか」

・
・

「夜までだ！」

「夜までにこの森に着けば　まだ間に合うかも知れない－！」

エルヴィン「行くぞ！」